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ロス五輪男子サッカーの出場国16→12に森保監督「日本サッカーの成長に影響はさほどない」日本代表の森保一監督

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日本代表の森保一監督
 日本代表森保一監督が11日、J1第10節のFC東京柏レイソル戦を視察後、報道陣の取材に応じ、2028年のロサンゼルス五輪男子サッカー競技の出場国枠が16か国から12か国に削減されることに言及した。

 ロス五輪のサッカー競技をめぐっては国際オリンピック委員会(IOC)が今月9日、男子を12か国、女子を16か国で行うことを正式に決議。女子が前回パリ五輪から4か国の増加となった一方、男子は4枠の減少となった。これに伴ってアジアからの出場枠にも影響が出るとみられ、前回3.5枠からの削減が濃厚。大岩剛監督率いるU-23日本代表にとっては痛手となった。

 それでもこの日、かつて2021年の東京五輪を率いた経験を持つ森保監督は「五輪に出る出場枠としては本当に厳しくなると思うが、日本サッカーの成長には影響はさほどないと思っている」と言い切った。

 五輪本大会や予選は国際サッカー連盟(FIFA)が定める国際Aマッチウィーク期間外に行われるため、選手招集の拘束力がなく、活動のたびに各クラブの協力が必要な状況。過去には選手が五輪を優先したキャリア選択を行うことも多かったが、近年は欧州挑戦を選ぶ選手も多く、日本サッカー協会(JFA)は「現状のベストメンバー」という制約の中で戦う方針に舵を切りつつある。

 森保監督もそうした選手たちのキャリア選択を後押しする考えだ。「五輪は選手として素晴らしい経験ができる場ではあるが、育成からトップまでこれだけ指導者のレベルが上がり、素晴らしい選手たちを育てている日本サッカーの成長がある。国際大会でより高いレベルでプレーすることは大切だと思うが、自分たちがどんな環境の中でも世界で活躍できる選手たちを普及・育成から育てられることに自信を持って、選手が思い切って国内外でチャレンジできる環境を作ってあげられれば、国際大会に絶対に出なくても選手は育つというところを日本全体で自信を持ったほうがいいと思う」と見解を語った。

(取材・文 竹内達也)

●北中米W杯アジア最終予選特集

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