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宮市亮がヘディングで今季4点目!長期離脱の井手口がベンチ入り果たす宮市亮がヘディングで今季4点目

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宮市亮がヘディングで今季4点目
 14日、ブンデスリーガ2部第29節の3試合が行われた。

 FW宮市亮の所属するザンクト・パウリはホームでビーレフェルトと対戦。1点ビハインドの後半3分、左サイドからMFマルビン・クノルが左足ダイレクトでクロスを供給し、ファーサイドに走り込んだ宮市がヘディングシュートを叩き込み、引き分けに持ち込んだ。

 宮市は、1月29日の第19節ダルムシュタット戦(1-2)以来、10試合ぶり今季4ゴール目を記録。後半42分までプレーし、チームの勝ち点1獲得に大きく貢献している。

 MF井手口陽介の所属するグロイター・フュルトはアウェーでボーフムと対戦し、2-3で敗れた。昨年9月30日の第8節ディナモ・ドレスデン戦で負傷交代し、右膝後十字靭帯断裂で離脱していた井手口は、約半年ぶりにベンチ入り。出番こそなかったが、公式戦復帰に向けて大きな一歩となった。

 MF奥川雅也の所属するホルシュタイン・キールはアウェーでインゴルシュタットと対戦し、1-1で引き分けた。2トップの右で先発出場した奥川はフル出場している。

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[MOM2641]国分寺MF村木岳琉(3年)_チームリーダーは「それが仕事」のセカンドボール回収、球際で強さ国分寺高MF村木岳琉主将

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国分寺高MF村木岳琉主将
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[4.13 関東大会東京都予選2回戦 保善高 0-1 国分寺高 駒沢2]

 キャプテンマークを巻いた背番号7は、球際のバトルで戦い、セカンドボールを回収し続けたこの日のプレーについて、「それが仕事なんで」とさらりと口にした。全員で粘り抜いて勝ち取った東京8強切符。攻守にヒーローの多かった都立国分寺高の中で、特に存在感ある動きを見せていたのが、泥臭く戦っていたMF村木岳琉主将(3年)だ。

 村木は身長160cm台中ほどの小柄なプレーヤー。だが、球際で強さを発揮するボランチは味方が跳ね返したセカンドボールを回収し、混戦でボールをもぎ取ってマイボールにする時間を増やしていた。

「それが仕事なんで。春先に怪我してT(3、東京都3部リーグ)の保善の時(2-0で勝利)は最初から出れなくて。気合入っていた」。ボールを奪った勢いで一気に前進するシーンもあった一方で精度を欠くプレーで味方に謝ったりすることも。それでも、元木明監督が「最後のところのディフェンスでかなり止めてくれた」と評する主将は背中でチームを引っ張り、勝利に貢献した。

 17年ぶりとなる選手権予選4強入りを果たした昨秋は準決勝で初先発。「前日に名前呼ばれた時に予想していなかった」という中でのプレーは0-2で敗れたが、個人的には味の素フィールド西が丘で良い動きができたと感じている。

 先輩たちに連れて行ってもらった東京準決勝。大舞台で良いプレーもできた。だが、先輩たちとともに勝利を喜ぶことはできなかった。だからこそ、「負けたことが凄く悔しかったので、そこに戻らなければいけないと、代が代わってからずっと言ってきた」という村木はリーダーとして成長を遂げてきている。

「引っ張っていく立場になったので、西が丘はただがむしゃらにという感じですけれども、周りを引っ張っていくという意識が出て、そこは成長かなと思っています」。成長を実感している主将は、ボランチとして、リーダーとして自分の「仕事」を全うして関東大会予選ベスト8進出。先輩たちが自分たちを東京準決勝に連れて行ってくれたように、今年は自分が先頭に立って戦い、後輩たちを東京上位へ導く。

(取材・文 吉田太郎)

[MOM2642]関東一MF佐藤誠也(3年)_ “サヨナラFK”!自信を持って振り抜いた右足で勝利へ導く延長後半アディショナルタイム、関東一高MF佐藤誠也が劇的な決勝FKを決めた

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延長後半アディショナルタイム、関東一高MF佐藤誠也が劇的な決勝FKを決めた
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[4.13 関東大会東京都予選2回戦 成立学園高 1-2(延長)関東一高 駒沢2]

「痺れました。久々にこんなに気持ちいい感じを味わえた」。関東一高MF佐藤誠也(3年)は、後半アディショナルタイムに決勝FKを決めた瞬間について、そう振り返った。

 2回戦最注目カードは1-1のまま延長戦へ突入。アンカーとして奮闘してきた佐藤は、足が攣りかけていたという。延長後半6分に強引にDFを1人、2人と突破してシュートまで行こうとしたシーンがあったが、それも攻め残っていたところに上手くボールが来たから。相手の動きを冷静に見ながら攻撃をコントロールしたり、カウンターから自ら持ち上がったり、守備の部分でも奮闘していた佐藤だが、その足は限界に近づいていた。

 延長後半終了間際、関東一はFW安藤慎之助(2年)がFKを獲得。成立学園高がFKの守備準備をしている間に佐藤はベンチ前へ行って水分を取り、小野貴裕監督からアドバイスを受けていた。「自信持っているんだから自信持って蹴ってこい」。その言葉を受けた佐藤は「気持ちが最後に良い形で抜けて蹴れたと思います」とゴール正面、約25~30mの距離から右足を振り抜く。

 壁の上を越えたボールはそのままゴール左隅へ。成立学園はPK戦を想定してGKを入れ替えてきていたが、シュートはそのGKが一歩も動くことのできないコースへコントロールされてネットを揺らした。

 決勝ゴールを喜んでいる最中に試合終了の笛。まさに“サヨナラFK”を決めた佐藤は「最初は壁の外を巻いて右の方向に蹴るか、ちょっと壁は高いかなと思ったんですけれども、ちょっと落とす感じでやればと。一回、(1月のニューバランスカップで)同じような感じで決めていてイメージはあった。しっかりと、あまり考えすぎずに蹴りました」。最後の1プレーに集中し、練習の成果を発揮したMFがチームを東京準々決勝へ導いた。

 佐藤は1年時のインターハイ準々決勝(対市立船橋高)でゴールを決めるなど下級生時から活躍してきた選手だ。だが、今年はSBで起用されるなど、なかなか中盤のポジションを勝ち取ることができなかった。

 それでも、他のポジションでプレーすることで、自分の役割を再確認。「自分が真ん中やった時にどういうタイミングで関わってほしいとか、どれくらいシンプルにやってほしいか、違うポジションから違う目線で考えることができるようになった」というMFは、よりチームが必要なプレーをすることのできる選手となって中盤の底のポジションに戻ってきた。

 技術力高い佐藤は自陣PAでも落ち着いてターンしたり、プレッシャーに来た相手の逆を取る形で何度も前進。ポゼッションの際に味方が苦しい状況になっても、佐藤がサポートしてパスの収まりどころになっていた。参考にしているのはオランダ代表のMFだ。

「最近はアヤックスのフレンキー・デ・ヨングのプレーを見ています。(彼はどこからも)運ぶじゃないですか。ボールの置きどころとか相手と入れ替わるタイミングとか参考にしてやっています」。バルセロナへ移籍することが決まっているデ・ヨングのように、ボールを運ぶ姿を見せていたMFが、試合を決める活躍もしてのけた。

「3年になって、最後しっかりチームを勝たせることを心の中で思って試合に望むことができている」と佐藤。今月初めに行われた東京都1部リーグの実践学園高戦では強敵相手に50m近いドリブルから決勝点を決めている。まだまだ攻撃をコントロールする部分を高めることが必要だが、全国での活躍も、苦しい経験もしてきた注目MFが、見せている素晴らしい働き。今後も「勝たせることを心の中で思って」プレーし続け、関東一に白星をもたらす。

(取材・文 吉田太郎)

昌子源フル出場のトゥールーズ、モンペリエとの接戦は一時追いつくも…勝ち越し許して敗戦DF昌子源はフル出場も敗戦

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DF昌子源はフル出場も敗戦
[4.13 リーグアン第32節 モンペリエ2-1トゥールーズ]

 フランス・リーグアンは13日に第32節を行った。日本代表DF昌子源が所属するトゥールーズは敵地でモンペリエと対戦し、1ー2で敗戦。昌子は4バックの一角として出場し、公式戦連続フル出場数を「14」に伸ばしている。

 モンペリエはリーグ戦で11得点のFWアンディ・デロ―ルと10得点のFWガエタン・ラボルドの2トップを擁する。前半から2トップを起点に攻撃を展開。前半15分には右サイドからラボルドが折り返し、昌子の裏に抜けたファーサイドのDFダミアン・ル・タレクがノーマークになるが、わずかに合わせることができなかった。

 トゥールーズは前半35分にもピンチを迎える。ラボルドにPA左に進入されて左足シュートを打たれるが、マークについた昌子がスライディングブロック。果敢なチャンレンジが功を奏した。

 昌子は攻撃時には最後方からビルドアップを担っていたが、モンペリエの2トップのプレスに遭って今節は難航。攻撃の形をなかなかつくれず、前半は0-0で折り返した。

 するとモンペリエが後半9分に先制。右サイドからFWルーベン・アギラルがMFイッサイガ・シラをかわし、深い位置からマイナス方向に折り返すと、MFエルイェス・シキリが右足ダイレクトで合わせてゴール右隅に決めた。

 しかしトゥールーズも取り返す。後半22分には右CKからのPA内の混戦をMFカリドゥ・シディベが右足ボレー。ゴールに押し込んで再び1-1の同点にした。だがモンペリエは同32分に再びアギラルが右サイドからクロスを上げ、ニアサイドのFWスレイマン・カマラがヘディングシュート。ゴール左に流し込んで、モンペリエは2-1で勝ち越しに成功した。

 試合はそのまま終了し、トゥールーズは1-2で敗戦。勝ち点を奪うことはできずに2試合ぶりの黒星となった。

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首位バイエルン、4位以内確定で来季もCL決定! 古巣戦の宇佐美はラスト10分から出場も…首位を守ったバイエルン

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首位を守ったバイエルン
[4.14 ブンデスリーガ第29節 デュッセルドルフ1-4バイエルン]

 ブンデスリーガは14日、第29節を行い、FW宇佐美貴史が所属するデュッセルドルフはホームでバイエルンと対戦し、1-4で敗れた。4試合連続のベンチスタートとなった宇佐美は後半35分から途中出場。古巣戦のピッチに立ったが、得点には絡めなかった。

 残留を決めたデュッセルドルフはホームにバイエルンを迎えたが、序盤から守勢を強いられた。前半15分、左サイドからMFキングスレイ・コマンがシュート性のクロスを入れると、これがゴールマウスに吸い込まれ、先制に成功した。

 前半41分にはニャブリの縦パスに反応したDFヨシュア・キミッヒがPA右ゴールライン際から折り返し、コマンがダイレクトで押し込んだ。コマンはドッペルパック(1試合2得点)を達成。後半10分にも左CKの流れからMFセルジュ・ニャブリが押し込み、バイエルンが3-0と勝利を決定づけた。

 宇佐美は後半35分にピッチに入り、左ウイングの位置でプレー。チャンスに絡めないまま試合は終盤に向かったが、VAR判定の末にDFマッツ・フメルスのハンドが認められ、デュッセルドルフはPKのチャンスを獲得。後半44分、キッカーのFWドディ・ルケバキオが左足でGKの逆を突き、ゴール左下隅に沈めた。

 昨年11月24日の第12節バイエルン戦(3-3)でハットトリックを達成した“バイエルンキラー”が1点を返したが、反撃もここまでだった。バイエルンは後半アディショナルタイムにもMFレオン・ゴレツカがダメ押しゴールを挙げ、4-1で勝利。勝ち点を「67」に伸ばして首位をキープ。5試合を残して今季4位以内が確定し、来季もUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場が決定した。

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シティがスターリング2発などでリーグ9連勝!負けられないCLトッテナム戦に弾みラヒーム・スターリングが2ゴール

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ラヒーム・スターリングが2ゴール
[4.14 プレミアリーグ第34節 クリスタル・パレス1-3マンチェスター・C]

 マンチェスター・シティは14日、プレミアリーグ第34節でクリスタル・パレスと対戦し、3-1で勝利。勝ち点83でリバプールを上回り、再び首位に立った。

 9日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝第1戦でトッテナムに0-1で敗れたシティ。17日にホームでの第2戦を控える中、4人のスタメン変更にとどめ、DFビンセント・コンパニやDFバンジャマン・メンディ、MFケビン・デ・ブルイネ、MFリロイ・サネを起用した。

 シティは前半10分、PA左でサネのパスを受けたMFダビド・シルバが細かいステップで前を向き、マイナス気味に折り返す。フリーで待っていたFWラヒーム・スターリングが左足で合わせたが、惜しくもゴール右に外し、チャンスを逃した。

 だが、名誉挽回の機会はすぐに訪れた。前半15分、自陣からデ・ブルイネが右足インサイドで前線へスルーパス。スターリングのスピードを殺さない絶妙なパスが供給され、PA右から右足シュートをニア上に突き刺して先制に成功した。

 1点リードで迎えた後半18分、シティはPA左深くでパスを受けたD・シルバが後方に落とし、サネが鋭いグラウンダーのクロスを供給。スピードのあるボールだったが、スターリングが左足で左サイドネットに流し込み、2-0とリードを広げた。

 シティは後半36分、ペナルティーアーク内でFKを与えてしまうと、キッカーのMFルカ・ミリボイェビッチに壁が割れたところを通され、GKエデルソンも反応に遅れて1点差に詰め寄られる。

 それでも、後半45分にカウンターからデ・ブルイネがボールを運び、スルーパスで抜け出したFWガブリエル・ジェズスが右足シュートを流し込んで3-1で勝利。シティがリーグ9連勝を達成し、トッテナム戦に弾みをつけた。

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サラーの弾丸ミドル炸裂!! リバプール、チェルシーに得点許さずリーグ5連勝リバプールがチェルシーを撃破

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リバプールがチェルシーを撃破
[4.14 プレミアリーグ第34節 リバプール2-0チェルシー]

 プレミアリーグは14日、第34節が行われた。アンフィールドではリバプールチェルシーによるビッグマッチが開催され、リバプールが2-0で完封勝利。リーグ5連勝で再び暫定首位に立った。

 9日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝第1戦でポルトを2-0で下したリバプール。17日にアウェーでの第2戦を控えている中、スタメンを2人変更し、DFジョエル・マティプとDFアンドリュー・ロバートソンを起用した。

 チェルシーも11日にヨーロッパリーグ(EL)準々決勝第1戦でスラビア・プラハと戦い、1-0で先勝。ホームで第2戦は18日に行われる。スタメンは6人変更。MFエデン・アザールやMFエンゴロ・カンテらが先発し、18歳FWカラム・ハドソン・オドイも起用された。

 現時点で勝ち点82の2位リバプールと、勝ち点66の4位チェルシーによる注目対決。ファーストシュートはリバプールだった。前半6分、MFナビ・ケイタが左サイドに展開し、FWサディオ・マネがクロスを上げる。中央にはFWロベルト・フィルミーノ、後方からMFジョーダン・ヘンダーソンが走り込んでいたが、ファーサイドのFWモハメド・サラーがボレーシュート。しっかり左足で捉えたシュートだったが、GKケパ・アリサバラガの正面に飛んでしまった。

 リバプールは連動した動き、サイドを幅広く使ったパス回しでチェルシーの守備を崩しにいく。対するチェルシーは、3トップの中央に入ったアザールが果敢にドリブルを仕掛け、MFウィリアンがスピードで違いをみせる。前半30分には、自陣でパスカットしたDFダビド・ルイスが前線へ送り、ウィリアンが一気に攻め上がり、左からカットインして右足シュート。得意の形だったが、惜しくもゴール右に外れた。

 リバプールは前半38分、ハーフェーライン付近でパスカットすると、素早く縦につないでPA右に進入したサラーが左足アウトで中央へ。これをマネが右足ダイレクトで狙うもわずかにゴール右に外れる。39分には、チェルシーにアクシデント発生。21分にケイタとの接触で左膝を痛め、その後プレーを続けていたDFアントニオ・リュディガーがピッチに倒れ込んでしまい、DFアンドレアス・クリステンセンとの交代を余儀なくされた。

 均衡が破れたのは後半6分だった。右サイドでマティプのパスを受けたサラーがフィルミーノとのワンツーでPA右に進入。ヘンダーソンが右足で上げたクロスをフリーで待っていたマネが頭で合わせ、リバプールが先制する。さらに8分、右サイドでDFフィルヒル・ファン・ダイクのロングパスをサラーが足もとにおさめ、中央にカットイン。そのまま豪快に左足を振り抜くと、弾丸ミドルがゴールネットに突き刺さり、2-0と一気にリードを広げた。

 2点を追うチェルシーは後半11分、ハドソン・オドイに代えてFWゴンサロ・イグアインを投入。イグアインが3トップの中央に入り、アザールが左、ウィリアンが右にそれぞれポジションを変えた。すると、立て続けにチャンスが訪れる。14分、DFエメルソン・パルミエリのロングパスで最終ラインの背後に抜け出したアザール。絶妙なトラップから右足を振り抜くが左ポストを叩いてしまう。15分には、ウィリアンの右クロスからアザールが右足で合わせたが、GKアリソン・ベッカーのファインセーブに阻まれた。

 リバプールは後半21分、最初の交代カードでケイタに代えてMFジョルジニオ・ワイナルドゥムを投入。チェルシーは30分にMFルベン・ロフタス・チークに代えてMFロス・バークリーを入れ、交代カードを使い切った。直後の32分、リバプールはヘンダーソンがピッチに座り込み、MFジェームス・ミルナーが交代で入った。

 長短のパスを織り交ぜながら、しっかり足もとでつなぐリバプールに対し、チェルシーは疲れからか、アザールとウィリアンが個人で攻めるシーンが目立ち、単発な攻撃となってしまう。試合はそのまま2-0でタイムアップを迎え、リバプールが5連勝。リーグ戦13試合負けなし(9勝4分)とした。一方、トップ4入りを目指すチェルシーは連勝が『3』でストップ。4試合ぶりの黒星を喫した。

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長谷部が水際でスーパークリアも…またも退場者、疲労見えるフランクフルトは公式戦2連敗フル出場したMF長谷部誠

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フル出場したMF長谷部誠
[4.14 ブンデスリーガ第29節 フランクフルト1-3アウクスブルク]

 ブンデスリーガは14日、第29節を行い、MF長谷部誠が所属するフランクフルトはホームでアウクスブルクに1-3で敗れ、12試合ぶりに黒星を喫した。長谷部はリベロの位置で先発し、12試合連続のフル出場を果たした。

 11日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)準々決勝第1戦でベンフィカ(ポルトガル)に2-4で敗れ、2019年公式戦初黒星を喫したフランクフルト。過密日程が続くが、序盤から積極的に攻め込み、前半15分に先制に成功した。

 左サイドのMFフィリプ・コスティッチがアーリークロスを入れ、ファーサイドのFWゴンサロ・パシエンシアが高い打点からジャンピングヘッドで叩き込んだ。しかし、マルティン・シュミット新監督を迎えた残留争い中のアウクスブルクがここから押し返す。

 前半31分、高い位置でボールを奪ってショートカウンターに転じると、MFミハエル・グレゴリチュの縦パスに反応したFWマルコ・リヒターが反転から右足を振り抜き、同点ゴール。前半アディショナルタイム4分にもリヒターが左足でゴールを陥れ、ドッペルパック(1試合2得点)を達成した。

 1点ビハインドで前半を折り返したフランクフルトは、後半立ち上がりにアクシデントに見舞われる。MFジェルソン・フェルナンデスが2枚目の警告で退場となり、残り時間を10人で戦うことになった。長谷部はキャプテンマークを引き継ぐと、絶体絶命の窮地にスーパークリアを見せた。

 後半13分、GKケヴィン・トラップが飛び出した状況でMFク・ジャチョルが決定的なシュート。1点ものの場面だったが、展開を読んでカバーに入った長谷部がゴールライン際で頭でクリアし、難を凌いだ。疲労の色が見えるフランクフルトは後半39分にも失点し、1-3で敗戦。2019年リーグ戦初黒星を喫した。

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3戦4発のFC東京ディエゴ・オリヴェイラ「鹿島という強敵に勝てた」3試合連続ゴールを挙げたFWディエゴ・オリヴェイラ

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3試合連続ゴールを挙げたFWディエゴ・オリヴェイラ
[4.14 J1第7節 FC東京3-1鹿島 味スタ]

 今季も量産体勢に入っている。FC東京FWディエゴ・オリヴェイラが高速ロングカウンターから2ゴール。直近3試合4ゴールと波に乗り、首位を争うチームの7試合無敗に貢献。「今日は鹿島という強敵を相手にホームで勝てたのは良かった」と振り返った。

 開幕直後はMF久保建英のパスに合わず、決めきれない場面も見られたが、連携は着実に向上している。まずは前半17分、久保の巧みなループパスから永井謙佑がスルーパス。うまく抜け出したディエゴがエリア内に侵入すると、切り返してDF町田浩樹をかわし、右足シュートを突き刺した。

 前半29分にも連続ゴール。久保が「ディエゴに蹴っておこう」とアバウトに蹴った浮き球パスで鹿島DFを翻弄すると、ボールをおさめたディエゴ・オリヴェイラが町田を股抜きで抜き去り、エリア内に侵入。GKとの1対1を制し、前半のうちに勝利を決定付けた。

 ディエゴはここまでチーム最多の5ゴールを記録。この日もエリア内で冷静さを見せ、2ゴールを陥れたが、「チーム全体が称えられるべき」とフォアザチームを強調。3月27日に第一子となる長男が誕生し、3月30日の浦和戦(1-1)のゴール後にはチームメイトとともにゆりかごダンスで祝った。「先日息子も生まれて、家族がいつも応援してくれていることもうれしい」と語った。

(取材・文 佐藤亜希子)
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ドロー以上で優勝決定パリSGがまさかの惨敗…負傷者2名、退場者1名出し、2位リールに5発大敗パリSGが惨敗

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パリSGが惨敗
[4.14 リーグアン第32節 リール5-1パリSG]

 フランス・リーグアンは14日に第32節を行い、首位パリSGは敵地で2位リールと対戦し、1ー5で敗戦。優勝決定間近のはずが、まさかの大敗で今季リーグ戦2敗目を喫した。

 敵地での上位対決となった今節。パリSGは引き分け以上で優勝が確定し、2連覇を達成する。前線にFWキリアン・ムバッペ、MFユリアン・ドラクスラー、DFダニエウ・アウベスで構成し、高い攻撃力のもとで決着を目指した。

 しかし試合は前半で大きく動く。リールは前半7分に右サイドから大きくクロスを上げると、パリSGのDFトマ・ムニエに当たってそのままゴールへ。オウンゴールで先制点を奪う。しかしパリSGも同11分、ムバッペがPA右外からふわりと浮いたパスを送り、ファーサイドのDFファン・ベルナトがダイレクトでゴール右に押し込む。前半10分過ぎで1-1と早い試合展開となった。

 パリSGは同点直後にアクシデント。前半16分に守備の要であるDFチアゴ・シウバが負傷交代、さらに同24分にはムニエも怪我によりピッチを去ることに。同36分にはリールのエースFWニコラ・ペペの最終ライン突破をベルナトがファウルでストップ。決定機阻止で一発退場となり、パリSGは2人の負傷者と1人の退場者を出すことになった。リールも前半終了間際にDFアダマ・スマオロが負傷で交代を余儀なくされている。

 荒れた前半を折り返すと、リールは後半からパリSGの隙を一気に突く。後半6分、得点ランク2位のペペがカウンターからGKアルフォンス・アレオラとの1対1を冷静に決め、勝ち越しに成功。同20分には今季10得点のFWホナタン・バンバがPA左に抜け出し、左足でニアをぶち抜くシュートを叩き込み、3-1とリードを広げた。

 リールはさらに後半26分、左サイドからのFKをDFガブリエウがヘディングで合わせ、4-1と決定的な得点。同39分にはDFホセ・フォンテが左CKを頭で叩き込み、ダメ押しの5点目とした。

 試合は静かに終了し、パリSGは5-1で大敗。2位リールとはまだ勝ち点17差あるものの、大きな傷がつく敗北となった。

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鹿島、前半30分までに崩壊3失点…守備陣は反省「自分のところが全て」「慢心があった」前半30分までに3失点を喫した鹿島

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前半30分までに3失点を喫した鹿島
[4.14 J1第7節 FC東京3-1鹿島 味スタ]

 前半30分までに3失点と守備が崩壊した。伝統の堅守を誇る鹿島アントラーズにとっては屈辱的な敗戦。大岩剛監督の「前半が全てだったゲーム」という言葉通り、前半のうちに勝敗が決してしまった。

 9日のACL慶南戦(3-2)で負傷交代したGKクォン・スンテに代わり、GK曽ヶ端準が今季初先発を果たした。前半5分、立ち上がりの先制点はDFラインが左右に振られた状態から、フリーで飛び込んだFW永井謙佑にヘディングシュートを許した。

 曽ヶ端は至近距離で反応したが、弾き出すことはできず、早い時間帯の失点から流れを失った。39歳のベテラン守護神は「早い時間帯に失点して、カウンターから向こうの強みが出てしまった。そこを止め切れなかった」と声を落とした。

 2、3失点目はMF久保建英の意表を突いた浮き球パス、永井とディエゴ・オリヴェイラのスピードに若きDFラインは翻弄された。DF町田浩樹は「自分のところが全てです。最後の場面で抑え切れなかった」と唇をかんだ。

「最後の個の力で負けてしまった。そこは自分の課題だと思います」(町田)。直近の公式戦2試合は劇的な逆転勝利をおさめていただけに、DF犬飼智也は「慢心があったのかもしれない。ここ2試合は逆転して勝ってきたので、どこかで1失点しても大丈夫という隙があったかもしれない」と受け止めた。

(取材・文 佐藤亜希子)
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[関東大会予選]埼玉栄が「どうせ、昌平だろ」の声覆す!2度のビハインド取り戻し、延長戦で新人戦王者撃破!:埼玉延長後半5分、FW海津遼馬の決勝点を喜ぶ埼玉栄高の選手たち

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延長後半5分、FW海津遼馬の決勝点を喜ぶ埼玉栄高の選手たち
[4.14 関東大会埼玉県予選2回戦 昌平高 2-3(延長)埼玉栄高 昌平高G]

 埼玉栄が昌平撃破! 2019年度関東高校サッカー大会埼玉県予選2回戦が14日に行われ、県新人戦優勝校の昌平高埼玉栄高が対戦。埼玉栄が延長戦の末、3-2で逆転勝ちした。埼玉栄は20日の準々決勝で武南高と戦う。

 埼玉栄の右SB井上孝太朗主将(3年)は「自分たちは昌平に勝つことを目標にしていないので、(昌平戦も)通過点という話をずっとしてきた。優勝を目指してきたので、まだまだ満足していないです」と言う。それでも、強敵を破った喜びは格別だった。100分間の死闘の末に勝利を決めると、サブ組が一斉にピッチへ飛び出し、まるで優勝したかのように歓喜を爆発させていた。

 対戦した昌平は2月の県新人戦4試合を計25得点無失点で優勝。前日の関東大会予選1回戦も18得点と圧倒的な力を示していた。日本高校選抜MF須藤直輝(2年)やFW小見洋太(2年)が怪我を抱えるなど万全ではなかったことは確か。だが、埼玉栄は昌平の指揮を執った村松明人コーチに「(埼玉栄は)守備のところでしっかりギュッとしてきた。やり方が上手かったです」と言わしめる戦いで、V候補筆頭に黒星をつけた。

 試合は立ち上がりから昌平がボールを握る展開。須藤やJ注目のMF大和海里(3年)が個人技で埼玉栄応援席をも沸かせていた。埼玉栄は7分にCKからのピンチを井上がゴールライン上でクリアしたが、12分に失点。昌平MF須藤が左サイドからドリブルでPAを攻略し、GKまでかわしかける。左中間にこぼれたボールを左SB大竹琉生(3年)が左足を振り抜き、最後はファーの小見が詰める形でスコアを動かした。

 埼玉栄にとっては痛恨の失点。個々の技術が高い昌平は、MF柴圭汰(2年)や日本代表FW鎌田大地を兄に持つMF鎌田大夢(3年)が少ないタッチでボールを動かし、小見が繰り返し相手の背後を狙うなど2点目を狙って仕掛けを繰り返す。だが、埼玉栄は可能な限りDFラインを高くしながら、ディフェンシブボランチのMF渡邊大祐(3年)やMF桑田祐輔(2年)らが中央の守りに人数をかける形で相手の得意なパス交換、ドリブル突破を防ぎに行く。そして井上、左SB中谷隼(3年)のロングクロスやCB久志本大地(3年)の好フィードから攻め返した。

 そして24分、縦パスに反応した10番FW大倉良太郎(3年)が、PAでDFと競りながらわずかに前に出て右足シュート。ポストを叩いたボールを「最初に1点取られて、もう1点取られる前に決めないと試合の流れが昌平に行ってしまうので、絶対に決めてやろうと思っていました」というMF藤巻大世(3年)が1タッチでゴールに押し込み、同点に追いついた。

 埼玉栄は縦への速い攻撃だけでなく、MF小山翔(3年)や大倉が絡んでビルドアップする部分も発揮。ワンツーなどコンビでの崩しやFW海津遼馬(3年)のカットインシュートなどにもチャレンジする。一方の昌平は大和が圧倒的なスピードで1人、2人とかわすシーンが前半だけでも3、4度あったが、埼玉栄は守備範囲広く守るCB石束駿典(3年)らが身を挺しての守りで決定打を打たせない。

 昌平は後半12分に怪我の須藤に代えてMF小川優介(2年)を投入。ここからボール支配をより高め、遅攻する回数が一気に増えた。ゆっくりとボールを繋ぎながら、じわりじわりと相手DFにプレッシャーをかける。そして攻守の切り替えの速さでも相手を圧倒。30分には、左サイドから仕掛けたMF紫藤峻(3年)がドリブルで打開し、大和がPAへ抜け出す。だが、埼玉栄はGK高橋彬人(3年)がコースを消して死守。“いつでも得点できる”ような雰囲気を醸し出しながら攻めていた昌平は、直後にも大竹がポスト直撃の左足ミドルを放った。

 苦しい時間帯となった埼玉栄だが、稲垣忠司監督が「選手は気合が入っていた。良いゲームができた。コーチがしっかりと分析してくれていた」と振り返ったように、試合開始時から気合十分で昌平に挑戦していた埼玉栄はサイドを破られても、中央で渡邊や石束がギリギリのところで足を出してボールを引っ掛けるなど食い下がる。そして、カウンターから交代出場の俊足FW岡田滉士(2年)や海津がスプリントしたり、MF鈴木湧大(3年)が打点の高いヘッドを繰り出すたびに応援席が大いに沸いていた。

 試合は1-1のまま延長戦へ突入。その前半3分、昌平は好キックを連発していた大竹が、右中間からの左足FKをクロスバー下側に当てながらもねじ込む。だが、埼玉栄は5分、海津の右FKから「海津くんのFKが自分のところに来ると思った。相手もデカくないので合わせれば勝てると思ったので頭にしっかり合わせて、GKもデカくないので上を狙いました」という久志本がGKの頭上を破るヘディング弾。2-2とする。

 そして、ピンチを凌いで迎えた延長後半5分、埼玉栄は連続攻撃から右の海津が強引に右足シュート。これが昌平DFのハンドを誘い、PKの判定となった。キッカーの海津が緊張のPKを右足で決めると、応援席からピッチサイドへ飛び出してきた控え選手たちとともにオレンジの大きな輪を作った。

 昌平は猛反撃に移るが、埼玉栄は時間を使いながら逃げ切り、3-2で勝利。新人戦は支部大会で敗退し、県大会に進むことができなかったチームが王者・昌平を破った。稲垣監督は「チャレンジャーという気持ちで臨めたと思う。選手が良くやってくれた」と語り、井上は「周りからは『どうせ昌平だろ』とか、『何点入るんだろう』という声があったので『何が何でも勝つ』という気持ちでした。全員が同じ気持ちで戦えたのがこういう結果になった。負けないチームを目指してやってきたので、きょうもそういう粘り強い戦いが出たんじゃないかなと思っています」と胸を張った。

 目標はあくまで関東大会出場権獲得、そして優勝。新人戦の敗退から負けないチームを目指してきた埼玉栄が、この日のような戦いを続けて埼玉のタイトルを獲得する。

(取材・文 吉田太郎)

伊東純也がダメ押し点演出! 先制シーンで“見えないアシスト”も…ゲンクは2連勝で首位堅持FW伊東純也がダメ押し点をアシスト

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FW伊東純也がダメ押し点をアシスト
[4.14 ベルギー・リーグPO1第4節 ゲンク3-1クラブ・ブルージュ]

 ベルギー・リーグのプレーオフ1第4節が14日に行われ、FW伊東純也の所属する首位ゲンクはホームで2位クラブ・ブルージュと対戦し、3-1で勝利した。6試合連続スタメンの伊東は2-1の後半35分にダメ押し点をアシスト。フル出場し、チームの2連勝に貢献している。

 勝ち点1差で迎えた首位攻防戦。前半13分、伊東が前線からクラブ・ブルージュのDFステファノ・デンスウィルにプレッシャーをかけてコースを限定すると、デンスウィルのパスを敵陣中央でFWレアンドロ・トロサールがカットする。そのまま持ち運び、右足の低いミドルシュートをゴール左に突き刺して先制点を奪った。

 ゲンクのペースで進む中、クラブ・ブルージュは前半33分にMFルート・フォルマーがPA内で倒されてPKを獲得。同36分、キッカーのMFハンス・バナーケンが決めて1-1の同点に追いつく。

 しかし、ゲンクも後半9分にPKを獲得。ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)によって、PA内でFWムブワナ・サマッタのシュートをブロックしたDFブランドン・メシェルにハンドがあったと判定される。同10分、キッカーを務めたMFルスラン・マリノフスキーが左足でゴール右に沈め、勝ち越しに成功した。

 後半35分には伊東が魅せる。右サイドの高い位置でDFを完全に置き去りにし、右足で緩やかな弾道のクロス。サマッタがファーに膨らみながら頭で押し込み、3-1とする。このまま逃げ切ったゲンクが2連勝で首位をキープした。

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[関西]1部初挑戦の関福大が初の勝ち点ゲット! 同じく昇格組・大経大も…大体大&びわこ大は2連勝:前期第2節1部初挑戦の関西福祉大が初の勝ち点を獲得

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1部初挑戦の関西福祉大が初の勝ち点を獲得
第97回関西学生サッカーリーグ1部


 第97回関西学生サッカーリーグ1部の第2節が13、14日に各地で行われた。1部初挑戦の関西福祉大関西学院大と対戦して1-1のドロー。初の勝ち点を手にした。

 2015年の創部からステップアップを続けた関福大は今季から初の1部リーグに挑戦する。開幕戦は王者・大阪体育大と対戦したが、0-2で敗戦。公式記録上のシュート数も前後半1本ずつと、力の差を痛感する結果となっていた。

 関福大は今節の関学大にも猛攻を浴びる。しかし試合後の記録では21本のシュートを打たれたが、前半24分の1失点に抑えた。逆にチャンスを迎えた後半2分、FW西尾和真(3年=綾羽高)のパスを受けたMF大深拓海(2年=大阪桐蔭高)がPA左から決め切り、1部初得点を記録。試合はそのまま1-1で終了し、創部史上初の1部リーグでの勝ち点1を得ることとなった。

 同じく昇格組の大阪経済大桃山学院大と対戦する。シュート数では一方的に攻め続けられたが、無失点に抑え続けて試合終了。0-0のドローに終わり、こちらも勝ち点1を獲得した。

 びわこ成蹊スポーツ大立命館大との接戦を制す。前半21分にFW小畑翔太郎(4年=広島工大高)が先制点を挙げるが、同29分には失点。そのまま試合は拮抗した展開で続く。均衡が破れたのは後半41分、FW青山景昌(4年=名古屋U18)がPKを決め、勝ち越しに成功。2-1で開幕連勝となった。

 王者・大体大も大阪産業大に3-0で開幕2連勝。前半終了間際にDF木出雄斗(3年=星稜高)が、後半開始6分にはFW藤山雄生(3年=大津高)が立て続けに2得点を挙げると、試合終了間際にはルーキーMF野寄和哉(1年=東福岡高)がダメ押しの3点目を挙げた。

 京都産業大阪南大に2-0で勝利し、今季初白星。FW堤原翼(3年=京都橘高)が前半40分にヘディングシュートで、後半14分には右足シュートで2連弾を挙げ、勝利に貢献した。

 関西大近畿大は1-1のドローに終わった。近大が前半19分に先制するが、関大は後半アディショナルタイム4分過ぎ、MF牧野寛太(4年=履正社高)が絶妙なFKを蹴り込むと、最後はMF松本歩夢(3年=G大阪ユース)が頭で合わせて劇的同点弾となった。

 大体大が安定感をみせ、2試合5得点完封で首位に浮上。同じく連勝のびわこ大が2位に位置している。第3節は17日の水曜日開催となる。

結果は以下のとおり

【前期第2節】
(4月13日)
[J-GREEN堺・天然芝フィールド]
桃山学院大 0-0 大阪経済大

関西大 1-1 近畿大
[関]松本歩夢(90分+4)
[近]川畑隼人(19分)

[西京極総合運動公園陸上]
阪南大 0-2 京都産業大
[京]堤原翼2(40分、59分)

びわこ成蹊スポーツ大 2-1 立命館大
[び]小畑翔太郎(21分)、青山景昌(36分)
[立]延祐太(29分)

(4月14日)
[山城総合運動公園太陽が丘陸上]
関西学院大 1-1 関西福祉大
[学]山本悠樹(24分)
[福]大深拓海(47分)

大阪体育大 3-0 大阪産業大
[体]木出雄斗(45分+1)、藤山雄生(51分)、野寄和哉(90分)

●第97回関西学生リーグ特集

シーズン佳境に突入するMF本田圭佑、「脳みそがしたたかさを維持することが要求される」シーズン佳境に突入するMF本田圭佑

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シーズン佳境に突入するMF本田圭佑
 MF本田圭佑が所属するメルボルン・ビクトリーは14日、オーストラリア・Aリーグの第25節で最下位セントラルコースト・マリナーズと対戦し、2-1で勝利。本田はフル出場で3試合ぶりの白星に貢献した。

 1-1で迎えた後半34分、右サイドでFKを得たメルボルンのキッカーは本田。するとPA内に蹴ることなく、一旦中央のFWジェームス・トロイージにパスを出す。相手が虚を突かれたところで、PA右でパスを受けたFWコスタ・バルバルセスがファーサイドへクロスを放ち、最後はDFゲオルク・ニーダーマイアーが押し込んだ。

 有料メルマガ『CHANGE THE WORLD』によると、値千金のトリックFKは練習通りだったという。本田は「あんなにうまくいくとは思わなかったです」と口にしつつ、「やっぱトリックプレーってやってみないとわからないんですよね。『こんな簡単なトリックに引っかかるか?』って練習するときには思うんで。実際、ひっかからへんときもある。トリックプレーというのは守備側が個で対応できるんで」と想像以上の出来だったようだ。

 先制するも後半8分に追いつかれた。同点のシーンは「結果論勝ったからいいけど、結構焦ってましたよ」と吐露。「同点はまずいと僕はずっと思っていたんで。どうやって最終ラインを崩そうかというところで、僕はあんまり余計なところまでコミットせんとこうと思っていた」と振り返る。

「とにかく黒子に徹しながら簡単にプレーしていこうと思っていたんですけど。でも、なかなか前が決められていなかったので、そんな楽観視してなかったですよ」

 レギュラーシーズンが終わると、トーナメント制のファイナルシーズンに突入する。勝負の1か月になることに、本田は「1シーズンを通して上がったり下がったりチームはしてきましたけど、ここから上がったり下がったりできないと僕は思っている」と語る。「そのためには当たり前ですけど、脳みそからコントロールしていかないと。1か月、脳みそがしたたかさを維持することが要求されると思っている。そういう1か月になると思います」

※有料メルマガ『CHANGE THE WORLD』(https://www.mag2.com/m/0001678906.html)のコメントは許可を得た部分を使用しています。

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ユーベは優勝目前でまさかの黒星も…指揮官は主力温存を強調「CLが大きな目標」マッシミリアーノ・アッレグリ監督は前向き

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マッシミリアーノ・アッレグリ監督は前向き
 引き分け以上で8連覇となるはずだったユベントスだが、13日のセリエA第32節・SPAL戦ではまさかの1-2で敗戦。しかしマッシミリアーノ・アッレグリ監督は前向きな様子だ。13日、クラブ公式サイトが伝えている。

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)に照準を合わせたユベントスはFWクリスティアーノ・ロナウドやMFミラレム・ピャニッチら主力を温存。代わって数名の若手を抜擢し、トップチームでデビューをさせた。指揮官は敗戦に「今日優勝を決めたかった」と口にしつつも、「選手たちのパフォーマンスは良かったし、若手もよくやっていた」と内容自体には及第点を与えている。

「ゴッツィはバルザーリが後退した後も含め、いい試合をした。カスタノス、ニコルッシ・カビーリャ、マビディディも良かった。2失点目の場面では少しミスをしたが、前半はとても良かった。残念だったのは敗北だけで全員が良かったが、経験のなさが出てしまった」

「ベストメンバーであれば勝つのはより簡単だったはずだが、火曜日に大きな目標がある。27勝3分2敗というのは素晴らしい結果だ」

 あくまで目標は欧州CLの制覇だ。アッレグリ監督は負傷や不調に陥っていた選手にも言及し、「ディバラは素晴らしい反応を見せてくれた。今日のパウロのパフォーマンスには満足しているし、メンタル面も含めて全員が必要となる火曜日に向けて良い兆候だ」と“背番号10”への期待を語る。さらに、19歳ながら一気に台頭したFWモイーズ・キーンには「キーンが好調なのは重要なこと」と称賛していた。

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18歳の鹿島DF関川郁万、U-20代表候補合宿に追加招集!追加招集されたDF関川郁万

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追加招集されたDF関川郁万
 鹿島アントラーズは15日、U-20日本代表候補の千葉トレーニングキャンプにDF関川郁万(18)が追加招集されたことを発表した。

 キャンプは14日から3日間の日程で行われる。最終日には全日本大学選抜との練習試合も予定されている。同代表は5月23日にポーランドで始まるU-20ワールドカップに出場。エクアドル、メキシコ、イタリアと同組を戦う。

●U-20ワールドカップ2019特集ページ

[MOM2643]埼玉栄FW海津遼馬(3年)_キックに自信持つFWが同点アシスト&決勝ゴール! 延長後半5分、埼玉栄高FW海津遼馬が決勝点となるPKを決める

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延長後半5分、埼玉栄高FW海津遼馬が決勝点となるPKを決める
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[4.14 関東大会埼玉県予選2回戦 昌平高 2-3(延長)埼玉栄高 昌平高G]

 埼玉栄高は、2度先行されながらも延長戦の末に、新人戦王者の昌平高撃破。粘り強く守り、3点を奪った試合は全員がヒーローと言えるような戦いだった。その中でコーチ陣が選んだマン・オブ・ザ・マッチはFW海津遼馬(3年)だ。

 海津は前半から身体を張ったボールキープや献身的なスプリント、プレスバックなどで奮闘。特に光ったのは本人も自信を持つ右足キックの精度とパワーだ。前半には左サイドからカットインして強烈な右足シュート。セットプレーのキッカーも務める海津は延長前半3分に勝ち越された直後、正確な右足FKでCB久志本大地(3年)の同点ヘッドをアシストした。

 そして延長後半5分、「(後ろの選手が)守備をしっかりと頑張ってくれていたので、前線で身体を張って前行こうと思っていました」という彼の右足が決勝点をもたらす。連続攻撃から右中間でボールを持った海津は右足シュート。強烈な一撃が相手DFのハンドを誘い、PKとなった。

 自らPKスポットに立った海津は「強い気持ちで思い切って」右足を振り抜いてゴール。すると、「応援してくれているので、入りたくても入れないメンバーの分も点決めたら絶対に行こうと思っていました」と応援席に駆け寄り、歓喜の中心になっていた。

 サイドから仕掛けてゴールを奪う部分はMF中島翔哉、スプリントはMF原口元気のプレーが理想。技術レベル高く、攻守の切り替えのスピードも速い昌平相手では上手くいかないことの方が多かった。それでも、「今までで一番嬉しかったです」というゴールを決め、勝ったことで自信を得たMFは、ここからさらなる活躍を狙う。

「満足せず、この後も勝って関東に出ることが目標です」とコメント。準々決勝でもチームにゴールをもたらし、応援してくれる仲間たちとまた喜ぶ。

(取材・文 吉田太郎)

小林&堂安先発の日本人対決はドロー…“ジョーカー”が3戦連発でフローニンゲン救うMF堂安律(左)とMF小林祐希

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MF堂安律(左)とMF小林祐希
[4.14 エールディビジ第30節 ヘーレンフェーン1-1フローニンゲン]

 オランダ・エールディビジは14日に第30節を開催し、MF小林祐希が所属するヘーレンフェーンとMF堂安律とDF板倉滉が所属するフローニンゲンと対戦し、1-1で引き分けた。

 小林と堂安が先発出場を果たし、板倉はベンチスタートとなった一戦。序盤からフィニッシュまで持ち込む場面を作り出すホームのヘーレンフェーンは前半25分、ドリブル突破を試みた堂安から小林がボール奪取を成功させて好機を生み出す。対面した相手の股を抜くパスをMFモーテン・トルスビーへ通すと、スルーパスからPA内に走り込んだFWイェレ・ファン・アメルスフォールトがGKと1対1を迎えるが、距離を詰めたGKセルヒオ・パットに阻まれてしまった。

 しかし前半38分、主導権を握って試合を進めるヘーレンフェーンが先制に成功する。粘ってボールキープしたトルスビーが左サイドに展開し、攻め上がったDFルーカス・バウデンベルフがクロスを送ると、ファン・アメルスフォールトがヘディングで叩き込んでスコアを1-0とした。

 1-0とヘーレンフェーンがリードしたまま後半を迎えると、同6分にフローニンゲンベンチが動き、堂安に代えてFWパウル・グラドンが投入される。同14分にはセットプレーからフローニンゲンが好機を迎えるが、DFジュリアン・シャボットの左足シュートは横っ飛びしたGKワーナー・ハーンに阻まれ、こぼれ球に反応したFWカイ・シーハイスのシュートもすぐさま立ち上がったハーンにストップされてしまう。

 しかし後半16分、MFイリアス・ベル・ハッサーニが右サイドから送ったクロスをグラドンが右足ボレーでゴールを陥れ、フローニンゲンが試合を振り出しに戻した。グラドンは3試合連続で途中出場でのゴールを記録することになった。同点に追い付かれたヘーレンフェーンは同34分に小林に代えてMFロドニー・コンゴロをピッチへと送り込んだ。

 その後、両チームともに勝ち越しゴールを狙ったものの、スコアは1-1から動かずに試合終了のホイッスルが吹かれた。

●オランダ・エールディビジ2018-19特集
●堂安、板倉の試合も!!“初月無料”DAZNでハイライト配信中

[関東大会予選]埼玉栄は初戦18発の昌平相手に守りからリズム。元CBのボランチ・渡邊はリベンジ成功:埼玉埼玉栄高の守備的ボランチMF渡邊大祐

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埼玉栄高の守備的ボランチMF渡邊大祐
[4.14 関東大会埼玉県予選2回戦 昌平高 2-3(延長)埼玉栄高 昌平高G]

 埼玉県新人戦4試合を25得点無失点で優勝している昌平高の攻撃は強烈だった。埼玉栄高は相手のサイド攻撃とセットプレーから2失点。それでも、前日の1回戦で18得点を挙げている強敵の得点を最小限で封じたことが勝利に繋がった。

 埼玉栄が警戒したのは相手の中央からの崩しとドリブル突破。4-2-3-1システムの両翼の選手が中央に絞って仕掛けてくる。そのため、埼玉栄は中央をコンパクトにし、距離感よく守ることを目指した。

 幾度も上げられていたクロスをCB久志本大地(3年)やCB石束駿典(3年)が根気強く対応。また、この試合では、MF桑田祐輔(2年)とともに中盤の底の位置に入った守備的ボランチMF渡邊大祐(3年)の存在も大きかった。

 元々CBだった渡邊は「そんなに足元ないんで、(稲垣忠司)監督とかは、守備のところで僕を使ってくれていると思っている。自分の長所を出そうと思っていた」。ポジショニング良く守っていた渡邊は、相手が抜け出しかけたところで身体を投げ出して止めたり、競り合いでも強さを発揮した。

 相手のキーマンであるFW大和海里(3年)やMF須藤直輝(2年)に突破を許しても食らいついた。特に大和は彼らの脅威に。渡邊もその対応に手を焼いていたが、「足速いですし、ドリブル上手くて抜いた後に前に入ってくるので、飛び込まないように注意して、でもボールがちょっと出たところはスライディングとか隙を狙っていましたね」と対応。相手のボールタッチが大きくなったところでボールに触り、簡単にはシュートを打たせなかった。

 彼にとって昌平戦はリベンジの舞台だった。「1年生の時にキャプテンが怪我して、その代わりに出て0-3で敗れてそのリベンジをしたいと思っていた」。今回も2点を奪われたが、見事にリベンジ達成。準々決勝以降も守備でチームにリズムをもたらし、勝利に貢献する。

(取材・文 吉田太郎)
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