Quantcast
Channel: ゲキサカ[講談社] »最新ニュース
Viewing all 229557 articles
Browse latest View live

鈴木優磨が引退の小笠原に感謝「あのパスがなかったら今の俺はない」「来年は俺が引っ張る」鹿島FW鈴木優磨が小笠原に感謝の言葉

$
0
0
鹿島FW鈴木優磨が小笠原に感謝の言葉
 鹿島アントラーズのFW鈴木優磨が27日に自身のインスタグラム(@yuma.suzuki.9)を更新し、同日に現役引退を発表したMF小笠原満男に感謝のメッセージを送った。

 鹿島ユースから2015年にトップ昇格し、同年のJ1第2ステージ第10節・G大阪戦(●1-2)でプロデビューを飾った鈴木。プロ初ゴールも挙げた思い出深い一戦を振り返り、「今でも忘れない。プロデビュー戦、2-0で負けてるガンバ戦のフリーキックのシーン。交代で入ると同時に俺にスーッとパスをだしてくれた。あのパスがなかったら今の俺はない」と綴っている。

 そして小笠原の普段の振る舞いについて「練習を休むことは絶対なかったし、口数は少ないけどいつも背中で引っ張ってくれるキャプテンでした!!」と語り、「俺はそんなキャプテンが大好きです 長いプロ生活お疲れ様でした」と感謝を伝えた。

 最後にハッシュタグで「#どこにいようが俺のキャプテン」「#来年は俺が引っ張る」と自身の決意も表明している。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ
●2019年Jリーグ移籍情報

Article 110

Article 109

Article 108

Article 107

Article 106

Article 105

Article 104


Article 103

Article 102

Article 101

Article 100

未成年淫行で収監も復帰を目指すA・ジョンソン…知人「頭がおかしいと言わざるを得ない」未成年淫行により収監されているアダム・ジョンソン

$
0
0
未成年淫行により収監されているアダム・ジョンソン
 未成年淫行により収監されているMFアダム・ジョンソンは、もう一度チャンスがほしいと各チームに手紙を送る計画を立てていたようだ。英『デイリー・スター』が伝えた。

 かつてイングランド代表として12試合に出場し、マンチェスター・シティ時代にはプレミアリーグ優勝も経験したジョンソン。しかし、2015年に15歳の少女と性的関係を持ったとして、2016年に逮捕・収監された。現在、6年の刑期のうち半分を終え、来年3月に仮釈放されることになっているようだ。

 同メディアによると、ジョンソンの妹であるフェイ・ジョンソンさんは兄について友人に次のように話したという。

「兄は全てのクラブに対し、自分にもう一度チャンスを与えてくれたら、いかに利益をもたらすかを説明する公開書簡を書こうとしていた。兄からそう聞いた時は冗談を言っているんだと思った。だけど心から真剣だったのよ」

 ジョンソンはまだ才能を腐らせたくないと考えており、コンディションを維持するためにサッカーは続けている模様。今年の始めに噂のあったアマチュアクラブのハートルプール・ユナイテッドは獲得から距離を置いており、その他の報道によれば、ジョンソンはトルコか中国、もしくは中東でキャリアをやり直したいと考えているという。

 しかし、ジョンソンの知人は「アダムはまだサッカー界に残りたいと考えている。だがそれは頭がおかしいと言わざるを得ない。彼の家族は、イギリスでのキャリアを復活させられる可能性は低いと考えている。復帰したら多くの人々の反感を買うだけだ」と難色を示しているようだ。

●プレミアリーグ2018-19特集

出場校チーム紹介:草津東(滋賀)劇的な同点ゴールから逆転勝ちし、滋賀県予選を制した草津東高

$
0
0
劇的な同点ゴールから逆転勝ちし、滋賀県予選を制した草津東高
第97回全国高校サッカー選手権

草津東高(滋賀)

草津東高関連ニュース


草津東高写真ニュース

▼全国大会日程
2回戦 vs.青森山田高(青森)
■出場回数
2年連続10回目
■過去の最高成績
準優勝(00年度)
■その他、過去の主な全国大会成績
全国高校総体出場13回、全日本ユース(U-18)選手権4強(98年)
■監督
牛場哲郎
■主将
GK加藤直(3年)
■今季成績
[総体](全国1回戦敗退)
県決勝 1-0 綾羽高
全国1回戦 1-2 高川学園高(山口)
[リーグ戦]
滋賀県1部リーグ2位(11勝5分2敗)
■予選成績
2回戦 3-0 膳所高
3回戦 3-0 八幡商高
準々決勝 1-0 水口高
準決勝 6-0 伊吹高
決勝 2-1(延長)綾羽高
■都道府県予選決勝布陣&決勝メモ
[4-2-3-1]
      渡邉颯太
川崎寛太 夏川大和 橋本卓成
  小酒井新大 山本佳輝
前川慶輔        平田侑暉
   夘田康稀 小林悠衣斗 
       加藤直

[決勝メモ] 
 インターハイ県予選決勝同様、綾羽高と激突した決勝、草津東は前半3分にMF小酒井新大(2年)がポスト直撃の右足ミドルを放つ。ポゼッションから攻める草津東に対し、綾羽はセカンドボールを拾ってサイド攻撃。前半26分に綾羽MF廣瀬勇輝(2年)に先制点を許し、追う展開となった。草津東は綾羽の堅守に跳ね返され、交代策でも流れを変えられず、0-1で後半アディショナルタイムに突入。このまま試合終了かと思われたが、劇的展開が待っていた。同4分、MF山本佳輝(3年)が右足で左CKを蹴り込み、ヘッドで捉えたMF森稜真(3年)が起死回生の同点ゴール。1-1で延長戦に持ち込むと、延長前半2分、FW渡邉颯太(2年)のスルーパスで抜け出した小酒井が決勝ゴール。勢いに乗って逆転勝利をおさめた。

MOM:森稜真(3年)
「怪我の影響で交代出場のMFが劇的同点弾!」

■予選取材記者(編集部・佐藤)チーム紹介
あの敗戦から1年。滋賀の伝統校がリベンジへ

 抽選会では48校最後に“残りくじ”を引き、2年連続で青森山田高(青森)との対戦が決定した。主将のGK加藤直(3年)は「リベンジできる機会を得られてうれしい」と堂々の宣言。昨年度の選手権で青森山田に0-5で敗れたチームの出発から、この1年間で成長した力をぶつける。
 00年度大会で全国準優勝の歴史を持つ伝統校は攻守が噛み合い、夏冬連続で全国への出場権を獲得した。インターハイ後に主力の3年生3人が抜けたが、チャンスを得た2年生が台頭。攻撃を組み立てるのは司令塔のMF山本佳輝(3年)。質の高い長短のパスを配給してアタッカー陣を生かし、セットプレーのチャンスを得点につなげる。チームには鋭いドリブルでサイドを切り裂くMF橋本卓成(3年)、機を見て縦に突破するMF小酒井新大(2年)ら仕掛けられる選手が揃い、足元でつないで多彩な形からチャンスを構築。エースFW渡邉颯太(2年)も負傷から復帰し、県予選準決勝ではハットトリックを達成した。GK加藤、DF夘田康稀(3年)を軸とした守備陣も体を張り、県予選では夏冬10試合で1失点。牛場哲郎監督は「守備の時間が長くなるとしても必ず攻撃の糸口はあると思う。その隙を狙い、自分たちのサッカーと照らし合わせて入念に準備したい」と雪辱を誓う。
■予選取材記者(編集部・佐藤)注目選手
ポテンシャル光る絶対エース
FW渡邉颯太(2年)
「最前線で基準点となる不動のエース。高さとスピードを生かし、持ち前の跳躍力で空中戦の強さを発揮する」

攻撃の鍵握る10番
MF山本佳輝(3年)
「広い視野で右足から精度の高いパスを繰り出し、アタッカー陣を生かす。直接FKも持っている」

ここぞで勝負強さを発揮
MF森稜真(3年)
「トップ下で攻撃のリズムを作る。夏冬の県予選決勝でゴールを挙げた勝負強さを選手権の舞台でも発揮したい」
■過去の全国大会成績
【17年度 第96回(2回戦敗退)】
2回戦 0-5 青森山田高(青森)
【14年度 第93回(2回戦敗退)】
1回戦 3-1 遠野高(岩手)
2回戦 0-3 東福岡高(福岡)
【04年度 第83回(2回戦敗退)】
1回戦 1-0 丸岡高(福井)
2回戦 2-2(PK2-3)那覇西高(沖縄)
【01年度 第80回(2回戦敗退)】
2回戦 0-2 前橋育英高(群馬)
【00年度 第79回(準優勝)】
1回戦 3-0 郡山高(福島)
2回戦 3-1 桐蔭学園高(神奈川)
3回戦 2-1 星稜高(石川)
準々決勝 2-1 遠野高(岩手)
準決勝 2-0 青森山田高(青森)
決勝 0-3 国見高(長崎)
【99年度 第78回(8強)】
2回戦 2-0 鹿島高(茨城)
3回戦 0-0(PK4-2)久御山高(京都)
準々決勝 2-2(PK1-3)富山一高(富山)
【98年度 第77回(2回戦敗退)】
2回戦 0-1 帝京高(東京A)
【97年度 第76回(3回戦敗退)】
1回戦 3-0 日大山形高(山形)
2回戦 2-0 室蘭大谷高(北海道)
3回戦 0-2 八千代高(千葉)
【92年度 第71回(2回戦敗退)】
2回戦 1-1(PK2-4)金沢桜丘高(石川)

■登録メンバーリスト
1 GK 加藤直(3年)
2 DF 林涼介(3年)
3 DF 南堀悠人(2年)
4 DF 小林悠衣斗(2年)
5 DF 夘田康稀(3年)
6 DF 平田侑暉(3年)
7 MF 橋本卓成(3年)
8 MF 小酒井新大(2年)
9 FW 渡邉颯太(2年)
10 MF 山本佳輝(3年)
11 MF 森稜真(3年)
12 DF 前川慶輔(2年)
13 MF 川崎寛太(2年)
14 MF 夏川大和(2年)
15 MF 三井幸志郎(3年)
16 MF 四元舜希(2年)
17 GK 長澤輝(2年)
18 MF 遠座隆太(2年)
19 MF 塚本源輝(3年)
20 DF 金輝洙(2年)
21 GK 中島碧海(2年)
22 MF 梅村青(2年)
23 FW 山元大夢(2年)
24 DF 野崎陽登(1年)
25 DF 下池翼(3年)
26 FW 木村成寿(1年)
27 MF 浅田竣介(2年)
28 MF 鮫島拓巳(1年)
29 MF 喜多亮太(1年)
30 MF 宇野颯人(1年)
▼関連リンク
●【特設】高校選手権2018
★「第97回全国高校サッカー」全48代表校が決まる地区大会決勝を一挙放送!

出場校チーム紹介:大阪学院大高(大阪)大阪の新王者、大阪学院大高

$
0
0
大阪の新王者、大阪学院大高
第97回全国高校サッカー選手権

大阪学院大高(大阪)

大阪学院大高関連ニュース


大阪学院大高写真ニュース

▼全国大会日程
1回戦 vs.明秀日立高(茨城)
■出場回数
初出場
■過去の最高成績
-
■その他、過去の主な全国大会成績
全国高校総体出場1回
■監督
小野原明男
■主将
MF山田力也(3年)
■今季成績
[総体](府8強)
府7回戦(準々決勝) 0-1 履正社高
[リーグ戦]
大阪府1部リーグ2位(9勝8分1敗)
■予選成績
4回戦 5-0 東百舌鳥高
5回戦 8-0 三島高
6回戦 4-0 大阪産業大附高
準々決勝 2-0 関西大北陽高
準決勝 2-0 履正社高
決勝 0-0(PK4-2)東海大仰星高
■都道府県予選決勝布陣&決勝メモ
[4-4-2]
         大垣光平
     原聖悟
田中英哲          川北笑
   佐々木大地 山田力也
笹岡颯太         下舘大輝
    山本奏楽  渡健大
       梅田陸空
[決勝メモ] 
 16年度全国4強の東海大仰星高との決勝戦。ともに無失点で勝ち上がってきた大阪学院大高、東海大仰星は互いに譲らず、0-0のまま試合を進める。ともに攻守の切り替え速く、球際の攻防、セカンドボールの拾い合いで差のつかないゲームとなった。東海大仰星はMF東龍星(3年)がクロスに持ち込んだり、MF美藤倫(2年)のラストパスがPAへ入るも大阪学院は簡単にシュートを打たせない。後半半ば頃から運動量で上回る大阪学院がチャンスを増やしてペースを握る。得点を奪うことはできなかったが、相手のチャンスもGK梅田陸空(3年)の好セーブなどで防いだ大阪学院は、延長後半終了間際に“PK職人”のGK池上柊人(3年)を投入。0-0で突入したPK戦でその池上が東海大仰星のキッカー2人のミスを誘い、4-2で大阪学院が選手権初出場を決めた。

MOM:DF山本奏楽(3年)
「周囲のサポートも受けながら気迫のタックル。ピンチを阻止」

■予選取材記者(編集部・吉田)チーム紹介
堅守、負けない強さ持つ初出場校
 激戦区・大阪府予選で全6試合無失点。今年の大阪府1部リーグではG大阪ユースBやJ内定3選手を擁した興國高、夏の大阪王者・関西大北陽高などの強豪との18試合で9勝8分1敗、わずか10失点という堅守と負けない強さを見せてきた。インターハイに初出場し、ベスト16入りした一昨年や昨年に比べると、攻撃のタレントはいないかもしれない。それでも、C大阪U-18や関西学院大でプレーした経歴を持つ小野原明男監督が「今年のチームは守備のところで全員で献身的に身体を張れる」と説明するチームは対戦相手を分析し、色々な状況を想定、準備をしてトーナメント戦を戦い、特長を発揮して無失点Vを成し遂げた。
 小野原監督が「相当体力がある」と説明するFW大垣光平(3年)を筆頭に、山田らが運動量を発揮して相手に自由な攻撃を許さず、CB山本奏楽(3年)とCB渡健大(3年)を中央に配したDFラインも冷静な守りでチームに貢献する。そして、抜群の身体能力を活かしてハイボールやDFライン背後へのボールを処理する大型GK梅田陸空(3年)の存在が守りをより強固に。安定感の高い守りを支えにキープ力優れたFW原聖悟(3年)やMF田中英哲(3年)が貴重なゴールを奪い取る。支えてくれた人たちの分も戦い、一つでも上へ。武器を持つ大阪王者が旋風を巻き起こす。
■予選取材記者(編集部・吉田)注目選手
素材感十分の大器
GK梅田陸空(3年)
「全国的には無名だが、身体能力、素材感はトップクラスのGKだ。『自分の武器』というハイボールの強さ、キックに要注目。母はバレーボール選手として活躍」

“3人分走る”主将
MF山田力也(3年)
「特別な身体能力は持っていないが、小野原監督が『練習から120パーセントでやる子。1人で3人分くらい動いている』と評するほどの運動量、予測力でピンチの芽を摘むボランチ」

小さなテクニシャン
FW原聖悟(3年)
「攻撃のアクセントになっている小さなテクニシャン。柔らかいボールタッチと身のこなし、そして強気の仕掛けで相手の急所を突く」

■過去の全国大会成績
-
■登録メンバーリスト
1 GK 梅田陸空(3年)
2 DF 藤岡海地(3年)
3 DF 山本奏楽(3年)
4 MF 矢部風真(2年)
5 DF 渡健大(3年)
6 DF 笹岡颯太(3年)
7 FW 原聖悟(3年)
8 MF 山田力也(3年)
9 FW 大垣光平(3年)
10 MF 田中英哲(3年)
11 FW 郡山龍成(3年)
12 GK 中川永遠(1年)
13 DF 形屋優堂(1年)
14 MF 川北笑(3年)
15 MF 林尚輝(3年)
16 MF 谷口敦都(3年)
17 DF 森田峻梧(3年)
18 FW 森脇直人(2年)
19 MF 鈴平幸勢(1年)
20 FW 松田堅成(3年)
21 MF 下舘大輝(1年)
22 MF 佐々木大地(1年)
23 FW 岡部繁尚(1年)
24 FW 真鍋竜馬(1年)
25 GK 池上柊人(3年)
26 MF 桐原洋(3年)
27 MF 島津秀羅(2年)
28 DF 岩井隆太(1年)
29 DF 森脇侑万(1年)
30 MF 雪本貴則(1年)
▼関連リンク
●【特設】高校選手権2018
★「第97回全国高校サッカー」全48代表校が決まる地区大会決勝を一挙放送!

ポルティモネンセ移籍報道のGK権田、ホルン時代の経験踏まえ「何が起こるか分からない」日本代表合宿に参加するGK権田修一

$
0
0
日本代表合宿に参加するGK権田修一
 日本代表合宿2日目の練習後、取材陣に対応したGK権田修一(鳥栖)が海外移籍報道について言及した。ポルトガル1部ポルティモネンセへの移籍が決定的になったと報じられたが、「興味を持っていただいているというのは聞いています」としたうえで、「今は何も決まっていないので何とも言えないです」と話すにとどめた。

「まだ何も決まっていないですし、今はアジアカップでいいプレーができるように集中したい。今はまだサガン鳥栖の選手です」

 権田はFC東京の下部組織で育ち、2007年にトップチームに昇格。16年に初の海外挑戦に踏み切り、SVホルン(当時オーストリア3部)に期限付き移籍した。17年1月の移籍市場で欧州移籍を希望し、FC東京と合意のもと契約を解除。しかし、交渉が難航し、鳥栖に加入した経緯がある。

「ホルンの時に決まりそうで決まらなかったことを経験している。実際に僕がその用紙を見て契約の場に座るまでは何が起こるか分からない」。そう慎重に話した一方で、「FC東京時代から海外でプレーしたいという思いをずっと持ち続けているのは事実です」と変わらぬ野心を口にした。

 日本人GKの海外移籍は、今年現役を引退したGK川口能活が先駆け。また、3大会連続でW杯の正GKを務めた川島永嗣はベルギー、スコットランド、フランスのクラブを渡り歩き、今なお海外挑戦を続けている。

 権田は2011年アジアカップで正GKだった川島をチームの一員として支え、アジア制覇を経験した。「もともと素晴らしい選手ですが、勝負のディテールやこだわりは海外でプレーすることで増したんじゃないかな」と背中を追う川島の進化を指摘。「だからこそあれだけW杯だったり、世界でずっと高いレベルでプレーし続けられるんだと思う。やはり自分が目指さなきゃいけないところだと思います」。2度目の海外挑戦を前に、まずはアジアカップで結果を残す。

(取材・文 佐藤亜希子)

●EAFF E-1選手権2017特集ページ

出場校チーム紹介:一条(奈良)3年連続の全国大会出場を果たした一条高

$
0
0
3年連続の全国大会出場を果たした一条高
第97回全国高校サッカー選手権

一条高(奈良)

一条高関連ニュース


一条高写真ニュース

▼全国大会日程
1回戦 vs.仙台育英高(宮城)
■出場回数
3年連続9回目
■過去の最高成績
3回戦敗退(16、17年度)
■その他、過去の主な全国大会成績
全国高校総体出場8回
■監督
前田久
■主将
DF酒本哲太(3年)
■今季成績
[総体](全国1回戦敗退)
県決勝 0-0(PK3-1)奈良育英高
全国1回戦 0-3 桐光学園高(神奈川2)
[リーグ戦]
奈良県1部リーグ3位(11勝3分4敗)
■予選成績
2回戦 4-0 郡山高
3回戦 3-1 畝傍高
準々決勝 1-0 香芝高
準決勝 3-2(延長)五條高
決勝 1-0 奈良育英高
■都道府県予選決勝布陣&決勝メモ
[4-4-2]
    八木三郎 佐藤力丸
      松山知樹
 岩本涼太      石川航大
      山田跳馬
西岡祐弥         要隆太
    猪股智也 酒本哲太
      三村光希
[決勝メモ] 
 7年ぶりの全国出場を目指した奈良育英高との決勝戦。前半、FW山川智也(3年)やFW深見悠生(3年)の突破力を活かしたサイド攻撃を繰り出す奈良育英を一条は粘り強い守りで凌いで攻め返す。ともに攻め切れないシーンが続いて迎えた後半3分、一条はMF石川航大(3年)の左CKをファーサイドから飛び込んだCB酒本哲太主将(3年)が頭で押し込んで先制。その後、一条はFW八木三郎(3年)がクロスバー直撃のロングシュートを放った一方、ダブルボランチにスイッチして守備の安定化を図る。対する奈良育英は今大会11得点のFW石田翔馬(3年)の右足シュートがポストを叩くなど一条の堅守をこじ開けることができず。一条が1-0で勝ち、3連覇を達成した。

MOM:DF酒本哲太(3年)
「攻守で躍動した主将が決勝ヘッド」

■予選取材記者(前田カオリ氏)チーム紹介
2年連続全国16強の市立高校。ベスト8の壁突破に挑戦

 インターハイ予選ではPK戦の末に奈良育英高を退け優勝したが、夏以降は守備面での調子を落とし、奈良県リーグ1部は奈良育英、五條高に次ぐ3位で終えていた一条。3年生中心だったチームに下級生を加えることで、チーム内に良い競争が生まれ、復調した。
 奈良予選決勝では、中盤がダイヤモンド型の4-4-2でスタートしたが、試合途中にフラットな4-4-2に変更。うまくボールを回しながらポゼッションで戦う奈良育英に対し、隙を見せないブロックを敷いた。このように、対戦相手や戦況によって、柔軟に対応することができる。
 直近2回の全国大会では3回戦まで勝ち進んだ一条だが、スポーツ推薦がない公立高校。「スーパーなタレントがいるわけではないし、私立の強豪校のように練習環境が非常に恵まれているというわけでもない」(前田久監督)中で、前田監督が大事に育ててきたチームだ。選手たちも真面目に取り組み、成長してきた。DF酒本哲太(3年)を中心にして巧みに守り、奈良大会最優秀選手のFW八木三郎(3年)をはじめ、MF石川航大(3年)やMF松山知樹(3年)が相手の隙を逃すことなく果敢に攻める。
「泥臭くても最後まで戦い抜くことができる」(酒本)たくましさを全国大会でも示し、過去2年で越えられなかった壁を突破したい。

編集部+α
 奈良市立の一条高は今回、初の選手権予選3連覇を果たし、通算9回目の選手権出場。地元・奈良で開催された09年インターハイでは徳島商高(徳島)、金光大阪高(大阪)を破ってベスト8進出を果たしている。選手権での奈良県勢は94年度大会でGK楢崎正剛を擁した奈良育英がベスト4へ進出した後、7校が3回戦まで勝ち進んでいるが、いずれもそこで敗れている。まずは一戦必勝となるだろうが、奈良県勢にとっても、大きなものになっている8強入りへの壁を破ることができるか、注目だ。
■予選取材記者(前田カオリ氏)注目選手
プレーでチームを牽引する主将
DF酒本哲太(3年)
「高さと強さが魅力のCB。最後尾で守備の安定感を出す。いつでも臆すことのないハートの強さも、指揮官お墨付き」

忍耐強いゴールハンター
FW八木三郎(3年)
「前線での守備にも手を抜かず、粘り強くゴールに向かえる選手。得点できるまで何度でも執念深く足を伸ばす」

先が見えるタレント
MF松山知樹(2年)
「少し先の流れを感じ取ってプレーできるセンスを持った選手。今後の成長に指揮官も期待を寄せる」

■過去の全国大会成績
【17年度 第96回(3回戦敗退)】
2回戦 2-2(PK3-2)桐蔭学園高
3回戦 0-3 米子北高
【16年度 第95回(3回戦敗退)】
2回戦 1-0 山形中央高(山形)
3回戦 2-2(PK3-4)佐野日大高(栃木)
【13年度 第92回(2回戦敗退)】
2回戦 0-5 星稜高(石川)
【09年度 第88回(1回戦敗退)】
1回戦 1-2 東北高(宮城)
【08年度 第87回(1回戦敗退)】
開幕戦 1-1(PK2-3)鹿島学園高(茨城)
【06年度 第85回(2回戦敗退)】
1回戦 3-2 東海大三高(長野)
2回戦 0-4 作陽高(岡山)
【05年度 第84回(2回戦敗退)】
開幕戦 5-2 甲府東高(山梨)
2回戦 0-3 徳島商高(徳島)
【02年度 第81回(1回戦敗退)】
1回戦 1-6 市立船橋高(千葉)
■登録メンバーリスト
1 GK 三村光希(3年)
2 FW 下里竜樹(3年)
3 DF 酒本哲太(3年)
4 DF 猪股智也(3年)
5 DF 竹内亮平(3年)
6 MF 吉川諒(3年)
7 MF 石川航大(3年)
8 MF 木本倫大(3年)
9 MF 岩本涼太(2年)
10 FW 佐藤力丸(2年)
11 FW 八木三郎(3年)
12 DF 要隆太(2年)
13 DF 西岡祐弥(2年)
14 MF 西川翔大(3年)
15 MF 松山知樹(2年)
16 GK 平井遥希(2年)
17 MF 山村怜嗣(3年)
18 FW 山田将也(2年)
19 MF 梅景俊輔(1年)
20 MF 山田跳馬(2年)
21 GK 北魁星(1年)
22 MF 樋口翔大(1年)
23 DF 佐藤大起(2年)
24 MF 泉宗磨(3年)
25 FW 竹中優輝也(3年)
26 FW 三谷陽(3年)
27 MF 吉峯惇(3年)
28 DF 近藤北斗(3年)
29 MF 吉村祐希(3年)
30 MF 東原太成(2年)
▼関連リンク
●【特設】高校選手権2018
★「第97回全国高校サッカー」全48代表校が決まる地区大会決勝を一挙放送!

出場校チーム紹介:和歌山北(和歌山)和歌山北高は2年ぶりの全国で大暴れを誓う

$
0
0
和歌山北高は2年ぶりの全国で大暴れを誓う
第97回全国高校サッカー選手権

和歌山北高(和歌山)

和歌山北高関連ニュース


和歌山北高写真ニュース

▼全国大会日程
1回戦 vs.旭川実高(北海道)
■出場回数
2年ぶり11回目
■過去の最高成績
8強(81年度)
■その他、過去の主な全国大会成績
全国高校総体出場10回
■監督
中村大吾
■主将
DF松本修造(3年)
■今季成績
[総体](県4強)
県準決勝 0-1(延長)近大和歌山高
[リーグ戦]
和歌山県1部リーグ優勝(16勝2分)
[新人戦](県4強)
県準決勝 0-2 初芝橋本高

■予選成績
3回戦 8-0 粉河高
準々決勝 4-0 海南高
準決勝 2-0 近大和歌山高
決勝 2-2(PK4-1)初芝橋本高
■都道府県予選決勝布陣&決勝メモ
[4-4-2]
   桂梨恩  楠見歩希
中川愛斗         上田樹生
    田村凌我 井上晴貴
妹背弘毅         岡本昌浩
    松本修造 清水陽斗
      得津颯志
[決勝メモ] 
 前回優勝の初芝橋本高との決勝戦は和歌山北が先制する。前半32分、こぼれ球からFW楠見歩希(3年)が今大会9ゴール目を決めた。対する初芝橋本は後半5分、FW岡村修哉(3年)が左サイドを突破し、FW小川諒悟(3年)が同点ゴール。24分に初芝橋本が退場者を出したが、スコアは動かず。初芝橋本GK横井海斗(2年)、和歌山北GK得津颯志(3年)の両守護神が好守を見せるなど締まった試合は1-1のまま延長戦の突入する。その前半アディショナルタイム、初芝橋本は速攻から途中出場MF名願央希(2年)が勝ち越しゴールを奪う。だが和歌山北は延長後半10分、FW桂梨恩(3年)が思い切りの良い右足シュートで起死回生の同点ゴール。和歌山北はPK戦で191cmGK得津が1人目と2人目を止めて、4-1で勝った。

MOM:DF松本修造(3年)
「精神的な支柱、焦らず戦い抜く」

■予選取材記者(前田カオリ氏)チーム紹介
積み重ねてきた“連動・連続・連携”を全国でも

 1年間積み重ねてきた“連動・連続・連携”。相手選手1人に対して2人以上で動く状態を作り、攻守問わず数的な優位性を生み出す。
 チームとして表現できるようになったのは、夏以降。2月の新人戦では、準決勝で初芝橋本高に0-2で敗れ、3位フィニッシュ。6月のインターハイ予選も近大和歌山高を相手に延長戦の末に0-1で苦杯をなめ、ベスト4で終えている。シーズンの始めは思い通りにできないことも多かったが、夏頃からは「監督に指導されていたことが身体に染み付いているような感覚」(DF松本修造、3年)になり、「周りが見られるようになった」(中村大吾監督)。その結果、和歌山県リーグ1部では勝点で初芝橋本を上回り、首位で終えることができた。最終ラインではDF松本、中盤ではMF井上晴貴(3年)が、全体のバランスを見て“連動・連続・連携”を表現するキーマンに。攻撃面においては、MF田村凌我(3年)の配球からFW楠見歩希(3年)とFW林梨恩(3年)を中心に、連続した攻撃を仕掛ける。
 また、トランジションの局面でも強さを発揮。“切り替え0秒”を合言葉に、切り替えの素早さを強く意識してきた。全体で連動し、攻守ともにスピーディーな展開が光るチームに仕上がった。
 1年かけてようやくかたちになった“北高のサッカー”を全国の舞台でも披露する。

編集部+α
 全国大会出場は今回が11回目。抽選負け、PK戦敗退などを経て全国未勝利で迎えた81年度の出場時には2勝して8強入りを果たしている。同校は1964年、全国で2番目に体育科を設置した伝統校で陸上競技や体操競技、レスリングなどでオリンピック選手を輩出。今年のインターハイには9競技で計70名の選手が出場した。特に運動盛んな和歌山の県立の雄が、選手権でも活躍を目指す。
■予選取材記者(前田カオリ氏)注目選手
アクセントをもたらすドリブラー
FW楠見歩希(3年)
「巧みなドリブルと緩急をつけられるプレーが魅力。攻撃時のアクセントとなる。シュートセンスも高い」

中盤を司るバランサー
MF井上晴貴(3年)
「ポジショニングが重要なチームにおいて、中盤で常にバランスをとれる選手。スペースを埋め、ボールを散らす」

精神的支柱のキャプテン
DF松本修造(3年)
「最終ラインからのコーチングでチームを支える。予測の能力も高く、迅速にカバーリング。相手の攻撃を摘み取る」

■過去の全国大会成績
【16年度 第95回(1回戦敗退)】
1回戦 0-1 佐野日大高(栃木)
【12年度 第91回(1回戦敗退)】
1回戦 0-1 帝京大可児高(岐阜)
【05年度 第84回(1回戦敗退)】
1回戦 1-1(PK4-5)山形中央高(山形)
【84年度 第63回(1回戦敗退)】
1回戦 0-6 新潟工高(新潟)
【83年度 第62回(2回戦敗退)】
2回戦 1-3 韮崎高(山梨)
【82年度 第61回(1回戦敗退)】
1回戦 0-3 浦和南高(埼玉)
【81年度 第60回(2回戦敗退)】
2回戦 1-0 富山一高(富山)
3回戦 4-1 札幌光星高(北海道)
準々決勝 0-2 古河一高(茨城)
【74年度 第53回(1回戦敗退)】
1回戦 2-2(PK2-4)水島工高(岡山)
【73年度 第52回(1回戦敗退)】
1回戦 0-5 相模工大附高(神奈川)
【72年度 第51回(1回戦敗退)】
1回戦 1-1(抽選負け)浦和市立高(埼玉)
■登録メンバーリスト
1 GK 得津颯志(3年)
2 DF 黒松竜大(3年)
3 FW 西川太陽(3年)
4 DF 松本修造(3年)
5 DF 岡本昌浩(3年)
6 MF 井上晴貴(3年)
7 MF 中川愛斗(3年)
8 MF 上田樹生(3年)
9 FW 桂梨恩(3年)
10 MF 田村凌我(3年)
11 FW 楠見歩希(3年)
12 MF 伊藤瑠我(3年)
13 FW 大石智生(3年)
14 DF 鶴田和希(3年)
15 DF 米川柾(3年)
16 MF 井岡亮斗(3年)
17 GK 石橋斗夢(2年)
18 FW 堀尾大貴(3年)
19 DF 小倉完太(3年)
20 MF 川上敦士(3年)
21 GK 中谷豪秀(1年)
22 DF 清水陽斗(2年)
23 DF 妹背弘毅(3年)
24 DF 濱田大雅(2年)
25 MF 中屋愛斗(2年)
26 MF 田村尚大(3年)
27 FW 淀澤紀登(2年)
28 DF 吉田海斗(2年)
29 MF 中村統真(2年)
30 DF 藤田隆希(1年)
▼関連リンク
●【特設】高校選手権2018
★「第97回全国高校サッカー」全48代表校が決まる地区大会決勝を一挙放送!

出場校チーム紹介:東福岡(福岡)“赤い彗星”こと東福岡高が、選手権日本一を狙う

$
0
0
“赤い彗星”こと東福岡高が、選手権日本一を狙う
第97回全国高校サッカー選手権

東福岡高(福岡)

東福岡高関連ニュース


東福岡高写真ニュース

▼全国大会日程
1回戦 vs.浦和南高(埼玉)
■出場回数
6年連続20回目
■過去の最高成績
優勝(97、98、15年度)
■その他、過去の主な全国大会成績
全国高校選手権4強2回(93、95年度)、全国高校総体優勝3回(97、14、15年)、同出場16回、全日本ユース(U-18)選手権優勝1回(97年)、同準優勝1回(96年)、同4強2回(94、03年)、プレミアリーグWEST2位2回(13、15年)
■監督
森重潤也
■主将
MF中村拓也(3年)
■今季成績
[総体](全国3回戦敗退)
県決勝 3-1 筑陽学園高
九州決勝 1-0 日章学園高(宮崎)
全国1回戦 2-1 矢板中央高(栃木)
全国2回戦 3-0 浦和南高(埼玉2)
全国3回戦 1-2 三浦学苑高(神奈川1)
[リーグ戦]
プレミアリーグWEST5位(9勝4分5敗)
[新人戦](県優勝、九州準優勝)
県決勝 3-0 筑陽学園高
九州決勝 1-3 大津高(熊本)

■予選成績
2回戦 0-0(PK2-0)飯塚高
準々決勝 2-1 高稜高
準決勝 3-2 東海大福岡高
決勝 2-1(延長)筑陽学園高
■都道府県予選決勝布陣&決勝メモ
[4-1-4-1]
     大森真吾
青木俊輔      野寄和哉
  中村拓也 荒木遼太郎
     牧山晃政
中西渉真      中村拓海
  丸山海大 西田翔央 
     松田亮

[決勝メモ] 
 新人戦決勝、インターハイ予選決勝と同じカードとなった筑陽学園高との決勝戦。前半32分、MF古賀勇貴(3年)が倒れながら出したスルーパスに反応したFW赤司匠主将(3年)のゴールで筑陽学園が先制する。だが、2試合連続で逆転勝ちしている東福岡は後半2分、DF中村拓海(3年)の右アーリークロスで抜け出したMF中村拓也主将(3年)が同点ゴールを奪う。ボールを握って攻める東福岡は後半間際にMF青木俊輔(1年)が放った左足シュートがポストに弾かれるなど80分間で試合を決めることこそできなかったものの、延長前半3分に勝ち越す。右サイドからのパスを中央で受けたMF福田翔生(3年)が左前方のスペースへパスを送る。これに走り込んだ1年生MF青木が、ニアサイドに左足シュートを決めて2-1。3試合連続で逆転勝ちした東福岡が6連覇を達成した。

MOM:青木俊輔(1年)
「1年生アタッカーが全国導く延長V弾!」

■予選取材記者(川端暁彦氏)チーム紹介
未完ながら秘める大きな可能性

 森重潤也監督が「まだ完成とは言えないけれど、力のある学年だと思っている」と語ったように、チームとしては未完ながら大きな可能性を秘めているのが今年の東福岡だ。
 両翼を使った伝統の攻めは今年も健在で、高い能力を持つ両サイドバックも絡んでいくサイドアタックは強力無比。相手が外の守りに気をとられれば、中央から主将のMF中村拓也(3年)、U-16日本代表MF荒木遼太郎(2年)を中心とした巧みな崩しが期待できる。守っても大会屈指のGK松田亮(3年)、U-17代表DF丸山海大(2年)、負傷から復活した大型DF西田翔央(3年)が構える最終ライン中央は実に頑健だ。
 選手権予選では1年生の青木俊輔が台頭し、決勝の決勝点を奪うなど破格のプレーを見せ付けた。チーム内競争が激しく、新しい選手が次々と出てくる部分は今年も変わらぬ東福岡の強み。選手権に向けて、また新たな選手の台頭も期待できそうだ。

編集部+α
 97年度の高校3冠、「雪の決勝」、選手権連覇、14、15年のインターハイ連覇、15年度選手権決勝での5-0快勝、「トリックFK」によるゴールなど記録にも、記憶にも残る戦いを見せてきた“赤い彗星”。プレミアリーグWESTに所属する高体連チームで唯一、11年の発足から同リーグに参戦し続けている強豪は、激戦区・福岡で頭一つ抜ける存在となっている。今回、福岡6連覇、20回目の選手権出場を達成。日本一を目指して全国に挑む。
■予選取材記者(川端暁彦氏)注目選手
FC東京内定。近代型SB
DF中村拓海(3年)
「FC東京内定、U-18日本代表にも名を連ねる攻撃的サイドバック。突破だけでなく組み立てにも絡んでいく」

ヒガシの大黒柱
MF中村拓也(3年)
「チームの大黒柱。正確なキックでチャンスを演出するほか、県決勝で見せたようにゴール前での怖さも出せる」

アジアV経験した俊英
MF荒木遼太郎(2年)
「U-16日本代表のアジア優勝メンバー。センス抜群の飛び出し、巧みなパスワークからヒガシの攻撃を彩る」

■過去の全国大会成績
【17年度 第96回(2回戦敗退)】
1回戦 3-0 尚志高(福島)
2回戦 0-1 富山一高(富山)
【16年度 第95回(8強)】
2回戦 1-0 東邦高(愛知)
3回戦 2-0 鹿児島城西高(鹿児島)
準々決勝 0-1 東海大仰星高(大阪)
【15年度 第94回(優勝)】
1回戦 3-0 遠野高(岩手)
2回戦 3-1 新潟明訓高(新潟)
3回戦 0-0(PK4-3)市立船橋高(千葉)
準々決勝 1-0 駒澤大高(東京B)
準決勝 2-0 星稜高(石川)
決勝 5-0 國學院久我山高(東京A)
【14年度 第93回(3回戦敗退)】
1回戦 2-0 三鷹高(東京B)
2回戦 3-0 草津東高(滋賀)
3回戦 0-3 静岡学園高(静岡)
【13年度 第92回(3回戦敗退)】
1回戦 6-0 米沢中央高(山形)
2回戦 3-0 佐賀東高(佐賀)
3回戦 0-0(PK5-6)日章学園高(宮崎)
【09年度 第88回(2回戦敗退)】
2回戦 0-2 岐阜工高(岐阜)
【07年度 第86回(8強)】
1回戦 4-1 松商学園高(長野)
2回戦 1-0 野洲高(滋賀)
3回戦 3-1 佐賀北高(佐賀)
準々決勝 0-0(PK2-4)流通経済大柏高(千葉)
【05年度 第84回(2回戦敗退)】
1回戦 2-0 伊勢崎商高(群馬)
2回戦 0-1 遠野高(岩手)
【04年度 第83回(2回戦敗退)】
2回戦 1-1(PK4-5)市立船橋高(千葉)
【02年度 第81回(8強)】
2回戦 3-2 岐阜工高(岐阜)
3回戦 2-0 山形中央高(山形)
準々決勝 2-3 滝川ニ高(兵庫)
【01年度 第80回(3回戦敗退)】
1回戦 3-0 国士舘高(東京B)
2回戦 4-3 東海大仰星高(大阪)
3回戦 1-1(PK5-6)前橋育英高(群馬)
【99年度 第78回(3回戦敗退)】
2回戦 3-0 磐城高(福島)
3回戦 0-3 市立船橋高(千葉)
【98年度 第77回(優勝)】
2回戦 1-0 金沢桜丘高(石川)
3回戦 3-0 遠野高(岩手)
準々決勝 1-0 室蘭大谷高(北海道)
準決勝 3-2 滝川ニ高(兵庫)
決勝 4-2 帝京高(東京A)
【97年度 第76回(優勝)】
1回戦 5-0 富山一高(富山)
2回戦 4-0 新潟工高(新潟)
3回戦 2-0 国見高(長崎)
準々決勝 5-0 逗葉高(神奈川)
準決勝 3-1 丸岡高(福井)
決勝 2-1 帝京高(東京A)
【95年度 第74回(4強)】
1回戦 2-1 桐光学園高(神奈川)
2回戦 4-0 作陽高(岡山)
3回戦 3-0 近大附高(大阪)
準々決勝 0-0(PK5-4)市立船橋高(千葉)
準決勝 1-1(PK4-5)静岡学園高(静岡)
【94年度 第73回(3回戦敗退)】
2回戦 2-1 丸岡高(福井)
3回戦 0-2 市立船橋高(千葉)
【93年度 第72回(4強)】
2回戦 3-1 磐城高(福島)
3回戦 3-2 登別大谷高(北海道)
準々決勝 2-1 熊本商大附高(熊本)
準決勝 0-8 国見高(長崎)
【80年度 第59回(1回戦敗退)】
1回戦 1-4 岡崎城西高(愛知)
【79年度 第58回(1回戦敗退)】
1回戦 1-4 愛知高(愛知)
■登録メンバーリスト
1 GK 松田亮(3年)
2 DF 中村拓海(3年)
3 DF 中西渉真(3年)
4 DF 西田翔央(3年)
5 DF 岩城雄大(3年)
6 MF 中村拓也(3年)
7 MF 福田翔生(3年)
8 MF 野寄和哉(3年)
9 FW 大森真吾(3年)
10 MF 篠田憲政(3年)
11 MF 井本寛次(3年)
12 DF 知花健太郎(3年)
13 MF 知花康士朗(3年)
14 GK 豊島昂盟(3年)
15 DF 丸山海大(2年)
16 MF 牧山晃政(3年)
17 MF 青木俊輔(1年)
18 MF 荒木遼太郎(2年)
19 MF 石原利玖(3年)
20 FW 堺悠人(3年)
21 FW 中村駿介(3年)
22 DF 井崎涼輔(3年)
23 DF モヨ・マルコム強志(2年)
24 MF 佐藤聡史(1年)
25 GK 野見山大(2年)
26 DF 大串啓太郎(2年)
27 MF 井原直人(2年)
28 MF 永尾聖也(2年)
29 FW 岐部総志郎(2年)
30 MF 佐藤湧大(2年)
▼関連リンク
●【特設】高校選手権2018
★「第97回全国高校サッカー」全48代表校が決まる地区大会決勝を一挙放送!

出場校チーム紹介:大津(熊本)悲願の全国制覇に挑戦する大津高

$
0
0
悲願の全国制覇に挑戦する大津高
第97回全国高校サッカー選手権

大津高(熊本)

大津高関連ニュース


大津高写真ニュース

▼全国大会日程
1回戦 vs.桐光学園高(神奈川)
■出場回数
3年ぶり17回目
■過去の最高成績
8強(97、01、08年度)
■その他、過去の主な全国大会成績
全国高校総体準優勝(14年)、同4強2回(08、09年)、同出場19回、プレミアリーグWEST出場
■監督
古閑健士
■主将
DF福島隼斗(3年)
■今季成績
[総体](全国8強)
県決勝 2-0 ルーテル学院高
全国1回戦 1-0 初芝橋本高(和歌山)
全国2回戦 3-0 前橋育英高(群馬)
全国3回戦 2-0 國學院久我山高(東京2)
全国準々決勝 1-2 昌平高(埼玉1)
[リーグ戦]
プリンスリーグ九州2位(11勝5分2敗)
[新人戦](九州優勝)
県決勝 9-0 東海大熊本星翔高
九州決勝 3-1 東福岡高(福岡)
■予選成績
4回戦 13-0 翔陽高
準々決勝 6-1 鹿本高
準決勝 2-1 熊本国府高
決勝 2-1 ルーテル学院高
■都道府県予選決勝布陣&決勝メモ
[4-4-2]
          
    大崎舜  奥原零偉
水野雄太        大竹悠聖
    高見柊真 松原亘紀
西原大地        岩本侑大
    福島隼斗 吉村仁志
      松村龍之介
[決勝メモ] 
 インターハイ予選決勝と同じく、ルーテル学院高との決勝戦。先制したのはルーテル学院だった。前半11分、右サイドからドリブルしたMF本田大悟(2年)のラストパスを大津DFがオウンゴール。だが大津は20分、MF松原亘紀(3年)の右CKをCB吉村仁志(3年)が頭で左隅に決めて同点に追いつく。38分にも再び松原の右CKからこぼれ球をFW大崎舜(3年)が決めて逆転に成功した。大津は3点目のチャンスを作りながらもルーテル学院GK岩川壱星(2年)やCB成田澪史(3年)の好守に阻まれるなど活かすことができない。逆にカウンターから同点ゴールを目指すルーテル学院の攻撃を受けるシーンもあった。だが、CB福島隼斗主将(3年)中心に封じた大津が2-1で勝ち、全国出場を決めた。

MOM:DF福島隼斗(3年)
「正確なフィードで攻撃の起点に。守備ではピンチの芽を摘み取る」


■予選取材記者(川端暁彦氏)チーム紹介
初の日本一へ、準備整う
 
 昨年から先発出場していた選手がズラリと居並び、今夏の高校総体で8強入りしたことで自信もつけた。本命として大きなプレッシャーを受けながらの戦いだった県予選を勝ち抜く中で、チームとしてのまとまりも強固になった。選手権本大会でも優勝候補の一角を担うチームだ。
 最大の売りは「本当に良くなってきた」と平岡和徳総監督も目を細める湘南内定の福島隼斗主将(3年)とU-18日本代表の吉村仁志(3年)が組む両CB。突出した個人能力を持つ二人がより噛み合うようになり、西原大地(3年)と岩本侑大(3年)の両SBを含めたディフェンスラインは盤石になった。
 MF松原亘紀(3年)を起点に、快足大型FW大崎舜(3年)やU-18日本代表MF水野雄太(3年)が躍動する攻撃には元より定評があるだけに、いよいよ初の栄冠を狙う準備が整った。

編集部+α
 “公立の雄”“育成の大津”のキャッチフレーズを持つ公立の強豪校。人口3万人強の大津町から毎年のように全国上位で勝負するチーム、個を作り続けている。今年のワールドカップではOBのCB植田直通がメンバー入り。将来性を重視した育成法の下で個を磨き、プロ入りした選手は50人にも及ぶ。だが、大型チームとして全国に挑戦しながらも選手権での4強入りはなく、インターハイも14年の準優勝が最高成績だ。攻守にタレントの名が並ぶ今年こそ悲願の全国制覇を果たすか、注目だ。


■予選取材記者(川端暁彦氏)注目選手
“公立の雄”の支柱
DF福島隼斗(3年)
「キャプテンにして守備の支柱。粘りの守備に加えてダイナミックな展開力も兼ね備え、ロングフィードでチャンスを作る。湘南内定」

ポテンシャル抜群のCB
DF吉村仁志(3年)
「U-18日本代表にも選出されたポテンシャル抜群のCB。夏から減量に成功して跳躍力と俊敏性も増している」

大津のスーパーエース
MF水野雄太(3年)
「仕掛けて決める大津のスーパースター。左サイドの彼に警戒する余り、逆サイドから崩されるのも大津の対戦相手あるある。U-18日本代表」

■過去の全国大会成績
【15年度(2回戦敗退)】
2回戦 2-3 前橋育英高(群馬)
【12年度(1回戦敗退)】
1回戦 0-0(PK2-3)旭川実高(北海道)
【10年度(1回戦敗退)】
1回戦 1-2 駒澤大高(東京B)
【08年度(8強)】
1回戦 3-0 北越高(新潟)
2回戦 4-1 立正大淞南高(島根)
3回戦 3-2 藤枝東高(静岡)
準々決勝 1-2 鹿島学園高(茨城)
【06年度(2回戦敗退)】
1回戦 5-0 高志高(福島)
2回戦 0-0(PK5-6)広島皆実高(広島)
【05年度(3回戦敗退)】
2回戦 4-0 北海高(北海道)
3回戦 1-3 滝川二高(兵庫)
【04年度(1回戦敗退)】
1回戦 0-1 盛岡商高(岩手)
【03年度(2回戦敗退)】
1回戦 3-0 佐野日大高(栃木)
2回戦 0-1 四日市中央工高(三重)
【02年度(3回戦敗退)】
2回戦 6-1 韮崎高(山梨)
3回戦 0-0(PK0-2)帝京高(東京A)
【01年度(8強)】
2回戦 1-0 丸岡高(福井)
3回戦 2-2(PK4-2)浦和南高(埼玉)
準々決勝 1-2 国見高(長崎)
【00年度(1回戦敗退)】
1回戦 0-0(PK2-4)修徳高(東京B)
【99年度(2回戦敗退)】
1回戦 3-0 新潟明訓高(新潟)
2回戦 0-4 大分鶴崎高(大分)
【97年度(8強)】
1回戦 3-2 青森山田高(青森)
2回戦 2-0 米子工高(鳥取)
3回戦 2-2(PK4-1)大船渡高(岩手)
準々決勝 1-1(PK2-4)丸岡高(福井)
【96年度(1回戦敗退)】
1回戦 3-4 水戸商高(茨城)
【88年度(1回戦敗退)】
1回戦 1-1(PK3-5)日大山形高(山形)
【87年度(1回戦敗退)】
1回戦 0-7 古河一高(茨城)

■登録メンバーリスト
1 GK 松村龍之介(3年)
2 DF 西原大地(3年)
3 FW 岩本侑大(3年)
4 DF 毛利友哉(3年)
5 DF 吉村仁志(3年)
6 MF 福島隼斗(3年)
7 MF 松原亘紀(3年)
8 MF 大竹悠聖(3年)
9 FW 大崎舜(3年)
10 MF 水野雄太(3年)
11 FW 奥原零偉(3年)
12 DF 吉田陽三郎(3年)
13 DF 立野航海(2年)
14 MF 高見柊真(3年)
15 MF 富永大翔(3年)
16 GK 水町彩人(3年)
17 FW 上田颯太(3年)
18 MF 福富健人(3年)
19 FW 濃野公人(2年)
20 DF 麻生恭平(2年)
21 GK 福山翔紀(2年)
22 DF 岩崎竣也(3年)
23 DF 永田皆人(3年)
24 MF 馬場大暉(3年)
25 MF 廣田翔世(3年)
26 MF 吉瀬大貴(3年)
27 MF 野口陸斗(2年)
28 MF 藤井瑛斗(1年)
29 FW 宮原愛輝(1年)
30 FW 半代将都(1年)
▼関連リンク
●【特設】高校選手権2018
★「第97回全国高校サッカー」全48代表校が決まる地区大会決勝を一挙放送!
Viewing all 229557 articles
Browse latest View live


<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>