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プレミアリーグ大津対東福岡が地震の影響で延期…プリンス九州は全試合延期

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 日本サッカー協会(JFA)は14日に発生した熊本地震の影響で、17日に大津町運動公園球技場で開催を予定していたプレミアプレミアリーグWESTの大津高(熊本)対東福岡高(福岡)の試合が延期になったことを発表した。代替日は未定。

 また、ロアッソ熊本ユースらが所属するプリンスリーグ九州は第2節の全試合が延期となっている。

「ホッとしているんじゃない?」と周囲の声…MF矢島の複雑な思い「ホッとしているんじゃない?」と周囲の声…MF矢島の複雑な思い

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「ホッとしているんじゃない?」と周囲の声…MF矢島の複雑な思い
[4.13 練習試合 清水 1-1 U-23日本代表候補 アイスタ]

 試合開始から清水に主導権を握られる中、ボランチの位置に入ったU-23日本代表候補MF矢島慎也(岡山)は攻撃の組み立てに苦戦していた。

 最終ラインからボールを呼び込もうとも、クサビのパスを打ち込めずに攻撃をスピードアップさせられない。「前線との距離が遠い印象があったのでFWとトップ下の位置をもう少し落とすとか、最終ラインからのビルドアップの位置を上げるとか調整できれば良かった」。チームの中央部となる中盤の底に入るからこそ、「もう少し流れを読む力をつけないと」と反省が口を突いた。

 前半11分に清水に先制点を奪われ、1-0とリードを許したまま後半を迎えるとU-23日本代表候補は全フィールドプレーヤーを交代させる。45分間の出場となった矢島は「与えられた時間の中で追い付けなかったというのは、チームに戻ってまだまだやるべきことがあるということ」と五輪までの残された時間でさらに成長しなければならないと話した。

 手倉森ジャパン発足当初からメンバーに名を連ね、14年1月のAFC U-22選手権、9月のアジア大会、15年3月のリオ五輪アジア一次予選、16年1月のリオ五輪アジア最終予選を戦ってきた。しかし、先月行われたポルトガル遠征では負傷以外では初めてメンバーから外れる。手倉森誠監督は「矢島の力は分かっている」と意図を説明し、矢島自身にも電話で直接伝えたことを明かした。

 実力は十分評価されている。そう感じてもおかしくはない。実際に周囲からは「ホッとしているんじゃない?」と声を掛けられたようだが、矢島には複雑な思いがあったようだ。「自分のポジションで新戦力が試されるのか、本当に呼ぶべき存在ならばどんな状況でも呼ばれるんじゃないかと思ってしまって――」。指揮官の考えには理解を示しながらも、「呼ばれないことに関して悔しさがあった」と当時の心境を明かしている。

 2年以上メンバーに名を連ね続ける男だが、五輪本大会出場に当確ランプが灯っているわけではない。「最終予選のメンバーが必ず入れるわけでは絶対にないし、レベルの高い選手と争っているので安心感など全然ない。本当にメンバーに入るために必死です」と表情を引き締めた。

(取材・文 折戸岳彦)

●リオデジャネイロ五輪特集

“抜け目ない”MF鎌田、一瞬の隙突いて同点弾をお膳立て“抜け目ない”MF鎌田、一瞬の隙突いて同点弾をお膳立て

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“抜け目ない”MF鎌田、一瞬の隙突いて同点弾をお膳立て
[4.13 練習試合 清水 1-1 U-23日本代表候補 アイスタ]

 一瞬生まれた隙を突いた。清水に1点を先行されて迎えた後半25分、センターサークル付近でFW富樫敬真(横浜FM)がファウルを受けると、MF鎌田大地(鳥栖)は素早いリスタートから前線にスルーパスを供給する。

「(野津田)岳人くんが先に動き出してくれてフリーだった」と前線へと走り出すMF野津田岳人(新潟)の動きを見逃さず、ピンポイントパスで同点ゴールをお膳立て。本人は「相手の動きも止まっていたし、そこに蹴るだけだった」と振り返ったものの、一連のプレーに対して手倉森誠監督は「(野津田は)隙を突く姿勢がしっかりあり、出した鎌田も抜け目ないなと思った」と賛辞を贈っている。

 トップ下の位置にとどまることなく、左右にポジションを移動させてはボールを呼び込み、攻撃にリズムをもたらそうと奮闘。しかし、勝ち越しゴールを生み出すことはできずに「しっかり勝ち切りたかった」と悔しさを滲ませた。

 15年8月の京都合宿で手倉森ジャパン初招集を果たして以降、コンスタントにメンバーに名を連ねてきたものの、リオ五輪出場が懸かったAFC U-23選手権ではメンバー外となって涙をのんだ。「皆が勝ち上がって行く姿を見て、悔しい思いもした」と当時を振り返った男は、「リオに行くのが目標」と改めて口にすると、「チームに戻ってからまた一からやり直したい」と意気込みを示す。あの悔しさを二度と味わいたくない――。18人という狭き門を突破するため、残された時間でのアピールを続ける。

(取材・文 折戸岳彦)

●リオデジャネイロ五輪特集

「中途半端に終わってしまった」…手倉森Jデビューも反省のDF三丸拡「中途半端に終わってしまった」…手倉森Jデビューも反省のDF三丸拡

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「中途半端に終わってしまった」…手倉森Jデビューも反省のDF三丸拡
[4.13 練習試合 清水 1-1 U-23日本代表候補 アイスタ]

 手倉森ジャパンのデビュー戦を迎えたDF三丸拡(鳥栖)。今回の静岡合宿で初招集を果たし、「安定した守備を意識し、積極的に攻撃参加して得点に絡みたい」と清水との練習試合に意気込みを示していた。

 前日に行われたフォーメーション練習では、左サイドから好クロスを供給するなど猛アピール。しかし、練習試合では左SBのポジションで先発出場を飾ったものの、守備面では相手に寄せ切れずにクロスを供給される場面が目立ち、持ち味の攻撃参加も控え気味で敵陣深くまで攻め込むシーンは限られた。本人も試合後には納得のいかない表情を見せ、「まったく何もできなかったわけではないけど、中途半端に終わってしまった。もっと思い切って前に出ていけば良かった」と唇を噛んだ。

 3日間の合宿を終えて五輪出場への思いは、間違いなく「強くなった」。「今日のようなプレーでは難しい」と語るようにアピールし切れなかった部分は、チームに戻ってアピールし直すしかない。「しっかりチームで結果を残して、代表にまた呼ばれるように頑張りたい」。初めて手倉森ジャパンを肌で感じたことで、目標は明確になった。再びこの場所に戻ってくるため、鳥栖でさらなる成長を目指す。

(取材・文 折戸岳彦)

●リオデジャネイロ五輪特集

“自分を変えた”山口での1年半…手倉森J生き残り狙うMF小塚和季“自分を変えた”山口での1年半…手倉森J生き残り狙うMF小塚和季

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“自分を変えた”山口での1年半…手倉森J生き残り狙うMF小塚和季
 長い武者修行を終え、アルビレックス新潟へと戻ってきた。レノファ山口FCでの1年半があったからこそ、「自分は変われた」とU-23日本代表候補MF小塚和季(新潟)は振り返った。

 帝京長岡高卒業後の13年、地元クラブでもある新潟に加入した小塚だったが、ルーキーイヤーはプレー機会を得ることができず。2年目の14年4月26日第9節徳島戦でJリーグデビューを飾ったものの、思ったように出場機会を伸ばせず、シーズン途中に当時JFLに在籍していた山口へと期限付き移籍を果たした。すると小塚が加入したチームは同年にJ3昇格、そして翌年の昨季はJ3優勝でJ2昇格を果たし、一気に階段を駆け上がった。

「高校時代は自分のやりたいようなプレーばかりしていた」小塚だったが、山口で出場機会を得ることで「味方がプレーしやすいところにパスを出すなど、自分的には変われたと思う」と自らの変化を語る。さらに、「プロになってからは初めてだった」というボランチでプレーすることで、「多くボールに触れて前向きのプレーが増えたので、自分の持ち味であるパスが多く出せるようになった」と新境地を開いた。

 そして、よりサポーターを身近に感じることで「山口ではJFLからのスタートになりましたが、『サポーターの大切さ』や『サポーターのために頑張ろう』という気持ちを今まで以上に学ぶことができた」と山口で過ごした1年半での変化を話している。

 新潟に復帰した今季、リーグ戦では開幕スタメンを飾り、第5節福岡戦ではフル出場。そしてナビスコ杯では全試合先発出場を続けるなどチームで徐々に存在感を示すと、今回の静岡合宿で手倉森ジャパン初招集を果たした。本人も「選ばれるとは思っていなかったし、本当にビックリした」と驚きの選出となったが、「ただ、こういうチャンスをもらったので、ここに残れるように頑張りたい」と意気込みを示す。

 現在所属する新潟サポーターのために、という気持ちを持つと同時に、山口への恩返しも誓っている。「僕は山口に行って本当に変われたと思う。今でも山口の方がいっぱい応援してくれているので、最終メンバーに残りたいという思いはもっと強くなりました」。2年前、JFLのクラブに移籍した時点で、五輪代表は遠い存在だった。しかし、そのクラブとともに確かな成長を遂げた男は、明確に見えるようになった五輪出場という目標に向かって猛アピールを続ける。

(取材・文 折戸岳彦)

●リオデジャネイロ五輪特集

左SBは新戦力・三丸&小川が争う…U-23日本代表候補、生き残り懸けるメンバーがアピール左SBは新戦力・三丸&小川が争う…U-23日本代表候補、生き残り懸けるメンバーがアピール

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左SBは新戦力・三丸&小川が争う…U-23日本代表候補、生き残り懸けるメンバーがアピール
 U-23日本代表候補は12日、静岡県内でトレーニングキャンプ2日目を行った。2部練となったこの日、午前中はプールやジムでリカバリーを行い、午後はフォーメーション練習を行うなど戦術を確認した。

 円陣を組んでスタートさせた午後練はフィールドプレーヤーとGK陣に分かれ、フィールドプレーヤーはボールを使った練習を行った後に狭い範囲での10対10に移行し、GK陣はクロスへの対応などを行った。その後、4-2-3-1のシステムに当てはめてフォーメーション練習を行い、最後はハーフコートでの11人対11人を行って2日目の練習を終えた。

■11対11の並び(スタート時)

●ビブスあり
    富樫
小塚  中島  野津田
   原川 矢島
三丸 奈良 岩波 亀川
    櫛引

●ビブスなし
   オナイウ
金森  鎌田   前田
   橋本 三竿
小川 三浦 植田 伊東
    牲川(杉本)

 負傷者が相次ぐSBでは15年8月の京都合宿以来の招集となったDF伊東幸敏(鹿島)と、手倉森ジャパンでは左SBでの起用が多かったDF亀川諒史(福岡)が右SBでプレー。そして左SBの位置にはDF三丸拡(鳥栖)とDF小川諒也の初招集組が入った。

 三丸や伊東が好クロスから好機を創出し、ボランチの位置に入った初招集のMF橋本拳人(F東京)がFW金森健志(福岡)の落としからゴールを陥れるなどアピール。また、14年12月のタイ・バングラデシュ遠征以来の招集となったDF三浦弦太(清水)が最終ラインから「声」で仲間を動かすなど、リオ五輪アジア最終予選を戦ったメンバー以外の選手たちも存在感を示した。

 静岡合宿最終日となる翌13日にはJ2清水との練習試合が行われる。

(取材・文 折戸岳彦)

●リオデジャネイロ五輪特集

アピールポイントは“ゴール”と明確…手倉森J初招集の富樫「刺激的な1日だった」アピールポイントは“ゴール”と明確…手倉森J初招集の富樫「刺激的な1日だった」

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アピールポイントは“ゴール”と明確…手倉森J初招集の富樫「刺激的な1日だった」
 J1リーグでインパクトを残す大卒ルーキーだ。今季、関東学院大から横浜F・マリノスに加入したFW富樫敬真は、初先発を飾った第3節新潟戦で今季初ゴールを奪うと、続く第4節鳥栖戦でもネットを揺らして2戦連発を達成。さらにナビスコ杯グループリーグ第3節柏戦でもゴールを陥れて公式戦5試合3得点と結果を残し、手倉森ジャパン初招集を果たした。

「このエンブレムをつけて練習をしたことがなかったので、着たときはちょっとうれしかった」。初めて袖を通した代表のジャージーに喜びを表すだけでなく、「同じ年代の選手と練習をして、すごい刺激的な1日でした」と手倉森ジャパン初練習に充実感を滲ませた。

「去年の今頃は関東2部でもがいていた」富樫は、U-23日本代表まで上り詰めることは「全然」思っていなかったようだ。しかし、大学在学中に横浜FMの特別指定選手となり、昨年9月19日に行われたFC東京戦では決勝点となるJ1初ゴールを奪って鮮烈デビューを飾った。そして、プロとなった今季も着実にゴールを重ねている。

 ゴールという結果を残すことが今回の手倉森ジャパン初招集につながったと感じており、「ゴールがいかに大事かというのを今日すごく実感した」と語った。だからこそ、今合宿でのアピールポイントも「ゴール」と明確だ。3日間と限られた時間の中で点取り屋は自身の存在価値を証明する「ゴール」を見せようと燃えている。

(取材・文 折戸岳彦)

●リオデジャネイロ五輪特集

ここでやらなきゃいつやるのか…決意固めるMF橋本拳人「相当気合い入ってます」ここでやらなきゃいつやるのか…決意固めるMF橋本拳人「相当気合い入ってます」

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ここでやらなきゃいつやるのか…決意固めるMF橋本拳人「相当気合い入ってます」
 念願の初招集となった。しかし、残されている時間を考えるとMF橋本拳人(FC東京)は今回を「ラストチャンス」と捉えている。

 所属するFC東京では開幕スタメンを飾ったリーグ戦で全試合出場を続け、さらにACLでもプレー機会を得るなどフル稼働のシーズンを送っている。しかし、「パフォーマンスに波があるので、まだまだだと思うし、もっと力をつけていかないといけない気持ちになっている」と現状に満足することなく、さらなる高みを目指そうと意気込みを示す。

 1年目や2年目には出場機会がなかったものの、「悔しい思いをしていたときも、試合に出場したときをイメージしてトレーニングできていた。その継続が今に生きている」と置かれた立場で努力を積み重ね、自らを成長させてきた。そして、FC東京でのプレーが評価され、手倉森ジャパン初招集を果たした。

「相当うれしいし、相当気合いが入っています。でも、ラストチャンスという気持ちだし、ここでやらなきゃもう呼ばれないという強い覚悟を持ってここに来ました」。ようやくつかんだチャンス。五輪本大会までの時間を考えると、ここでアピールできなければU-23日本代表に生き残る道はないと覚悟を決めている。

「ずっと目標にしている」と語る五輪出場を果たすためにも、「ボール奪取の部分や球際の強さ。そして、気持ちの入ったプレー」と自らの持ち味を存分に発揮し、まずは今合宿でのアピールを誓う。

(取材・文 折戸岳彦)

●リオデジャネイロ五輪特集

初招集は5選手…U-23代表候補が静岡合宿スタート、手倉森監督「1秒も無駄にできない」初招集は5選手…U-23代表候補が静岡合宿スタート、手倉森監督「1秒も無駄にできない」

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初招集は5選手…U-23代表候補が静岡合宿スタート、手倉森監督「1秒も無駄にできない」
 U-23日本代表候補は11日、静岡県内でトレーニングキャンプを開始した。練習前に田辺信宏静岡市長から激励を受けるなど歓迎セレモニーが行われると、円陣を組んでトレーニングをスタートさせた。

 手倉森ジャパン初招集となったFW富樫敬真(横浜FM)、MF橋本拳人(FC東京)、MF小塚和季(新潟)、DF三丸拡(鳥栖)、DF小川諒也(FC東京)の5選手を含む全23選手でランニングを行うと、前日の試合で長時間プレーした選手は別のピッチに移って軽めの調整。出場時間の短かった選手と試合のなかった選手はボールを使ったトレーニングへと移行し、フォーメーション練習を行うなど汗を流した。

 チームを率いる手倉森誠監督は「戦術のすり合わせは明日の午後1回しかなく、あとは清水との練習試合しかない。1秒も無駄にできない日数の中で、どれくらい意識を変えて高みを目指せるか、何かきっかけづくりになればいいと思っている」と限られた時間の中で五輪本大会に向けてやるべきことをこなそうとしている。

 キャンプは11日から13日の3日間行われ、最終日にはJ2清水との練習試合が予定されている。

(取材・文 折戸岳彦)

●リオデジャネイロ五輪特集

京都DF高橋祐治がU-23代表候補合宿を辞退…鹿島DF伊東幸敏を追加招集京都DF高橋祐治がU-23代表候補合宿を辞退…鹿島DF伊東幸敏を追加招集

静岡合宿行うU-23代表候補、柏DF山中が不参加…FC東京DF小川を追加招集静岡合宿行うU-23代表候補、柏DF山中が不参加…FC東京DF小川を追加招集

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静岡合宿行うU-23代表候補、柏DF山中が不参加…FC東京DF小川を追加招集
 日本サッカー協会(JFA)は7日、11日より静岡県でトレーニングキャンプを行うU-23日本代表候補において、柏レイソルのDF山中亮輔が怪我のため不参加となったことを発表した。代わりにFC東京のDF小川諒也を追加招集する。

 クラブを通じて小川は「今回、U-23日本代表合宿のメンバーに選出していただくことができ、大変光栄に思います。自分の持ち味である左足キックの精度をアピールし、有意義な合宿にしたいと思います」と意気込みを語っている。

●リオデジャネイロ五輪特集

手倉森J初招集の大卒ルーキー…横浜FM富樫「定着できるように」、鳥栖DF三丸「今できることをアピール」手倉森J初招集の大卒ルーキー…横浜FM富樫「定着できるように」、鳥栖DF三丸「今できることをアピール」

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手倉森J初招集の大卒ルーキー…横浜FM富樫「定着できるように」、鳥栖DF三丸「今できることをアピール」
 日本サッカー協会(JFA)は4日、今月11日から13日まで静岡県内でトレーニングキャンプを行うU-23日本代表候補メンバーを発表。DF三丸拡(鳥栖)、MF橋本拳人(FC東京)、MF小塚和季(新潟)、FW富樫敬真(横浜FM=写真)が手倉森ジャパンに初招集された。

 昨季、関東学院大在学中に横浜FMの特別指定選手となった富樫。昨年9月19日のFC東京戦でJリーグデビューを果たすと、同試合で決勝点となる自身J初ゴールを決めて鮮烈デビューを飾った。そして、今季から横浜FMに加入すると開幕戦で出場機会をつかみ、初先発を飾った第3節新潟戦では今季初ゴールを記録。さらに続く同4節鳥栖戦で2試合連続ゴールを奪うなど、大きなインパクトを残している。

 富樫はクラブを通じて「U-23代表候補の合宿に選出されたことを大変光栄に思います。この合宿で吸収すべきものを吸収し、代表に定着できるよう自分のベストを尽くしたいです」とコメントしている。

 今季筑波大から鳥栖に加入して第5節柏戦でJデビューを飾った三丸は、クラブを通じて「ずっと目指してきたところではあるので呼ばれた事は嬉しいですけど、呼ばれたからといって急激に上手くなったり、速くなったりするわけではないと思うので、今出来ることをしっかりアピールしてきたい」とコメントを残した。

 また、開幕戦からリーグ全試合出場を続ける橋本は「U-23日本代表に選ばれることは、一つの目標でしたので、まずはチーム戦術をしっかりと理解し、その上で自分の特徴を最大限アピールしたいと思います」、1年半の山口への期限付き移籍を経て今季新潟に復帰した小塚は「U-23日本代表候補に選出されたことに驚きと嬉しさがあります。このチャンスを活かせるよう、全力でがんばってきます」と意気込みを示している。

●リオデジャネイロ五輪特集

横浜FM富樫、FC東京MF橋本らが初招集…静岡合宿行うU-23日本代表候補発表横浜FM富樫、FC東京MF橋本らが初招集…静岡合宿行うU-23日本代表候補発表

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横浜FM富樫、FC東京MF橋本らが初招集…静岡合宿行うU-23日本代表候補発表
 日本サッカー協会(JFA)は4日、今月11日から13日まで静岡県内でトレーニングキャンプを行うU-23日本代表候補メンバーを発表した。DF三丸拡(鳥栖)、MF橋本拳人(FC東京=写真右)、MF小塚和季(新潟)、FW富樫敬真(横浜FM=写真左)が手倉森ジャパンに初招集されている。

 トレーニングキャンプの最終日には清水と練習試合を行う予定だ。

以下、トレーニングキャンプメンバー

▽GK
櫛引政敏(鹿島)
杉本大地(徳島)
牲川歩見(鳥栖)

▽DF
高橋祐治(京都)
山中亮輔(柏)
亀川諒史(福岡)
三丸拡(鳥栖)
奈良竜樹(川崎F)
岩波拓也(神戸)
植田直通(鹿島)
三浦弦太(清水)

▽MF
橋本拳人(FC東京)
原川力(川崎F)
矢島慎也(岡山)
野津田岳人(新潟)
小塚和季(新潟)
中島翔哉(FC東京)
前田直輝(横浜FM)
三竿健斗(鹿島)
鎌田大地(鳥栖)

▽FW
富樫敬真(横浜FM)
金森健志(福岡)
オナイウ阿道(千葉)

●リオデジャネイロ五輪特集

負傷者相次ぐ右SBで植田をテスト…手倉森監督「あり得る」負傷者相次ぐ右SBで植田をテスト…手倉森監督「あり得る」

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負傷者相次ぐ右SBで植田をテスト…手倉森監督「あり得る」
[3.28 練習試合 U-23日本代表1-1スポルティング・リスボン]

 ポルトガル遠征中のU-23日本代表は28日、スポルティング・リスボン(ポルトガル)と練習試合を行い、1-1で引き分けた。

 リオ五輪アジア最終予選に出場したDF松原健(新潟)、DF室屋成(FC東京)が負傷離脱中の右SB。この試合では本職がCBとなるDF中谷進之介(柏)やDF植田直通(鹿島)が右SBでテストされた。チームを率いる手倉森誠監督は「たとえばスウェーデンなど、背が高いチーム対策として中谷や植田のSBはあり得る」と起用の意図を話している。

 後半24分から出場した植田は「準備はしていたし、攻撃は楽しかった」と右SBでのプレーを振り返ると、「五輪(の登録メンバー)は18人なので、(ポジションを)2つくらいはこなせるようにならないといけない」と意気込みを示した。

●リオデジャネイロ五輪特集

「予選は全部テレビで見ていた」故障に泣いた金森、リオへの決意「予選は全部テレビで見ていた」故障に泣いた金森、リオへの決意

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「予選は全部テレビで見ていた」故障に泣いた金森、リオへの決意
[3.28 練習試合 U-23日本代表1-1スポルティング・リスボン]

 今回のポルトガル遠征は、リオ五輪予選後初めてのU-23日本代表としての活動だった。五輪出場権を獲得した今、チームとしては前回ロンドン五輪の4位を上回るメダル獲得を目指し、成長と成熟を図る期間である。選手個人にとっては、本大会のメンバー入りを懸けた新たな戦いが始まっており、初招集のDFファン・ウェルメスケルケン・際を始め、予選に出場していなくても93年1月1日以降に生まれた選手には本大会メンバー18人に入る資格がある。

 とはいえ、現実的には手倉森ジャパンが立ち上がって2年強、指揮官の下で時間を重ねてきたメンバーが優位に立っているのは自然なこと。指揮官の指向性も、同世代メンバーとの呼吸も、すべて分かっている。また、予選を戦ったメンバーには厳しい勝負を勝ち抜いてきた自信も備わっている。彼らの牙城を崩すのは簡単ではない。だが、予選のメンバーを脅かす選手の出現こそが、チームを成長に導き、メダル獲得へと近づけるはずだ。

 今遠征で招集されたFW金森健志(福岡)もそんな存在だ。この世代では代表常連でありながら、1月のAFC U-23選手権ではメンバーから外れた。昨年末の沖縄合宿を右太腿の故障で途中離脱したからだが、本人は悔しさから目をそらすことはしなかった。

「予選は全部、テレビで見ていました」

 同世代の動向は気になった。予選突破してくれれば、再び自分にもメンバー入りと五輪行きのチャンスが訪れる。信じて仲間たちの戦いぶりを見守った。

 果たして今遠征のメンバー入りという形で、チャンスは訪れた。「もう一度チャンスをもらったから。日本がメダルを取るために、自分は貢献したい」。メンバー入りしたい、ではない。日本が五輪でメダルを獲得するために、自分はその力になれるように、と目線は常に上を向く。

 25日のメキシコ戦(2-1)は途中出場、28日のスポルティング・リスボンB戦(1-1)では先発し、後半17分までプレーした。FW、2列目と複数のポジションを任され、プレスをかけては危険の芽を摘み、ドリブルからチャンスをつくった。高い位置での起点という意味でも申し分なかった。しかし、得点は遠かった。

「結果として得点が欲しかった。こだわっていたから悔しい」。予選でメンバー入りできず、出遅れた感がある。その分の評価を取り戻したかったが、自らに課した得点という課題は達成できなかった。

 FWから攻撃的MFまでこなせる選手は多く、このチームでも激戦区ではある。競争を勝ち抜かなくては五輪にたどり着けない。それでも金森は繰り返す。

「メンバー入りとかより、日本がメダルを取るために」

 目標はあくまで明確だ。骨太な意志の強さを感じさせるのは、自信の裏返しということなのだろうか。盤石に見える予選メンバーに一石を投じる存在であることは間違いなさそうだ。

(取材・文 了戒美子)

●リオデジャネイロ五輪特集

U-23代表、S・リスボンに先制許すも原川のPKで追いつくU-23代表、S・リスボンに先制許すも原川のPKで追いつく

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U-23代表、S・リスボンに先制許すも原川のPKで追いつく
[3.28 練習試合 U-23日本代表1-1スポルティング・リスボン]

 ポルトガル遠征中のU-23日本代表は28日、スポルティング・リスボン(ポルトガル)と練習試合を行い、1-1で引き分けた。

 先発メンバーは25日のメキシコ戦(2-1)から6人を変更。GK杉本大地、最終ラインは右からDF中谷進之介、DF岩波拓也、DF奈良竜樹、DF亀川諒史と並んだ。中盤はMF原川力とMF秋野央樹のダブルボランチで、右にFW南野拓実、左にMF中島翔哉。2トップがFWオナイウ阿道とFW金森健志という4-4-2の布陣でスタートした。メキシコ戦翌日に浦和のMF遠藤航、MF関根貴大、G大阪のMF井手口陽介が帰国しており、メキシコ戦では出番のなかった選手にも出場機会が与えられた。スポルティングは若手主体のBチームで、後半にはU-19の選手も起用しながらの一戦だった。

 立ち上がりからペースを握ったメキシコ戦とは対照的に、この試合ではスポルティングがリズムをつくった。日本と同じく4-4-2の布陣で、クラブチームらしく組織の出来上がったサッカー。日本はなかなかボールを奪うことができない。前半10分にはスルーパスに抜け出した相手FWに対応するため飛び出したGK杉本のファウルでPKを与え、いきなり先制を許した。

 それでも徐々にカウンターからチャンスをつくれるようになった前半20分過ぎには原川のパスから南野がシュート。同32分には金森のパスから中島がシュートを打ったが、DFにクリアされた。前半終了間際には金森、秋野とつながり、ゴール前絶好の位置で南野がマイナスのパスを受けるもシュートを打ち切れず、前半は0-1で折り返した。

 後半に入ると、お互いに3人ずつ交代。日本は杉本に代わってGK牲川歩見、亀川に代わってMF小泉慶、南野に代わってMF豊川雄太が入った。スポルティングはBチームにU-19の選手が加わる形となり、前半ほどの連係が取れなくなった。後半はやや日本が優勢。中盤の原川、左の中島あたりがボールを持つと時間が生まれ、チャンスにつながる。また、金森が献身的な動きでボール奪取から攻撃につなげた。

 後半17分、金森に代わってMF鎌田大地が入ると、鎌田が起点となってチャンスが生まれ始める。後半23分には鎌田がオナイウにスルーパスを通し、同34分には自ら中央をドリブル突破。中島にパスを通すもシュートはDFに防がれ、こぼれ球に詰めた豊川も打ち切れなかった。同24分、オナイウに代わってDF植田直通が出場。いつものセンターバックではなく、右サイドバックという変則的な起用だったが、「攻撃が楽しかった」と振り返った。

 同点に追いついたのは後半31分。こぼれ球に詰めた原川のミドルシュートが相手のハンドを誘ってPKを獲得すると、このPKを原川が自ら決めた。リオ五輪出場を決めた1月のAFC U-23選手権準決勝・イラク戦の決勝点を彷彿とさせるミドルシュートは「五輪予選で決めたことで、打つ気になっている」というもの。結果的にこの日唯一の得点につながるプレーだった。

 遠征前には空港職員のストライキという思わぬアクシデントに見舞われたが、2試合を戦って負けなし。アジア以外の相手との感触を確かめて帰国する。手倉森誠監督は「アクシデントに比べれば試合は想定内。高めなければいけない個を確認することができた」と満足気に話していた。

(取材・文 了戒美子)

●リオデジャネイロ五輪特集

裏を突かれて反省のV・W・際「自分の中でバタついてしまった」裏を突かれて反省のV・W・際「自分の中でバタついてしまった」

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裏を突かれて反省のV・W・際「自分の中でバタついてしまった」
[3.25 国際親善試合 U-23日本代表 2-1 U-23メキシコ代表]

 デビュー戦は決して満足のいくものではなかった。U-23日本代表に初招集されたDFファン・ウェルメスケルケン・際(ドルトレヒト)は右SBのポジションで先発出場を果たした。しかし、対面するMFカルロス・シスネロスの対応で後手に回り、自サイドを突破される場面を作られてしまう。

「序盤は自分のサイドからやられてしまった。相手チームのサイドハーフが思った以上に速かったことと、腕の使い方だったり技術の違いがあって、15分くらいは自分の中でバタついてしまった」。失点にこそつながらなかったものの、裏のスペースを幾度となく突かれたことは、自身も語るように「反省点」だろう。

 手倉森誠監督も「前に行くスピードは申し分ないし、もう少し欲張ってえぐるところまで行けるだろうと感じる。ただ、前に行く推進力がある分、後ろを取られたときのスピードが上がらないのが課題」と指摘。しかし一方で、「あれで相手の背後を突けるし、一気にチャンスを作れる」とロングスローという武器には魅力を感じているようだ。

 海外でプレーする際にとって、国内合宿に参加することは難しく、リオ五輪本大会まで残されている時間は多いと言えない。「今日出た課題をしっかり修正できるように、持ち帰ってやりたい」。DF松原健(新潟)、DF室屋成(FC東京)と負傷者が続出する右SBのポジション争いに生き残るためにも、さらなる成長を誓う。

●リオデジャネイロ五輪特集

全得点に絡んだ南野「自分たちのサッカーができたことは自信になる」全得点に絡んだ南野「自分たちのサッカーができたことは自信になる」

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全得点に絡んだ南野「自分たちのサッカーができたことは自信になる」
[3.25 国際親善試合 U-23日本代表 2-1 U-23メキシコ代表]

 オーストリアの強豪ザルツブルクで活躍するFW南野拓実が献身的な動きで先制点の起点となり、2点目も挙げ、全得点に絡む活躍でU-23日本代表を勝利に導いた。

 日本はアジア王者として迎えた初戦でロンドン五輪王者のU-23メキシコ代表と対戦。前半2分、高い位置で南野がスライディングでボールを奪うと、MF中島翔哉(FC東京)がPA内に持ち込んで左足を振り抜く。ボールは相手DFに当たりながらもゴールマウスに吸い込まれ、スコアを1-0とする。さらに同33分に中島の鋭い縦パスをFW久保裕也がヒールでつないで、走り込んだ南野が冷静に右足でゴールに流し込んだ。

 2-0で前半を終えた日本は、後半に1点を返されるなど劣勢が続いたが、1点を守り抜いて2-1で勝利をおさめた。試合後のインタビューで南野は、「オリンピック前回王者のメキシコ相手に自分たちのいいサッカーできたことは自信になる」とメキシコから金星獲得に胸を張った。

 今回のポルトガル遠征には22人を招集したが、本大会の登録人数は18人。さらにはオーバーエイジ採用の可能性もある。「前回もオーバーエイジの選手が招集されていた。今回もそういうことは考えられるが、その中で僕たちとしてはメンバーに入ることを考えているし、そのためにアピールできればいいと思う」。五輪メンバー入りへの戦いは始まったばかり。限られたアピールチャンスを生かし、生き残りを目指す。

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攻守に存在感示したキャプテン遠藤「まだまだメダルは見えないが…」攻守に存在感示したキャプテン遠藤「まだまだメダルは見えないが…」

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攻守に存在感示したキャプテン遠藤「まだまだメダルは見えないが…」
[3.25 国際親善試合 U-23日本代表 2-1 U-23メキシコ代表]

 強豪からの勝利にキャプテンも充実の表情を見せた。先発出場したMF遠藤航(浦和)は中盤の底で相手の攻撃の芽を摘み取るだけでなく、素早い切り替えで攻撃にも顔を出して好機を生み出すなど、攻守に働いて2-1の勝利に貢献した。

「前半は自分たちの良い守備からカウンターを出せた」と2得点を奪った前半を振り返った。後半は押し込まれる展開となりながらも、「我慢しながら、失点しないことを第一に考えた」と粘り強い対応でメキシコの反撃を1点に抑え、「できればカウンターでもう1点取れれば良かったですが、勝てたことが良かったと思う」と何よりも勝利したことが大事だと強調した。

 視線はすでにリオ五輪本大会に向けられている。「皆、五輪に向けての準備でやるべきことは分かっている。今日も技術云々というより、球際でファイトすることや切り替えを速くすることが大事だと思っていた」と“戦う姿勢”を示した。「課題も見えたし、まだまだメダルというのは全然見えませんが、こういう試合を続けていけば成長すると思う」と胸を張って答えている。

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U-23代表ポルトガル遠征から井手口が「クラブ事情」で離脱U-23代表ポルトガル遠征から井手口が「クラブ事情」で離脱

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U-23代表ポルトガル遠征から井手口が「クラブ事情」で離脱
 日本サッカー協会(JFA)は26日、ポルトガル遠征を行っているU-23日本代表からMF井手口陽介(G大阪)が離脱すると発表した。所属クラブ事情のためと発表になっている。同選手は25日のU-23メキシコ代表戦で後半開始から出場していた。

 井手口は「まだスポルティング・クルーベ・デ・ポルトガルとの試合が残っているこのタイミングでチームを離れることは非常に残念ですが、残っている選手たちにはヨーロッパ強豪クラブ相手でも自分たちができるんだ、というみんなの力を示してほしいです」とコメントした。

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