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162cmの小さなアタッカーMF桂陸人、プレミアリーグ選抜主将の経験も次への糧にプレミアリーグ選抜の主将、MF桂陸人(広島ユース)は大柄な相手に対してもドリブルでチャレンジ

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プレミアリーグ選抜の主将、MF桂陸人(広島ユース)は大柄な相手に対してもドリブルでチャレンジ
[1.31 練習試合 プレミアリーグ選抜 8-1 プロ:ダイレクトアカデミー セント・ジョージズ・パーク]

「身体の小さなサッカー少年に夢と希望を与える選手になっていきたい」。登録162cmの小さなアタッカー、MF桂陸人(広島ユース3年)がイングランドでプロへの再挑戦をスタートさせている。

「NIKE NEXT HEROプロジェクト」プレミアリーグ選抜の主将としてイングランド遠征に参加している桂は、この日の午前中にFA(イングランドサッカー協会)コーチから学んだことを午後の練習試合で早速実践。コンビネーションやシュートの意識を持って試合に臨んだMFが、先制点を挙げた。

 前半5分、MF山田楓喜(京都U-18 2年)のシュートのこぼれ球に反応して先制点。自分よりも大柄な選手たちとの対戦だったが、「僕は小さいので、いつも大きな相手とやっている。自分みたいな小さな選手が懐に入り込まれるのが大きい選手からしたら本当に嫌だと思うので、そこは昔から意識しています」という桂は連係での崩しを意識しながらチャンスがあれば、強引に相手の前に潜り込んでクロス、ラストパスまで持ち込んでいた。

 前線からの献身的な守備、精度の高いキック含めて存在感ある動きを見せた桂は、かつてU-15日本代表、U-16日本代表の常連で、16年のAFC U-16選手権では現U-20日本代表候補のGK谷晃生(G大阪)やFW久保建英(FC東京)らとともにアジアベスト4を経験。昨年は広島ユースの10番を背負ってプレミアリーグチャンピオンシップ優勝を経験した。だが、17年以降は年代別代表から遠ざかり、トップチーム昇格も勝ち取ることができず。プロの壁が高いことを痛感した。

 それでも「ここで落ち込んでいるようじゃプロには絶対になれない」と切り替えて、強豪・順天堂大からプロ入りを目指す。その新シーズン前に実施されているプレミアリーグのイングランド遠征では、3年間指導を受けてきた岩成智和監督(広島ユース)から主将に指名され、色々な選手がコミュニケーションを取れるように食事の席順や下級生との会話から意識。「指名されたのでやるしかないです。キャプテンを経験することで次のステージでもリーダーシップを持ってやっていきたい」と貴重な経験を次に繋げる意気込みだ。

 1日の遠征最終戦はより特長であるドリブルをより出していく構えだ。トップ昇格を逃した経験は「苦労してきた中での結果なので悔しい」というもの。その悔しさや「小さなサッカー少年たちのために」という思いもエネルギーも力に、アピールできる場所でアピールを続ける。

(取材・文 吉田太郎)

「もがき続けた17年間」DF坪内が群馬で現役引退…神戸のスクールコーチに就任DF坪内秀介が現役引退

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DF坪内秀介が現役引退
 ザスパクサツ群馬は1日、退団が決まっていたDF坪内秀介(35)が現役を引退することを発表した。2月1日からヴィッセル神戸のスクールコーチに就任したこともあわせて発表された。

 群馬県高崎市出身の坪内は前橋育英高から2002年にヴィッセル神戸に入団。6シーズン在籍すると、その後は札幌、大分、大宮、新潟、磐田とJクラブを渡り歩き、2016年に地元の群馬に完全移籍で加入。3年間在籍したが、契約満了が発表されていた。クラブを通じて、以下のコメントを発表している。

「2018シーズン限りで引退することを決断しました。まず、プロになるまで不自由なくサッカーをさせてくれた父と、身の回りの世話などしてくれた母に感謝したいと思います。ありがとうございました。FCイーグル、高松中、前橋育英の指導者の方々の愛のある指導おかげで夢だったプロになることが出来ました。

 そしてヴィッセル神戸、コンサドーレ札幌、大分トリニータ、大宮アルディージャ、アルビレックス新潟、ジュビロ磐田、ザスパクサツ群馬と、たくさんのチームでプレーすることができました。それぞれクラブのチームメイト、サポーター、クラブの関係者の皆さん、スポンサーの方々、本当にお世話になりました。

 17年間、もがき続け毎日必死にやってきました。悔しいことや辛いこと、貢献できずにチームメイトやクラブに迷惑かけてしまった方が多かったプロ生活でしたが、その思いが強い分、数少なかったですが結果が出てホッとしたことや嬉しかったこと、仲間に恵まれ幸せな瞬間に立ち会えたことが、悔しかったことを含め何事にも代えがたい素敵な思い出となってくれています。

 どんな時も笑顔で支えてくれながら二人三脚で一緒に闘ってくれた妻と、毎日笑顔で頑張ってと送り出してくれた子供たち、家族みんなのおかげで最後まで走りきることができましたし、一緒に喜怒哀楽を共有できた事がなにより幸せでした。これからの人生、自分に矢印を向けて笑顔で謙虚にひたむきにやっていけたらなと思います。今までかかわっていただけた方々に感謝の気持ちしかありません。本当にありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願いします」

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「NIKE NEXT HEROプロジェクト」プレミアリーグ選抜がイングランドで「考える」「試合を決める」力向上に挑戦中プレミアリーグ選抜がイングランドで奮闘中だ

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プレミアリーグ選抜がイングランドで奮闘中だ
 高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2018で活躍した選手や、2年生の推薦選手を中心に構成されたプレミアリーグ選抜が現在、イングランド遠征を行っている。

 これは、日本サッカー協会とJFA Youth & Development Programmeオフィシャルパートナーである株式会社ナイキジャパンによる「NIKE NEXT HEROプロジェクト」の一環。世界で戦う次世代の選手育成を促進することを狙いとし、MF桂陸人(広島ユース3年)、CB河井哲太(G大阪ユース3年)、FW森海渡(柏U-18 3年)、FW齊藤聖七(清水ユース3年)、MF前田泰良(鹿島ユース 3年)ら高校年代最高峰のリーグ戦「プレミアリーグ」でプレーした選手たちに、「ナイキ ファントム キャンプ」(高校生の逸材発掘イベント)の優秀選手MF高木一史(JFAアカデミー福島U-18 2年)を加えた20名が、29日からイングランド代表の本拠地であるセント・ジョージズ・パークでトレーニングを実施している。

 現地時間31日午前には、FA(イングランドサッカー協会)のマーティン・ハリソンコーチ(アフィリエイト トゥーター/FAメンター/FAコミュニティーコーチ)の指導の下、室内のフルコートピッチで約2時間のトレーニング。室内でも零下4度という厳しい冷え込みの中で、選手たちは自分たちで「考えること」にフォーカスされたメニューを行った。

 トレーニング前には、イングランドの各カテゴリーの代表選手たちに強調され、またスカウティングの際の参考にもされているという4カラー、「テクニカル」「フィジカル」「メンタル」「ソーシャル/コミュニケーション」への意識付けから行われた。現イングランド代表のエースFWハリー・ケインのU-21代表時代などの映像から、ボールを失った後に追わない選手、逆に激しくボールを追い続ける選手、試合終盤でも落ち着いてボールを繋ぐ技術とメンタリティー、スタッフも含めてゴールを全員で喜ぶシーンなどをチェック。4コーナーの重要性を確認した選手たちは、それを意識しながら7対7対6や、9対9のポゼッションゲーム、そしてマーティンコーチから数人の選手、コーチにタスクを与えられての9対9のミニゲームを実施した。

 マーティンコーチは幾度もプレーを止め、プレミアリーグ選抜のコーチ陣、選手に繰り返し説明しながらの2時間。練習の意図について、マーティンコーチは「コーチに考えてもらうことがまず第一ですね。そして、選手に分かってもらいたかったことは、サッカーはフィジカルとテクニカルなことだけではないということです。頭を使って、メンタルの部分で考えて欲しかった。メンタリティーの部分について触れました」と説明していた。

 ミニゲームでは選手数人に「シュートを打つ」「クロスを上げる」など個人としてチャレンジすべきタスクを与えた一方、各チームを率いたコーチにもチームでの中央からの崩し、カウンターなどのタスクを与え、それぞれの達成回数も得点に。選手は頭で考え、バランスを取りながら自分のタスクと、コーチからのタスクの両方を実行しようとしていた。マーティンコーチによると、プレミアリーグ選抜の技術レベルはイングランドの同年代の選手と変わらないという。当初、コーチの目には「考える」ことが明らかに不足しているように映ったようだが、最初の鬼ごっこ形式のものからメニューを重ねるごとに選手たちは「考える」ことを実践、表現できるようになっていった。

 ナイキフットボールの今季のコンセプトは「GAMEOVER」。試合を一撃で終わらせるような技術とマインドセットを持った「試合を決める」選手の輩出を今回のイングランド遠征でも目指している。マーティンコーチの言う「試合を決める選手」は「ポジションでプレーする選手ではなくて、フットボール自体ができる選手」。MFでも、FWでも、どのようなプレッシャーでも同じようにプレーできる選手であることが、試合を決める力を発揮することに繋がるようだ。

 プレミアリーグ選抜は、31日午後にナイキが提携するプロ:ダイレクト アカデミーとトレーニングマッチを実施。選手たちは学んだ「考える」ことを実践しつつ、自分のストロングポイントも出し切って試合を決める。

(取材・文 吉田太郎)
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「GAMEOVER」させる一撃を。2年連続プレミア選抜選出のFW森海渡が2ゴールプレミアリーグ選抜FW森海渡(柏U-18)は2得点の活躍

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プレミアリーグ選抜FW森海渡(柏U-18)は2得点の活躍
[1.31 練習試合 プレミアリーグ選抜 8-1 プロ:ダイレクトアカデミー セント・ジョージズ・パーク]

 イングランド遠征メンバー20人中唯一、2年連続で「NIKE NEXT HEROプロジェクト」プレミアリーグ選抜に選出されているFW森海渡(柏U-18 3年)が、2得点を叩き出した。

 序盤から正確なポストプレーでチャンスを演出していた森は11分、中盤で前を向くとパス交換から右足シュートをゴール左隅に叩き込んだ。さらに38分にも右SB大越寛人(広島ユース3年)の絶妙なクロスから頭でゴール。昨年のプレミアリーグ選抜イタリア遠征2試合で4ゴール3アシストと大暴れしていた森は、再び欧州でゴールを連発した。

 より決めるチャンスがあったため、本人は納得していなかったが、「試合に入る前からどんどん打って行こうと思っていたので、入って良かった」。この日は前半の45分間だけのプレーだったが、U-17日本代表歴も持つストライカーは「試合を決める」仕事をして初戦を終えた。

 FWロベルト・レワンドフスキ(バイエルン)に憧れる森は、得点へのこだわりがある。「きょうは獲れましたけれども、昨シーズン振り返ると、プレミアリーグでもシーズン通じて獲れていなくて(EASTで得点ランキング2位タイの7得点)、もっと決めきる力を身に着けていかないといけないと思っています。チームがどんなに苦しくても、自分ひとりで決め切るような力がなければ、トップ選手にはなれない」と口にする。

 自分一人でもゴール、試合を決める選手になること。それは、ナイキフットボールの今季のコンセプト「GAMEOVER」にも繋がる。試合を一撃で終わらせるような技術とマインドセットは森が今回のイングランド遠征だけでなく、大学進学後も追い求めていくテーマだ。「FWは『点獲ってナンボ』だと思うので、もっと点獲っていけるようにしないといけない」。柏U-18の同期で先にプロ入りしたDF杉井颯やMF山田雄士、そしてベンフィカでの挑戦をスタートするGK小久保玲央ブライアンに負けない日々を過ごし、試合を決める力を身に着けて4年後にプロ入りを勝ち取る。

(取材・文 吉田太郎)
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アーセナルにレンタル移籍のD・スアレスが想い語る「エメリは世界最高峰の監督」アーセナルに移籍したMFデニス・スアレス

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アーセナルに移籍したMFデニス・スアレス
 バルセロナのMFデニス・スアレスがアーセナルに今季終了までレンタル移籍することが公式に発表された。

 英『ミラー』によると、アーセナル加入が決まる前、D・スアレスは2021年6月30日までバルセロナとの契約を延長していた。アーセナルはD・スアレスの給与を支払うことになっており、買い取りオプションも付いている。背番号は「22」に決定した。

 D・スアレスは今シーズン公式戦8試合の出場にとどまり、セビージャ時代に指導したウナイ・エメリ監督率いるアーセナルが獲得に興味を示していた。エメリ監督は教え子との“再タッグ”を歓迎している。

「デニス・スアレスが加入してくれて、私たちもとても喜んでいる。よく知っている選手だし、彼とはセビージャで一緒にやっていたこともある」

「彼はクオリティをチームにもたらしてくれるし、さまざまな攻撃のオプションを加えてくれるだろう。チームの助けになるのは間違いないはずだ」

 一方、D・スアレスも「小さい頃、アーセナルは僕に刺激を与えてくれるチームだった。ベルカンプやアンリをよく観ていたよ。まさにレジェンドという選手だ」と語る。

「ウナイ・エメリ監督とはとてもいい関係にある。セビージャでも一緒にやっていたし、欧州杯も獲った。とても多くを要求してくる監督で、現時点で世界最高峰の監督だと思う。彼と再び働くチャンスができてとてもうれしいよ。シーズンの残りを僕にとってもクラブにとってもいいものにしていきたい」

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豪快ヘッドと好フィード、こぼれ球には頭から…。CB河井は「どこかにチャンスが落ちている」と全力プレーCB河井哲太(G大阪ユース)は目の前のチャンスで全力アピール

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CB河井哲太(G大阪ユース)は目の前のチャンスで全力アピール
[1.31 練習試合 プレミアリーグ選抜 8-1 プロ:ダイレクトアカデミー セント・ジョージズ・パーク]

「なりさん(岩成智和監督)にも話してもらったんですけれども、『どこで何が見られているか分からない』。『どこかにチャンスが落ちている』と思って全力でやっています」

「NIKE NEXT HEROプロジェクト」プレミアリーグ選抜の一員としてイングランド遠征に参加しているCB河井哲太(G大阪ユース3年)は、31日午後の練習試合で1ゴール。前半6分に左CKから豪快なヘディングシュートを叩き込んだ。

 24分には、右CBの位置から対角線のフィードを左ハイサイドへピタリ。「ガンバでやっていた武器なので。自信があります」というキックには、地元の観客からも拍手が起こっていた。さらに相手の抜け出しを一発のスライディングタックルで止めたシーンが2度。混戦で倒れ込んでいる際に、接触を怖れることなくセカンドボールを頭で味方に繋ごうとするシーンもあった。

 マンチェスター・ユナイテッドのスカウトも訪れていた試合で「どこかにチャンスが落ちている」と100パーセントのプレー。2年時にJ3で14試合出場1ゴールを記録しているCBは、細かなミスもあったが、自分の良さに加えて勝利、ボールへの執着心の部分も発揮した。

 大阪弁でコミュニケーションを取り、自分から発信することも意識しながらのイングランド遠征。プレミアリーグ選抜での活動をチャンスと捉えて意識高く過ごしてきたCBは、1日の最終戦へ向けて「時間があるので、もっと話し合ってチーム一丸となって勝ちたい」。最終戦も全力で戦い、勝って遠征を終える。

(取材・文 吉田太郎)
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清水MF西村恭史が練習試合で負傷、靭帯損傷で全治6週間

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[故障者情報]

 清水エスパルスは1日、MF西村恭史(19)の負傷を発表した。

 クラブ公式サイトによると、西村は1月29日の静岡産業大との練習試合で負傷。静岡市内の病院で検査を行った結果、左膝内側側副靭帯の損傷と判明した。全治まで6週間を要するという。

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秋田、FW安芸銀治のクラムリン・ユナイテッドへの移籍を発表FW安芸銀治が海外挑戦へ

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FW安芸銀治が海外挑戦へ
 ブラウブリッツ秋田は1日、FW安芸銀治(24)がアイルランド3部リーグのクラムリン・ユナイテッドに移籍することを発表した。

 安芸は2017年に流通経済大から秋田に加入し、18シーズンはラインメール青森に期限付き移籍していた。しかし、昨季限りで秋田、青森ともに契約満了となっていた。

 安芸は自身のブログ(https://note.mu/ginji101010/n/n433335e2912f)を更新。アイルランドリーグを選択した理由について、「1番困難であり、ワクワクする選択肢だった」と明かしている。

●FW安芸銀治
(あき・ぎんじ)
■生年月日
1994年6月4日(24歳)
■身長/体重
181cm/74kg
■出身地
千葉県
■経歴
習志野高-流通経済大-秋田-青森-秋田
■出場歴
J3リーグ:7試合0得点
JFL:15試合1得点

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選手権準V、後追って来た関川のプロ入りも刺激に。2年生MF八木はイングランド遠征で貪欲に吸収続けるプレミアリーグ選抜のMF八木滉史(流通経済大柏高)は練習試合の中でも学び、成長

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プレミアリーグ選抜のMF八木滉史(流通経済大柏高)は練習試合の中でも学び、成長
[1.31 練習試合 プレミアリーグ選抜 8-1 プロ:ダイレクトアカデミー セント・ジョージズ・パーク]

 MF八木滉史(流通経済大柏高2年)は、高校選手権決勝で惜敗してから2週間で「NIKE NEXT HEROプロジェクト」プレミアリーグ選抜のイングランド遠征に参加。「自分たちの中で(選手権準優勝)はショックという部分が大きい。でも、自分はまだ2年なので落ち込んでいる暇はない」というMFは、イングランドでの活動、選抜メンバーの大半を占めるJアカデミーの有力選手から貪欲に吸収するつもりで遠征に参加している。

 この日の練習試合ではダブルボランチの一角として先発出場、後半には右SBでもプレーした。前半途中には、岩成智和監督(広島ユース)からポゼッションの際に中央から横へ広がってボールを受ける形をアドバイスされ、早速実行。自分がスペースでボールを受けて前を向き、好パスに繋げたり、自分がおとりになることでSHやFWに良い形で前を向かせたりするなど学び、成長する練習試合になった。

 一方で「流経でやってきたことをプラスアルファで出す」ことを意識していたという八木は、攻守に渡ってのハードワークを徹底。守備時には日本で対戦するよりも身体が強く、身長の高い相手に対して考えながらプレーしていた。ボールをキープする相手選手たちの顔が上がらず、ボールばかり見ていることを確認すると、タイミングを見て一気にアプローチ。そして、身体の強い相手に個で取り切ることを狙うよりも、ボールをつついて味方に繋ぐことでより確実にマイボールにしていた。

 自身が入ったことのない年代別日本代表選手たち、そしてJアカデミーの選手たちとの海外遠征。刺激を受けた選手もいる。「桂陸人くんだったりは、身長が小さくてリーチでは全然ないのに、あれだけ前でボールをおさめて、裏へ走り回って、相手は足が長いのにそれをドリブルでかわす間合いの取り方だったりは、大事だなと思った。小さくても自信に繋がる部分がある」。170cmの自身よりも10cm近く小柄なMF桂陸人(広島ユース3年)らのプレーからも学んだことを、自分の成長に結びつけたい考えだ。

 流経大柏から鹿島入りしたCB関川郁万(3年)は、八木にとってFC多摩ジュニアユース時代からの先輩だ。流経大柏からはGK猪瀬康介(3年)が琉球へ、FC多摩の先輩ではFW宮崎純真が甲府入りを果たしている。

 身近な先輩のプロ入り。今回のプレミアリーグ選抜イングランド遠征は、彼らに続くためのスタートでもある。「この合宿に来る人は、プロに上がる選手はいないんですけれども、そこに近かった人が多いのは分かっている。何かしら足りないところもあると思うけれども、(彼らが)プロに通用する部分は必ずあると思う。良いところは吸収しつつ、今まで一番見ていた(関川)郁万たちがプロに行くのは意識しますし、自分も行きたいと思っているので、自分に足りないところを見つめてしっかり成長していけたらいい」。残り1日も全力で吸収し、プロ入り、2年連続準優勝に終わっている選手権制覇への力にする。

(取材・文 吉田太郎)
●高円宮杯U-18サッカーリーグ2018 プレミアリーグ特集
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イングランド遠征で成長中のプレミアリーグ選抜20選手(20枚)プレミアリーグ選抜のキャプテンを務めるMF桂陸人(広島ユース3年)は推進力のある動き

「NIKE NEXT HEROプロジェクト」プレミアリーグ選抜はFAコーチの指導受け、練習試合は8発快勝(20枚)地元クラブとの練習試合は8ゴールで大勝

eスポーツの国体予選概要が発表! 『ウイイレ』など3タイトルで47都道府県代表を決め、10月の本戦へeスポーツの国体予選概要が発表! 『ウイイレ』など3タイトルで47都道府県代表を決め、10月の本戦へ

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eスポーツの国体予選概要が発表! 『ウイイレ』など3タイトルで47都道府県代表を決め、10月の本戦へ
 日本eスポーツ連合(JeSU)は1日、今年10月に開催される第74回国民体育大会「いきいき茨城ゆめ国体」の文化プログラム『全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2019 IBARAKI』のエントリー情報を発表した。競技種目は『ぷよぷよeスポーツ』、『ウイニングイレブン2019』、『グランツーリスモSPORT』の3タイトルとなる。

 『ぷよぷよeスポーツ』は1日からエントリーが開始した。5月から「小学生の部」では全国8ブロックで予選を、「一般の部」では47都道府県で予選を行い、代表を決定していく。

 『ウイニングイレブン2019』は2月中旬にエントリーがスタート。3~5人でチームを組み、高校生までの「少年の部」と「オープンの部」に分かれて、4月から予選を行って各都道府県の代表を決定する。

 『グランツーリスモSPORT』は3月からエントリーが始まり、予選は4月に開催予定。6歳以上18歳未満の「少年の部」と18歳以上の「一般の部」に分かれ、各都道府県の代表を決定させていく。

 対戦型ゲームを使って競技を行う『eスポーツ』は急速に世界で普及中。全世界の競技人口は1億人を超えるといわれており、国際大会も多く行われるようになった。2018年9月にジャカルタ(インドネシア)で開催されたアジア大会では、デモンストレーション競技として初採用。日本代表は『ウイニングイレブン2018』で金メダル獲得の快挙を成し遂げた。

 国体で開催されるイベント行事のひとつ『文化プログラム』で初採用されたeスポーツ。その文化プログラムとしても、全国47都道府県で予選を実施する初めての試みとなる。

・以下3タイトルのエントリー詳細
『ぷよぷよeスポーツ』(1日よりエントリー開始)
http://puyo.sega.jp/portal/eSports/tournament/20181227_001815/

『ウイニングイレブン2019』(2月中旬からエントリー開始予定)
https://e-football.konami.net/kokutai2019/

『グランツーリスモSPORT』(3月からエントリー開始予定)
https://www.jp.playstation.com/events/gran-turismo-sport-kokutai2019/

相模原DF工藤祐生が現役引退、「自分らしく歩んで来れたサッカー人生」DF工藤祐生が現役引退を発表

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DF工藤祐生が現役引退を発表
 SC相模原は1日、DF工藤祐生(32)の現役引退を発表した。工藤は昨年12月に相模原と契約満了となり、退団していた。

 クラブ公式サイトでは、工藤のコメントを掲載。「サッカーを始めて29年、プロになって10年、本当に大好きなサッカーのおかげで色んな方々に出会えた事が僕の財産です」と語り、感謝を伝えている。

「サッカーの楽しさを教えてくれたかわいサッカークラブ、自分の原点共和サッカークラブ、上には上がいると知った横浜F・マリノスJY、プロ入りを本格的に意識した桐光学園、東京農業大学、プロとしての厳しさを思い知った栃木SC、そして全てを賭けて戦ったSC相模原」

「それぞれ在籍時にご指導くださった方々、共に戦った仲間たち、先輩方、後輩たち、関係者の皆さん、プロになりクラブを支えてくださるスポンサー企業、ボランティアスタッフの方々、応援していただいたファン・サポーターの方々、とにかく今まで自分に関わっていただいた全ての方々に感謝申し上げます。本当にありがとうございました」

「決してサッカー選手として成功できたとは言えませんが、自分らしく歩んで来れたサッカー人生だったのかなと思っています。これからのことは、これだ。ってまだ決めきれてませんが、自分らしく感謝の気持ちを忘れずに歩んでいきたいと思います。本当にありがとうございました」

●DF工藤祐生
(くどう・ゆうせい)
■生年月日
1986年4月5日(32歳)
■身長/体重
185cm/78kg
■出身地
神奈川県相模原市
■経歴
共和SC-横浜FM新子安-桐光学園高-東京農業大-栃木-相模原
■出場歴
J2リーグ:1試合0得点
J3リーグ:117試合6得点

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横浜FM、ブラウンノア賢信ら下部組織5選手を2種登録FWブラウンノア賢信ら5選手が2種登録に

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FWブラウンノア賢信ら5選手が2種登録に
 横浜F・マリノスは1日、横浜F・マリノスユースのFWブラウンノア賢信(17)、DF池田航(17)、GK小澤俊介(16)、FW津久井匠海(16)、GK寺門陸(16)の5選手を、Jリーグ公式戦に出場可能な第2種の所属選手として登録したことを発表した。

●FWブラウンノア賢信
(Browne Noah けんしん)
■生年月日
2001年5月27日(17歳)
■身長/体重
188cm/74kg
■出身地
カナダ
■経歴
ヴィトーリア目黒FC-横浜FM Jrユース追浜-横浜FMユース

●DF池田航
(いけだ・こう)
■生年月日
2001年7月4日(17歳)
■身長/体重
177cm/70kg
■出身地
神奈川県
■経歴
横浜FM プライマリー追浜-横浜FM Jrユース追浜-横浜FMユース

●GK小澤俊介
(おざわ・しゅんすけ)
■生年月日
2002年4月10日(16歳)
■身長/体重
184cm/70kg
■出身地
東京都
■経歴
横浜FMプライマリー-横浜FM Jrユース追浜-横浜FMユース

●FW津久井匠海
(つくい・たくみ)
■生年月日
2002年4月30日(16歳)
■身長/体重
178cm/72kg
■出身地
群馬県
■経歴
江南南サッカー少年団-クマガヤサッカースポーツクラブ-横浜FMユース

●GK寺門陸
(てらかど・りく)
■生年月日
2002年11月23日(16歳)
■身長/体重
179cm/68kg
■出身地
神奈川県
■経歴
JFC FUTURO-横浜FM Jrユース-横浜FMユース

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群馬FW平繁龍一が現役引退…今後は広島のアカデミー普及部コーチにFW平繁龍一が現役引退を発表

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FW平繁龍一が現役引退を発表
 ザスパクサツ群馬は1日、FW平繁龍一(30)の現役引退と、サンフレッチェ広島のアカデミー普及部コーチに就任することを発表した。

 平繁は昨シーズンに4年ぶりとなる群馬復帰となったが、リーグ戦の出場は4試合にとどまっており、昨年12月に契約満了となっていた。クラブ公式サイトで、平繁は「ザスパクサツ群馬スポンサーの皆様、ファン、サポーターの皆様からの期待に応えられずこのような報告になり申し訳ない気持ちでいっぱいです」とコメントを掲載している。

「一度ザスパクサツ群馬を離れた僕を再び暖かく迎えてくれたファン、サポーターの皆様には本当に感謝しています。ザスパクサツ群馬でもう一度プレーすると決意した日に自分がJ2昇格に貢献できなかった時は現役を引退する事を意識しないといけないと思いました」

「昨年は辛い1年でしたが2013、2014年にザスパクサツ群馬でサポーターの皆様と試合に勝利した時の喜びや感動、敗けた時の悔しさを共有できた2年間を忘れる事はないと思います」

「プロサッカー選手として学んだ多くの事をこれからの人生に生かしていきたいと思います。12年間でお世話になった皆様本当にありがとうございました」

●FW平繁龍一
(ひらしげ・りゅういち)
■生年月日
1988年6月15日(30歳)
■身長/体重
173cm/70kg
■出身地
広島県
■経歴
広島Jrユース-広島ユース-広島-徳島-広島-東京V-広島-群馬-熊本-富山-群馬
■出場歴
J1リーグ:32試合2得点
J2リーグ:177試合41得点
J3リーグ:17試合0得点
カップ戦:12試合3得点
天皇杯:12試合4得点

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Article 100

横浜FCのアカデミーコーチに貞富信宏氏、野崎陽介氏が就任

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 横浜FCは1日、2019シーズンのアカデミーコーチに貞富信宏氏(39)と野崎陽介氏(33)が就任することを発表した。

 クラブ公式サイトを通じて、貞富氏は「今年からU12強化カテゴリーを担当することになりました貞富信宏です。ユース、ジュニアユースと連携して、一貫した横浜FCのメソッドを伝えていきます。そして将来横浜FCを支え、世界に羽ばたいていくような選手の育成を目指して努力していきます」とコメントしている。

 また、野崎氏も「この度、横浜FCフットボールアカデミースタッフに就任いたしました野崎陽介です。もう一度横浜FCで指導者として、関わらせていただけることに感謝しています。トップチームはもちろんですが、アカデミーにも声援をよろしくお願いします」と意気込みを伝えている。

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鹿島がNTTドコモとスポンサー契約、今後は「スマートスタジアム化推進」など4分野で協業鹿島がNTTドコモとスポンサー契約

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鹿島がNTTドコモとスポンサー契約
 鹿島アントラーズは1日、NTTドコモと2019シーズンのクラブオフィシャルスポンサー契約を締結したことを発表した。

 クラブ公式サイトによると、契約締結により「ホームタウン・フレンドリータウン活性化事業」「スマートスタジアム」「映像テクノロジー」「デジタルマーケティング」の4分野において協業を推進していくという。


・以下、4分野協業の詳細
①ホームタウン・フレンドリータウン活性化事業
クラブが参画する「一般社団法人アントラーズホームタウンDMO」を通じて、NTTドコモの地方創生に関する知見やICTテクノロジーを取り入れ、スポーツをフックとしたホームタウン・フレンドリータウンへの交流人口増加による地域活性、ホームタウンである鹿行地域の活性化に向けた取り組みを強化する

②スマートスタジアム
NTTドコモの技術やサービスを活用し、2017年7月に高密度Wi-Fi網を設置した県立カシマサッカースタジアムのスマートスタジアム化推進、観戦体験価値の向上につなげる

③映像テクノロジー
5G登場やAI技術の活用など、今後大きな進化が見込まれる映像テクノロジー分野において、クラブ公式メディアの動画コンテンツ配信や、クラブによる中継制作などの実績を活かしながら、新しいエンターテインメント体験の実現を図る

④デジタルマーケティング
協業を通じてマーケティングテクノロジーや顧客サービス開発に取り組み、ファン・サポーターとのエンゲージメント強化や、クラブのファンベース拡大を図る

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長友佑都が全力宣言、最終決戦に向けて「自分のありったけのエネルギーぶつけてきます!」DF長友佑都が最終決戦に向けて全力宣言

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DF長友佑都が最終決戦に向けて全力宣言
 日本代表DF長友佑都が全力宣言だ。日本代表は1日、アジアカップ2019の決勝戦でカタール代表と対戦。2大会ぶり5度目の頂点を目指す大一番に臨む。

 長友は1日、自身のツイッター(@YutoNagatomo5)を更新。「泣いても笑っても最後の試合。みんなと笑って終われるように!」と意気込むと、「自分のありったけのエネルギーぶつけてきます!!最後だからぶっ倒れてもいいね。笑」と全力を出し切ると宣言した。

 32歳の日本代表DFは昨年10月に肺気胸を患ったものの、驚異的なスピードで回復。グループリーグでは3試合中2試合にフル出場し、決勝トーナメントでは全3試合でフル出場を果たした。日本代表の頼れるベテランは決勝での躍動を誓っている。

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産業能率大、富山と沼津からコーチ2人を招聘

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 カターレ富山は1日、伊藤健一氏(43)が産業能率大のヘッドコーチに就任したことを発表した。伊藤氏は2017シーズンから2年間にわたり、富山のヘッドコーチを務めていた。

 また、アスルクラロ沼津も昨季までヘッドコーチを務めていた坂川翔太氏(28)が産業能率大のコーチに就任することを発表している。

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