
イングランド代表の新指揮官として、16日にトーマス・トゥヘル氏の就任が発表された。だが、元イングランド代表のガリー・リネカー氏によると、イングランドサッカー協会(FA)はトゥヘル氏の前に、ジョゼップ・グアルディオラ監督やカルロ・アンチェロッティ監督に打診していたという。スペイン『マルカ』が伝えた。
トゥヘル氏は2025年1月1日から指揮官としての業務をスタートさせる。イングランド代表は2016年からガレス・サウスゲート氏が指揮を執っていたが、今夏のEURO2024で2大会連続の準優勝に終わったことで辞任。現在はリー・カーズリー暫定監督がチームを指揮している。
リネカー氏は英『BBC』に出演し、イングランド代表の裏話を明かした。同氏によると、サウスゲート前監督の退任後、FAは最大10人の監督をリストアップ。そのなかにはマンチェスター・Cのグアルディオラ監督とレアル・マドリーのアンチェロッティ監督の名前もあったという。
現在進行形でビッグクラブを指揮する両氏に対し、FAは今夏から声掛けを行っていたという。だが、結果的に破談。昨季限りでバイエルン指揮官を退いていたトゥヘル氏が、ドイツ人として初めてイングランド代表を指揮することになった。