![近大が2点ビハインドをひっくり返した]()
第97回関西学生サッカーリーグ1部
第97回関西学生サッカーリーグ1部の後期第6節が19、20日に行われた。
近畿大は
阪南大に3-2で勝利。今季4勝目とし、自動降格圏内の11位から入れ替え戦圏内の10位に順位を上げた。
近大は連勝中の阪南大に前半から猛攻を受ける。FW
山口拓真(3年=西武台高)に前半3分に先制点を決められると、同42分にはPKを沈められ、0-2で前半を折り返す。しかし後半から反撃スタート。後半6分、CKからMF増田隼司(3年=東海大翔洋高)が1点を返すと、同20分にはMF
川畑隼人(4年=履正社高)がPKを決め、2-2と試合を振り出しに戻す。さらにその3分後にはMF
田村和玖人(2年=東福岡高)が千金の逆転弾。3-2と試合をひっくり返した。
首位を走る
大阪体育大は6位の
関西大と対戦。前半23分にはFW
林大地(4年=履正社高/鳥栖内定)がPKで先制に成功する。1-0で折り返した後半4分にはMF西田恵(4年=関大北陽高/金沢内定)が、さらに同12分には林のアシストからMF
小塚祐基(3年=帝京長岡高)が右足シュートを決め、3-0と点差を広げた。しかしその後は18分にPKで関大FW
高橋晃平(4年=草津東高)に失点を許すと、25分にはMF
沼田駿也(2年=摂津高)に2失点目を食らってしまう。
追い上げを食らった大体大だが、3-2で逃げ切って後期全勝をキープ。次節も勝利すれば4位以上が確定し、全日本大学選手権(インカレ)出場権を手にすることができる。
3位の
関西学院大は8位の
大阪産業大に3-1で勝利した。1-1で迎えた後半25分、MF
山本悠樹(4年=草津東高/G大阪内定)が勝ち越し弾を挙げると、さらに同32分にはPKを決めてダメ押しの3点目。今節引き分けた2位・
びわこ成蹊スポーツ大と同勝ち点31となり、得失点差で順位を逆転させた。
4位の
立命館大は10位の
大阪経済大に3-0の快勝。後半5分にFW
鈴木太我(3年=桐光学園高)がヘディングシュートで先制点を叩き込むと、同45分にはDF
小松拓幹(4年=阪南大高)もヘディングシュートで2点目を挙げる。さらにその1分後にFW
明比友宏(2年=広島ユース)がダメ押し弾を決め、持ち味の攻撃力を発揮した。
なお、今月12日に台風19号の影響で延期となっていた後期第5節の代替試合日が決定。関学大対近大、大体大対大産大は今月30日に、びわこ大対大経大、阪南大対
京都産業大は31日に開催される。
結果は以下のとおり
【後期第6節】
(10月19日)
[J-GREEN堺・天然芝フィールド]
阪南大 2-3
近畿大
[阪]
山口拓真2(3分、42分)
[近]増田隼司(51分)、
川畑隼人(65分)、
田村和玖人(68分)
関西学院大 3-1
大阪産業大
[関]
安羅修雅(28分)、
山本悠樹2(70分、77分)
[大]赤塚ミカエル(29分)
[高槻市立萩谷総合公園サッカー場]
びわこ成蹊スポーツ大 1-1
桃山学院大
[び]
青山景昌(51分)
[桃]佐藤碧(70分)
大阪体育大 3-2
関西大
[大]
林大地(23分)、
西田恵(49分)、
小塚祐基(57分)
[関]
高橋晃平(63分)、
沼田駿也(70分)
(10月20日)
[J-GREEN堺・天然芝フィールド]
京都産業大 1-1
関西福祉大
[京]
田尻京太郎(19分)
[関]長井元輝(87分)
立命館大 3-0
大阪経済大
[立]
鈴木太我(50分)、
小松拓幹(90分)、
明比友宏(90分+1)
●延期となった後期第5節の代替日は以下のとおり
(10月30日)
[ヤンマーフィールド長居]
関西学院大 11:30 近畿大
大阪体育大 14:00 大阪産業大
(10月31日)
[J-GREEN堺・天然芝フィールド]
びわこ成蹊スポーツ大 11:30 大阪経済大
阪南大 14:00 京都産業大
●第97回関西学生リーグ特集