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フットサル木暮ジャパン発表!3選手が代表初招集

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 日本サッカー協会(JFA)は13日、フットサル日本代表メンバーを発表した。同代表は今月22日にフットサルベトナム代表と、同24日にフットサルウズベキスタン代表といずれもウィングアリーナ刈谷で国際親善試合を行う。

 フットサル日本代表は、2月に行われたフットサルW杯予選で敗退し、本大会出場権を逃したことでミゲル・ロドリゴ監督が退任。現在、監督のポストは空席となっており、今月の親善試合はかつて日本代表のエースとして活躍した木暮賢一郎氏が暫定監督を務めると発表になっていた。

 木暮監督はJFAを通じ、「AFCフットサル選手権と全日本フットサル選手権を終え、Fリーグもオフ期間という事から怪我やコンディションの問題を考慮したなかでの選考となりました。その中で勝利に向かって高いモチベーションでハードワーク出来るバランスの良いメンバーを選出する事が出来たと思っています。フットサル日本代表の強さと誇りを国内でもう一度示せるよう、選手、スタッフ共に一丸となり闘うので応援よろしくお願いいたします」とコメントしている。

▽監督
木暮賢一郎

▽コーチ
小森隆弘
谷本俊介
岡山孝介
村岡誠

▽総務
関口豪

■選手
▽GK
2 ※ピレス・イゴール(町田)
1 関口優志(名古屋)

▽FP
6 小曽戸允哉(大阪)
3 佐藤亮(大阪)
14 西谷良介(すみだ)
7 中村友亮(名古屋)
5 星龍太(名古屋)
10 仁部屋和弘(大分)
4 ※安藤良平(名古屋)
13 芝野創太(大分)
12 前鈍内マティアスエルナン(名古屋)
8 加藤竜馬(浦安)
9 ※加藤未渚実(大阪)
11 清水和也(すみだ)

※は初招集

G大阪、「波瀾万丈の4年3か月」を過ごした野呂社長が退任…山内新社長就任

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 ガンバ大阪は13日、株主総会にて野呂輝久代表取締役社長の任期満了による退任を承認した。新たに顧問の山内隆司氏を新社長にする人事を承認している。

 野呂社長は12年1月に就任。在位期間で、J2降格、国内3冠、新スタジアム建設と、「波瀾万丈の4年3か月」を過ごした。公式サイトで野呂氏は「大過なく役割を全うすることが出来ましたのは、ひとえにファン・サポーター、パートナーの皆様のご支援の賜物と心より感謝申し上げます」と充実感を語った。

 新社長となる山内氏は1957年4月2日、広島県生まれの59歳。「新スタジアムでガンバ大阪の選手が輝き活躍する姿で、ファン・サポーター・ホームタウン・パートナーの皆様を魅了して参ります」と意気込みを語った。

キリン杯の日程決定!日本は準決勝でブルガリアと対戦キリン杯の日程決定!日本は準決勝でブルガリアと対戦

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キリン杯の日程決定!日本は準決勝でブルガリアと対戦
 日本サッカー協会は13日、今年6月に開催されるキリン杯のマッチスケジュールを発表した。

 5年ぶりに復活するキリン杯は大会方式を変更し、これまでの3か国による総当たり戦から4か国によるトーナメント形式となった。準決勝は6月3日に豊田スタジアム、決勝と3位決定戦は6月7日に市立吹田サッカースタジアムで開催され、日本は準決勝でブルガリア代表と対戦することが決まった。準決勝もう1試合はボスニア・ヘルツェゴビナ代表対デンマーク代表。それぞれの勝者が6月7日の決勝、敗者同士が同日の3位決定戦で対戦する。

 試合は前後半各45分の90分間で行い、勝敗が決しない場合は直ちにPK戦で勝敗を決める。

マッチスケジュールは以下のとおり

6月3日(金)
ボスニア・ヘルツェゴビナ 16:00 デンマーク [豊田ス]
◆BS朝日にて全国生中継

日本 19:40 ブルガリア [豊田ス]
◆テレビ朝日系列にて全国生中継

6月7日(火)
ボスニア・ヘルツェゴビナ 16:00 ブルガリア [吹田S]
または デンマーク 16:00 ブルガリア [吹田S]
◆BS朝日にて全国生中継

日本 19:30 ボスニア・ヘルツェゴビナ [吹田S]
または 日本 19:30 デンマーク [吹田S]
◆テレビ朝日系列にて全国生中継

※7日の試合は初戦の結果にかかわらず、日本代表が第2試合を行う

「拳人は発見」と手倉森監督…“ラストチャンス”でアピール成功のMF橋本「拳人は発見」と手倉森監督…“ラストチャンス”でアピール成功のMF橋本

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「拳人は発見」と手倉森監督…“ラストチャンス”でアピール成功のMF橋本
[4.13 練習試合 清水 1-1 U-23日本代表候補 アイスタ]

 このチャンスに懸ける意気込みが違った。今回の静岡合宿で手倉森ジャパン初招集を果たしたMF橋本拳人(FC東京)は、合宿初日に「ラストチャンスという気持ちだし、ここでやらなきゃもう呼ばれないという強い覚悟を持ってここに来た。相当気合いが入っています」と力強く語っていた。

 練習から積極的な姿勢を見せ、合宿2日目に行われたハーフコートの11対11ではゴールも決めた。練習後には手倉森誠監督から、「守備から攻撃に移るスイッチをボランチは担っていかないといけない」と個別で声を掛けられるなど、橋本のプレーは指揮官の目にも留まっていたようだ。

 そして迎えた清水との練習試合。後半からボランチの位置で出場した橋本は、持ち味のボール奪取で守備を締めるだけでなく、縦パスで攻撃をスピードアップさせる。さらに果敢な攻撃参加で、幾度となくゴール前に顔を出した。すると、後半29分にはMF中島翔哉(FC東京)の落としを胸トラップで落ち着け、バイシクルで狙うなどゴールへの強い意欲も示した。

「何度かボールを配球して、自分も出て行くというところは出せた」と手応えを語りながらも、「もう少しワンタッチで前につけるところや、守備でボールを奪う回数を増やすことなど、まだまだ課題が残ったゲームでした」とすべてを出し切れなかったことに悔しさを滲ませた。

 しかし、指揮官は「拳人は縦へのスイッチを入れられるボランチとして発見。3列目から出ていく能力も申し分ない」と絶賛している。そして、最終予選を戦い抜いたメンバーや常連メンバーに対して「刺激になる」と橋本のような新戦力の台頭を歓迎している。

 初招集ながらもインパクトを残した男は、「五輪に行きたい気持ちはより一層強まった。チームでさらに成長して、また呼んでもらえるように頑張りたい」と手倉森ジャパン定着、そしてリオ五輪出場を目指す。

(取材・文 折戸岳彦)

「ホッとしているんじゃない?」と周囲の声…MF矢島の複雑な思い「ホッとしているんじゃない?」と周囲の声…MF矢島の複雑な思い

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「ホッとしているんじゃない?」と周囲の声…MF矢島の複雑な思い
[4.13 練習試合 清水 1-1 U-23日本代表候補 アイスタ]

 試合開始から清水に主導権を握られる中、ボランチの位置に入ったU-23日本代表候補MF矢島慎也(岡山)は攻撃の組み立てに苦戦していた。

 最終ラインからボールを呼び込もうとも、クサビのパスを打ち込めずに攻撃をスピードアップさせられない。「前線との距離が遠い印象があったのでFWとトップ下の位置をもう少し落とすとか、最終ラインからのビルドアップの位置を上げるとか調整できれば良かった」。チームの中央部となる中盤の底に入るからこそ、「もう少し流れを読む力をつけないと」と反省が口を突いた。

 前半11分に清水に先制点を奪われ、1-0とリードを許したまま後半を迎えるとU-23日本代表候補は全フィールドプレーヤーを交代させる。45分間の出場となった矢島は「与えられた時間の中で追い付けなかったというのは、チームに戻ってまだまだやるべきことがあるということ」と五輪までの残された時間でさらに成長しなければならないと話した。

 手倉森ジャパン発足当初からメンバーに名を連ね、14年1月のAFC U-22選手権、9月のアジア大会、15年3月のリオ五輪アジア一次予選、16年1月のリオ五輪アジア最終予選を戦ってきた。しかし、先月行われたポルトガル遠征では負傷以外では初めてメンバーから外れる。手倉森誠監督は「矢島の力は分かっている」と意図を説明し、矢島自身にも電話で直接伝えたことを明かした。

 実力は十分評価されている。そう感じてもおかしくはない。実際に周囲からは「ホッとしているんじゃない?」と声を掛けられたようだが、矢島には複雑な思いがあったようだ。「自分のポジションで新戦力が試されるのか、本当に呼ぶべき存在ならばどんな状況でも呼ばれるんじゃないかと思ってしまって――」。指揮官の考えには理解を示しながらも、「呼ばれないことに関して悔しさがあった」と当時の心境を明かしている。

 2年以上メンバーに名を連ね続ける男だが、五輪本大会出場に当確ランプが灯っているわけではない。「最終予選のメンバーが必ず入れるわけでは絶対にないし、レベルの高い選手と争っているので安心感など全然ない。本当にメンバーに入るために必死です」と表情を引き締めた。

(取材・文 折戸岳彦)

“抜け目ない”MF鎌田、一瞬の隙突いて同点弾をお膳立て“抜け目ない”MF鎌田、一瞬の隙突いて同点弾をお膳立て

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“抜け目ない”MF鎌田、一瞬の隙突いて同点弾をお膳立て
[4.13 練習試合 清水 1-1 U-23日本代表候補 アイスタ]

 一瞬生まれた隙を突いた。清水に1点を先行されて迎えた後半25分、センターサークル付近でFW富樫敬真(横浜FM)がファウルを受けると、MF鎌田大地(鳥栖)は素早いリスタートから前線にスルーパスを供給する。

「(野津田)岳人くんが先に動き出してくれてフリーだった」と前線へと走り出すMF野津田岳人(新潟)の動きを見逃さず、ピンポイントパスで同点ゴールをお膳立て。本人は「相手の動きも止まっていたし、そこに蹴るだけだった」と振り返ったものの、一連のプレーに対して手倉森誠監督は「(野津田は)隙を突く姿勢がしっかりあり、出した鎌田も抜け目ないなと思った」と賛辞を贈っている。

 トップ下の位置にとどまることなく、左右にポジションを移動させてはボールを呼び込み、攻撃にリズムをもたらそうと奮闘。しかし、勝ち越しゴールを生み出すことはできずに「しっかり勝ち切りたかった」と悔しさを滲ませた。

 15年8月の京都合宿で手倉森ジャパン初招集を果たして以降、コンスタントにメンバーに名を連ねてきたものの、リオ五輪出場が懸かったAFC U-23選手権ではメンバー外となって涙をのんだ。「皆が勝ち上がって行く姿を見て、悔しい思いもした」と当時を振り返った男は、「リオに行くのが目標」と改めて口にすると、「チームに戻ってからまた一からやり直したい」と意気込みを示す。あの悔しさを二度と味わいたくない――。18人という狭き門を突破するため、残された時間でのアピールを続ける。

(取材・文 折戸岳彦)

「中途半端に終わってしまった」…手倉森Jデビューも反省のDF三丸拡「中途半端に終わってしまった」…手倉森Jデビューも反省のDF三丸拡

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「中途半端に終わってしまった」…手倉森Jデビューも反省のDF三丸拡
[4.13 練習試合 清水 1-1 U-23日本代表候補 アイスタ]

 手倉森ジャパンのデビュー戦を迎えたDF三丸拡(鳥栖)。今回の静岡合宿で初招集を果たし、「安定した守備を意識し、積極的に攻撃参加して得点に絡みたい」と清水との練習試合に意気込みを示していた。

 前日に行われたフォーメーション練習では、左サイドから好クロスを供給するなど猛アピール。しかし、練習試合では左SBのポジションで先発出場を飾ったものの、守備面では相手に寄せ切れずにクロスを供給される場面が目立ち、持ち味の攻撃参加も控え気味で敵陣深くまで攻め込むシーンは限られた。本人も試合後には納得のいかない表情を見せ、「まったく何もできなかったわけではないけど、中途半端に終わってしまった。もっと思い切って前に出ていけば良かった」と唇を噛んだ。

 3日間の合宿を終えて五輪出場への思いは、間違いなく「強くなった」。「今日のようなプレーでは難しい」と語るようにアピールし切れなかった部分は、チームに戻ってアピールし直すしかない。「しっかりチームで結果を残して、代表にまた呼ばれるように頑張りたい」。初めて手倉森ジャパンを肌で感じたことで、目標は明確になった。再びこの場所に戻ってくるため、鳥栖でさらなる成長を目指す。

(取材・文 折戸岳彦)

“結果にこだわった”MF野津田が復帰戦でゴール!! 指揮官も「持っているな」と称賛“結果にこだわった”MF野津田が復帰戦でゴール!! 指揮官も「持っているな」と称賛

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“結果にこだわった”MF野津田が復帰戦でゴール!! 指揮官も「持っているな」と称賛
[4.13 練習試合 清水 1-1 U-23日本代表候補 アイスタ]

 悔しさを味わった男が復活弾を叩き込んだ。前半11分に清水に先制点を許したU-23日本代表候補は、全フィールドプレーヤーを交代して後半を迎える。前半はベンチから試合を見守ったMF野津田岳人(新潟)にとって、15年10月29日鳥栖戦以来となる手倉森ジャパンでの対外試合を迎えた。

 負傷のため、AFC U-23選手権(リオデジャネイロ五輪アジア最終予選)でのメンバー入りを果たせず、「残念な気持ちでいっぱいだった」。そして、久し振りとなる手倉森ジャパンでの試合に「結果を出さないと次はないという感覚で臨んだ。今日は思い切って結果にこだわろうと思った」と闘志を燃やしていた。その言葉を体現するかのように、後半開始直後の4分には相手選手の寄せが遅れるとミドルレンジから積極的にシュートを狙った。

 そして、後半25分に一瞬の隙を突いてゴールを陥れる。センターサークル付近でFKを得ると、MF鎌田大地(鳥栖)が素早いリスタートから前線にスルーパスを送る。「ファウルを取れたときに相手が止まったので隙があった。大地はしっかり見てくれる選手」とチームメイトを信じて動き出していた野津田がボールを受けると、左足のシュートでネットを揺らして同点ゴールを記録した。

 結果にこだわって臨んだ試合で見事に復活弾を奪い、自身の存在価値を改めて証明した。チームを率いる手倉森誠監督も「スコアをしっかり収めるあたりが『持っているな』と思いますね」と称賛。自身も「久し振りの代表でゴールを取れたことは自信にもなる。まずは良かったと思います」と安堵の表情を見せた。

 負傷がなければ最終予選のメンバーに入っていたかもしれない常連メンバーの1人。新たに始まったリオ五輪本大会に向けてのサバイバルレースを勝ち抜くためにも、「チームに帰ってからのアピールが本当に大事。これからもっともっと自分自身を高めて成長させたい」と今度は新天地・新潟でのアピールを誓った。

(取材・文 折戸岳彦)

U-15代表欧州遠征メンバー発表…オーストリア、イタリアで試合

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 日本サッカー協会(JFA)は13日、U-15日本代表メンバーを発表した。同代表は4月20日から5月3日まで欧州遠征を行う。第13回デッレナツィオーニトーナメントに参加し、ノルウェー、メキシコ、オーストリアと対戦。順位決定戦など合計5試合を行う予定でいる。会場はオーストリアとイタリア。 


▽監督
森山佳郎

▽コーチ
齊藤俊秀

▽GKコーチ
高桑大二朗

▽総務
上田達也

▽GK
1 高山汐生(湘南U-15平塚)
2001.6.13 186cm 68kg

18 鈴木彩艶(浦和JY)
2002.8.21 175cm 63kg

▽DF
5 熊田柊人(鹿島Y)
2001.1.18 172cm 62kg

4 岩井龍翔司(横浜FMJY)
2001.4.11 170cm 61kg

2 西尾隆矢(C大阪U-16)
2001.5.16 178cm 70kg

3 狩野奏人(JFAアカデミー福島U15)
2001.5.22 174cm 64kg

12 井上樹(甲府U-15)
2001.5.28 174cm 57kg

19 遠藤海斗(東京VJY)
2001.9.12 165cm 52kg

13 石田凌太郎(名古屋U15)
2001.12.13 170cm 64kg

▽MF
6 山崎大地(広島Y)
2001.1.8 180cm 65kg

8 瀬畠義成(JFAアカデミー福島U18)
2001.1.19 180cm 63kg

7 食野壮磨(G大阪JY)
2001.5.20 166cm 59kg

16 山田楓喜(京都U-15)
2001.7.10 171cm 59kg

17 小田裕太郎(神戸U-15)
2001.8.12 172cm 54kg

10 松本凪生(C大阪U-15)
2001.9.4 168cm 60kg

14 山本理仁(東京VJY)
2001.12.12 172cm 55kg

▽FW
20 ブラウンノア賢信(横浜FMJY追浜)
2001.5.27 183cm 69kg

15 山崎稜介(清水JY)
2001.8.6 164cm 55kg

9 栗原イブラヒムジュニア(三菱養和SC巣鴨JY)
2001.8.14 185cm 70kg

11 西川潤(横浜FMJY)
2002.2.21 176cm 61kg

[プレミアリーグWEST]残り6分から逆転!C大阪U-18が開幕戦制す!!(20枚)U-17日本代表MF中島元彦(2年)が鋭いターンから右足ミドルを打ち込む

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U-17日本代表MF中島元彦(2年)が鋭いターンから右足ミドルを打ち込む
[4.9 高円宮杯プレミアリーグWEST第1節 C大阪U-18 3-2 大分U-18 長居]

9日、高校年代最高峰のリーグ戦である「高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 プレミアリーグWEST」が開幕。14年日本一のセレッソ大阪U-18(大阪)は後半アディショナルタイムにU-19日本代表DF舩木翔(3年)が決めた決勝ゴールによって3-2で大分トリニータU-18(大分)に逆転勝ちした。
▼関連リンク
2016プレミアリーグWEST

[関東]筑波大登録メンバー

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筑波大登録メンバー

■監督
小井土正亮

■主将
DF高柳昂平(4年=名東高)

▼GK
1 森本泰介(3年=栃木ユース)
21 有賀陽平(4年=広島ユース)
30 高木謙(4年=高崎高)
31 阿部航斗(1年=新潟U-18)

▼DF
2 浅岡大貴(3年=JFAアカデミー福島U18)
3 小笠原佳祐(2年=東福岡高)
4 清水大貴(4年=土浦一高)
5 鈴木大誠(2年=星稜高)
6 高柳昂平(4年=名東高)
15 本橋銀太(4年=小石川中等教育学校)
19 宮田拓哉(4年=中京大中京高)
24 穴山達也(2年=韮崎高)
26 加藤潤(1年=新潟明訓高)
29 竹中広大(2年=帯広柏葉高)
33 山川哲史(1年=神戸U-18)

▼MF
7 三宅智大(4年=山口高)
8 吉田直矢(4年=川崎F U-18)
12 近藤太(3年=真岡高)
14 会津雄生(2年=柏U-18)
16 戸嶋祥郎(3年=市立浦和高)
17 野口航(3年=大津高)
18 鈴木徳真(2年=前橋育英高)
20 水上凌(3年=市立浦和高)
22 長澤皓祐(2年=FC東京U-18)
23 松村遼(3年=國學院久我山高)
25 西澤健太(2年=清水ユース)
27 高嶺朋樹(1年=札幌U-18)
28 吉川修平(4年=柏U-18)
32 三苫薫(1年=川崎F U-18)

▼FW
9 浅井一輝(4年=津高)
10 北川柊斗(3年=名古屋U18)
11 中野誠也(3年=磐田U-18)

●第90回関東大学1部L特集

[練習試合]G大阪相手に収穫の無失点、新戦力のアピールも光るU-19日本代表候補が2-0勝利![練習試合]G大阪相手に収穫の無失点、新戦力のアピールも光るU-19日本代表候補が2-0勝利!

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[練習試合]G大阪相手に収穫の無失点、新戦力のアピールも光るU-19日本代表候補が2-0勝利!
[4.13 練習試合 U-19日本代表候補2-0 G大阪 G大阪練習場]

 17年U-20W杯を目指すU-19日本代表候補が11日から大阪合宿を実施。合宿最終日の13日にはトレーニングマッチでガンバ大阪と対戦した。

 開始直後はG大阪DF平尾壮の果敢な攻め上がりからサイドを突かれたU-19日本代表候補だったが、徐々に落ち着きを取り戻すと、FW小川航基(磐田)とFW森晃太(甲府)の2トップを起点にサイドへとボールを展開し、リズムを作り始めた。

 最初に決定機を作ったのはMF遠藤渓太(横浜FM)。J1第3節の新潟戦でプロデビューを果たしているアタッカーは、「Jリーグで試合に出ている選手はあまりいない。だからと言って、自分が一歩前に進んでいるわけでもない。今回は代表初心者として一番下の立場からアピールしようと試合に挑んだ」とスピードに乗った突破で左からチャンスを伺った。

 まず15分にDF岩田智輝(大分)からのパスを受けて中央に切り込み、MF三好康児(川崎F)のシュートを演出した。この一撃はGKの正面に終わったものの、17分にはカウンターから中央を突破した森のパスに、PA左付近で反応。思い切りの良いシュートがGKのファンブルを誘うと、小川が逃さずに押し込み、U-19代表候補が先制した。

 1点を奪ってからは守備陣も奮闘。14年にU-17日本代表に選ばれて以来の日の丸となったMF市丸瑞希(G大阪)は「特長を知られていたので、激しく来られたり、ガンバが相手でやりにくかった」と苦笑いしながらも、「自分でボールを奪って、それが攻撃の起点になれれば良いなと思っていた。アグレッシブな自分の良さは出せたと思う」。17歳年上の先輩MF二川孝広に対して、遠慮なく食らいつくなどG大阪に思い通りの攻撃をさせない。

 ここまでは左サイドからの攻撃が続いたが、26分の好機は右サイドから。高い位置でボールを持ったDF小島雅也(仙台)から、PA前中央に陣取った三好の下に渡る。「3日間という短い間だったので、ここまでチームがやってきたことに上手く溶け込めるように意識していた。久々の代表だったので、自分がこれまでやってきたこともアピールしようと思っていた」。そう意気込んだ三好はDFを背負った状態から上手く反転し、シュートまで持ち込んだが、GKに阻まれCKに。このCKから、小川はヘディングシュートを狙ったが、枠を捕えることができない。

 以降もU-19代表候補の攻撃のペースは落ちず、34分には左サイド破った遠藤のパスをゴール前の小川がダイレクトで合わせて2点目をマークすると、37分にも再び決定機到来。コーナー付近で小島がかけたプレスがミスを誘うと、こぼれ球を森が拾って、PA中央にボールを展開。待ち受けた小川が後方にボールを流すと、最後は三好が左足でゴールを狙ったが、惜しくも左ポストに阻まれた。

 2点リードで迎えた後半は、キャプテンマークを託されたDF冨安健洋(福岡)一人を残して、大幅なメンバーチェンジを実施。対するG大阪も前日にU-19代表候補合宿から離脱したDF野田裕喜とFW堂安律を投入するなどスタメンから大きく陣容を変えた。前半同様に代表チームへの生き残りをかけてアピールをしたいU-19代表候補だったが、「守備の所は良い形で獲れても、一番大事な所でのミスが多かったので、シュートまで結びつかなかった。また、そこから守備の時間が長くなってしまった」(内山篤監督)と後半は苦しい展開に。それでも、「自分たちがしっかりと守備のポジションをとっていれば、やられる感じはなかった」と内山監督が口にしたように、落ち着いた守りでピンチを凌ぎ、無失点を維持する。

 残り10分を切ってからは、攻撃のギアを再び上げる。35分には中盤でのパス回しから右サイドに転じ、MF高木彰人(G大阪)の下へ。強引なドリブルで、ゴール前の密集をかわし、シュートまで持ち込んだものの、DFに阻まれてしまう。41分にも、MF鈴木徳真(筑波大)からのパスを受けたMF伊藤涼太郎(浦和)が、左サイドを突破し、ゴール前にクロスを入れたが、味方と合わず。試合は2-0でタイムアップを迎えた。

 試合後、指揮官が口にしたのは2得点を奪った攻撃よりも、無失点で終えた守備への評価だった。「結果的には3位で終わったけど、良い部分もあった。マリ、メキシコ、これから最終予選に入っていくバーレーンとガチンコの勝負をして、自分たちがまだまだ甘いというのがそれぞれ認識できたと思う」と振り返る3月末のバーレーン遠征では3試合で7失点。今回の大阪合宿では失点に繋がるミスを減らすために、選手の距離間を確認するなど課題への対応を行った。成果が早速、表れた格好となり、「昨年の1次予選を終えてから、失点が続いていた。立ち上がりはバタバタしたけど、無失点で終えたことは評価できる」。

 また、「1次予選に入っていなかった市丸や神谷(優太)が短い期間の間でもチームのコンセプトを理解しながら、自分の良さをアピールしてくれているのは良い刺激になっている」と内山監督が続けたように、昨年10月に戦ったAFC U-19選手権予選(U-20W杯アジア1次予選)以降に代表に加わった選手の存在も大きな収穫。内山監督は「(チームコンセプトを)共有するトレーニングができたし、新しいメンバーも見られ。新しい発見があった意義ある合宿だったと思います」と充実した表情で3日間を締めくくった。

[写真]年代別日本代表候補合宿初選出の遠藤はキレのある動きでアピール

(取材・文 森田将義)

「エボリューション」と喜ぶハリル、柏木が“直電話”で異例の面談直訴「エボリューション」と喜ぶハリル、柏木が“直電話”で異例の面談直訴

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「エボリューション」と喜ぶハリル、柏木が“直電話”で異例の面談直訴
 選手からの異例の“直電話”だった。日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督は13日、都内でキリン杯の日程発表会見に出席し、浦和レッズのMF柏木陽介から電話があり、明日14日に都内のJFAハウスで会談することを明らかにした。

「日本代表が始まって以来、初めて選手から直接電話が来て、代表監督のオフィスにあえて彼から来ることになった」。ハリルホジッチ監督は誇らしげに驚きの事実を明かした。日本サッカー協会の霜田正浩ナショナルチームダイレクターによると、柏木から霜田氏へ電話があり、「監督と話がしたい」という要望を受け、選手と代表監督の“特別面談”の場を急きょセッティングした。

「これもエボリューション(進化)だ。私は常に代表監督室にいるし、選手にも『ドアはいつもオープンにしてある』と言っている。これも(代表チームが)発展していっている証拠。試合でなくても、これも仕事だ」

 選手が自ら代表監督との面談を直訴し、自分とディスカッションするために都内のJFAハウスまで来る。その行動がうれしかったのか、霜田氏は「こっそり来て、こっそり帰るはずだったのに」と、指揮官の“暴露”に苦笑い。「監督からすると、彼の気持ちがうれしくて話したのではないか。選手と監督の距離が縮まっているということ」と歓迎していた。

(取材・文 西山紘平)

●ロシアW杯アジア最終予選特集
●ロシアW杯各大陸予選一覧

アジア杯4強3チームひしめくB組…ハリル監督「ロシアまでの道はかなり困難」アジア杯4強3チームひしめくB組…ハリル監督「ロシアまでの道はかなり困難」

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アジア杯4強3チームひしめくB組…ハリル監督「ロシアまでの道はかなり困難」
 ロシアW杯アジア最終予選の組み合わせ抽選会が12日、マレーシアのクアラルンプールで行われた。6大会連続の本大会出場を目指す日本はオーストラリア、サウジアラビア、UAE、イラク、タイと同組のB組を戦うことが決定した。

 15年1月に行われたアジア杯で4強に入ったチームのうち、3チーム(豪州、UAE、イラク)がB組に入った。JFAによると、日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督は、特に8強で日本を破ったUAEを警戒した。

「組み合わせを見ましたが、前回のアジア杯でベスト4に入ったチームのうち、3つが同じグループに入っています。その中でもUAEは日本に勝利したチームです。ロシアまでの道はかなり困難なものになっていると感じます。しかしそのことは既に分かっていましたし、我々の目的もぶれていません。ロシア大会へ進むために予選を突破したいと思います」

「最終予選、まず初戦が重要になります。簡単な相手はひとつもいない。毎試合100%出しきって戦わないといけません。そして1試合目は美しい勝利でスタートしなければなりません。その後、タイへ行くわけですが、この9月の2試合はかなり重要になってきます。2試合に勝つトライをしなくてはいけませんし、それによって自信と団結を強めることで、次のステップへと進みたいと思います」

「チームを本大会に連れて行くためにも、すべての困難にしっかり対応していきたい。今まで数か月、選手たちにも伝え続けていますが、最終予選は本当に難しいです。チームはさらにパフォーマンスを高めないといけません。私が就任した当初はW杯とアジア杯の失望が彼らを苦しめ、ロシアW杯に向けた準備ができていない状況でした。ただこの一年をかけて、ディスカッションを重ね、彼らの勝利への飢えと野心が変わってきたように感じます。今はW杯へ向けた雰囲気を持っている状況です」

 そしてサポーターの更なる後押しが必要だと説いた。

「サポーターの皆さんもいつも我々を後押ししてくれています。これから2次予選よりもさらに難しい相手との対戦が待っています。今まで以上にスタジアムで存在感を示し、我々のサポートをしていただきたいと思います」

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ヘッド弾の柴崎を称えるハリル「新しい岳を発見できた」ヘッド弾の柴崎を称えるハリル「新しい岳を発見できた」

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ヘッド弾の柴崎を称えるハリル「新しい岳を発見できた」
 日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督は13日、都内でキリン杯の日程発表会見に出席し、「2試合勝つトライをする」と、トーナメント方式に変わったキリン杯の優勝を誓った。

「もしかしたら23人ではなく、25人、26人選ぶかもしれない。今までにない選手にもチャンスがあるかもしれない」。キリン杯のメンバー選考についてそう話すと、選考基準について「資格があるかどうか、それだけだ」と力説。「本田、香川、岡崎、長友であろうが、資格がなければA代表には呼ばないとハッキリ言っている」と、海外組、国内組を問わず、さらなる競争を促した。

「日本人のキャラクターを変えたいとも思っている。何人かの選手はもっとキャラクターを発展させてほしい」。選手の個性、性格面にも言及する指揮官はMF柴崎岳(鹿島)の名前を挙げ、「彼ともコンタクトを常に取っているし、いろいろな話をした」と述べた。

 昨年3月のハリルジャパン初陣からコンスタントに招集されていた柴崎だが、昨年10月の中東遠征を最後に日本代表からは遠ざかっている。それでも「こないだは柴崎岳を見るためだけにカシマに行った」と、10日にカシマスタジアムで行われたJ1広島戦視察の目的が柴崎にあったと明かした。

 この試合で柴崎は後半12分にMFカイオの左クロスに頭で合わせ、決勝点を奪った。今季初ゴールがリーグ戦では自身初のヘディング弾。これにはハリルホジッチ監督も「新しい(柴崎)岳を発見できた。しかも頭で得点した。(柴崎が)前回、いつ頭で得点したか分からないが、ヘディングで決めたのは驚きだった」と称え、「そうすることで岳はあらためて私にとって興味深い選手になった」と、キリン杯での代表復帰も示唆した。

(取材・文 西山紘平)

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C・ロナウド、イブラとの対比で岡崎を絶賛するハリル「全選手の良い模範」C・ロナウド、イブラとの対比で岡崎を絶賛するハリル「全選手の良い模範」

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C・ロナウド、イブラとの対比で岡崎を絶賛するハリル「全選手の良い模範」
 日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督は13日、都内でキリン杯の日程発表会見に出席し、「岡崎のチームが本当にタイトルを獲ってほしいと思っている」と、FW岡崎慎司の所属するレスター・シティのプレミアリーグ制覇に大きな期待を寄せた。

 残り5試合で2位トッテナムに勝ち点7差を付け、首位を快走しているレスター。世界最高峰のリーグで奇跡の初優勝が現実味を帯びてくる中、ハシルホジッチ監督は「レスターはファンタスティックと呼べる状況だ。ヨーロッパではレスターの話しか出ないほどだ」と、その意味を語る。

 そのレスターで13試合連続先発出場を続けるなどレギュラーを張る日本代表FWについて「岡崎はすべてを出し尽くす選手だ。このような人物がチームにいるのはうれしいこと。チームのために彼は犠牲を払う。クリスティアーノ・ロナウドやイブラヒモビッチのようなエゴイスティックな選手ではない」と、その献身性をあらためて称え、「毎試合彼を見るたびに、チームで本当にすべてを出し尽くしていると思う」と称賛の言葉を惜しまなかった。

 国際Aマッチ100試合出場となった3月29日のシリア戦では岡崎にキャプテンマークを託した。「ロッカールームでも“褒め殺し”というぐらいオカの偉業を称えていた」(FW本田圭佑)というハリルホジッチ監督だが、この日の会見でも「みんなの前で『全選手が岡崎のような全力を出し尽くす姿を見せてほしい』と話した。フットボールをやっている全選手に対しても良い模範だと思う。2、3人の選手には『岡崎を見てくれ』と、ただ一言だけ言った。他の説明はしなかった」と、まさに褒めちぎった。

「岡崎のチームが本当にタイトルを獲ってほしいと思っている。21世紀に残る大仕事とは言えないかもしれないが、それに近いものだと思う。団体スポーツとしてすべてが可能だという良い例をレスターが見せてくれている。私たちもW杯本大会に行きたいし、レスターのような野心を持ってやっていきたい」。一人の監督として、レスターが成し遂げようとしている偉業に刺激も受けているようだった。

(取材・文 西山紘平)

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[練習試合]エースが2発!経験豊富なDFに“敢えて”挑んだU-19日本代表FW小川航基[練習試合]エースが2発!経験豊富なDFに“敢えて”挑んだU-19日本代表FW小川航基

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[練習試合]エースが2発!経験豊富なDFに“敢えて”挑んだU-19日本代表FW小川航基
[4.13 練習試合 U-19日本代表候補 2-0 G大阪 G大阪練習場]

 主力組ではなく、U-23のメンバーが大半とはいえ、一昨年のJリーグ王者であるガンバ大阪から2ゴール。U-19日本代表のエースFW小川航基(磐田)が前線で存在感を発揮した。

「『1-0でも勝つことが大事だ』と(内山篤監督から)言われていた。ガンバには有名な選手とか、歴史のある選手がいますけど、名前に負けないように絶対に勝とうと。局面でも勝とうという意識が強かったのが、結果に繋がったと思います」。そう試合を振り返ったように、開始直後から前線で積極的に仕掛けた。マッチアップしたのは過去にフル代表に選出されたこともあるDF岩下敬輔。「身体が強いのは分かっていたからこそ、ずっと岩下選手の所にいた。自分がどれくらいできるのか試したい気持ちもあったし、Jリーグでも活躍している選手相手に、どんどん経験を積みたかった」と逃げるのではなく、敢えて果敢に挑んでいったという。

「ビルドアップも上手いし、身体も強い。足が出てくる所で出てくるし、激しさが印象的だった」と実際に対戦した印象を口にしたように、リーグでも屈指の激しい守りに苦戦する場面も見られたが、当たり負けせずにボールを収めて起点になる場面も。引いて受けることが多かったFW森晃太(甲府)と共に攻撃の起点になりながら、ゴール前へのボールに対しては果敢に飛び込んでいった。

 最初に成果が表れたのは前半17分。MF遠藤渓太(横浜FM)が放ったシュートをGKがこぼした隙を逃さず、冷静にゴールネットに流し込んだ。続いてのチャンスは34分。今度は遠藤が左から送った低いクロスをダイレクトで合わせて2点目。息の合った連係で2ゴールを呼び込んだ遠藤とのホットラインだけでなく、37分には素早いパスワークからMF三好康児(川崎F)の左ポスト直撃弾を呼び込むなど、周囲とのコンビーネーションの良さが目立った。小川は「回数を重ねるごとにコミュニケーションをとれてきているし、どういった特徴を持つ選手なのか分かってきた。そこのコミュニケーションを増やして、10月のバーレーン(U-20W杯アジア最終予選開催地)で結果を残すことが大事」と確かな手応えを話した。

 個人での出来に話が及ぶと、「45分で2点を獲れたのは良かったけど、3点目を獲るチャンスもあった。それが2点しか獲れないというのはありますが、結果を残せて良かった」と安堵した様子。一方で、「「イージーミスが多かった。真ん中からちょこちょこやり過ぎた。もっとサイドで2対1の状況を作ったり、中が無理ならまず外を使って、(中を)開けてからクサビのパスを入れたり、もっと工夫をしないと相手のレベルが上がってくると難しいのかなって思った」と課題も口にした。

 チームでは6日に行われたナビスコカップの甲府戦でプロデビューを果たしたばかり。良い流れに乗って、この日もU-19日本代表のエースとしての存在感を示す活躍を見せたが満足はしていない。「代表で活躍することで、チームと監督へのアピールになる。どういった所でも自分が結果を残すことだけを考えて、いつもやっている。プロデビューしたからと言っても満足できない。ナビスコではなく、Jリーグの舞台で先輩たちを上回っていきたい」と意気込んだ。

(取材・文 森田将義)

キリン杯日程発表、ハリルホジッチ監督会見要旨キリン杯日程発表、ハリルホジッチ監督会見要旨

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キリン杯日程発表、ハリルホジッチ監督会見要旨
 日本サッカー協会は13日、今年6月に開催されるキリン杯のマッチスケジュールを発表し、6月3日に豊田スタジアムで行われる準決勝の組み合わせは日本対ブルガリア、ボスニア・ヘルツェゴビナ対デンマークに決まった。

以下、ハリルホジッチ監督の会見要旨

バヒド・ハリルホジッチ監督
「かなり重要な大会だ。日本代表にとっては、W杯アジア最終予選に向けて大きなテストになる。我々が招待した3チームはW杯本大会に行くかもしれない。もしかしたらロシアで当たる相手かもしれないということだ。私たちよりもこの3チームが強く、経験があるとしても、この2試合に勝つトライをする。大会をすべての勝利で終える。我々に喜びをもたらす。サポーターの皆さんに、スポンサーのキリンに喜びをもたらす。そうすることで最終予選の素晴らしい準備になると思う。多くの皆さんに足を運んでいただけるように期待しているし、FIFAランキングで我々より上位のチームに我々がどう対抗していけるかも期待している。

 この3チームはまったくスタイルが違う。パワーが強い、テクニック、タクティクスに秀でている、または混ざったチーム。このような特徴を持った相手なので、早く彼らと試合がしたいという思いでいっぱいだ。3チームについて私がどのような印象を持っているか話したい。

 ボスニア・ヘルツェゴビナは私の母国だ。FIFAランキングで20位に入っている。個人の能力はかなり高い。何人かの選手はかなりハイレベルだ。すでに向こうの監督とも話をしたが、トーナメントを勝つために(日本に)来たいと言っていた。

 デンマークはかなりパワーのあるチームだ。デンマークのサッカーの歴史上、初めて彼らはシステムを変えた。前回の試合で3-5-2を使っている。驚いたのは、7人か8人が190cm以上の選手だった。特に空中戦はかなり強い。何人かの選手は欧州のビッグクラブでプレーしている。

 ブルガリアはキリン杯によく招待されているチームだと思うが、過去5試合の日本との対戦で、彼らが4回勝って、1回引き分けている。つまり日本は勝っていない。約1週間ほど前にポルトガルと試合をして、1-0で勝っている。世界の5位か6位に入るチーム相手に素晴らしい試合をした。ブルガリアのフットボールも新しくなっている。難しい時期もあったが、今は若手が台頭して、野心を持ったチームに生まれ変わっている。これが今抱いている3チームに対する印象だ。これから時間をかけて3チームの知識を増やしていきたい」

―キリン杯はW杯アジア最終予選の対策になるか?
「オーストラリアが少しデンマーク、少しブルガリアという形だ。オーストラリア対バーレーンの試合を見たが、サイドからセンタリングを使ってというプレーをしていた。ケーヒルが常にそれに合わせてくる形だ。さらにブルガリアのようなアグレッシブさも持っている。特にアウェーではそうだ。オーストラリアは若手も台頭している。空中戦もかなり強い。そういったことも考えて招待した。いろんなスタイルを持ったチームを呼びたいと思った。テクニックに偏っているチーム、デンマークのような空中戦に強いチーム。そして、アグレッシブさを持っているブルガリア。そういったことがオーストラリアとやるときの準備になる。イラクもそうだ。

 UAE、サウジアラビアは少しテクニックに傾いているチームだと思う。タイもホームでやる試合はデュエルが大事になる。特にアウェーに行ったとき、そのアグレッシブさ、荒々しさに我々が対応できるか。日本代表の監督をやる前から印象があるが、デェエルに対して日本チームはあまり強くないという話も聞いていた。そうした分析をもとに選手を刺激している。イランとアウェーで試合をしたが、そういう試合が待っているという認識のためだ。彼らのアグレッシブさに我々のアグレッシブさがどう対抗していけるかを見たい。前回の合宿でも我々のアグレッシブさに関してもっともっとレベルを上げていかないといけないと選手には話した」

―欧州勢相手に新しく試したいことはあるか?
「私たちの認識では、ヨーロッパのほうがアジアよりもレベルが高い。まったく違うスタイルでやってくる。しかし、次の準備のためにこれを有効に使いたい。それを我々のホームで試せる。彼ら(キリン杯の相手)にはかなりの経験がある。ホームでやろうが、アウェーでやろうが、彼らには関係ない。彼らは自分たちのスタイルを貫き通すと思う。彼らは高いレベルのリーグ戦を常にやっている。スタジアムを満員にしようが、相手はプレッシャーに感じないと思う。それが我々にとって良いテストになる。ここで自信を付けないといけない。勝つ文化を身に付けないといけない。我々が仕掛けにいかないといけない。

 最終予選は2次予選とはまったく違って難しい。第2段階に入っている。W杯本大会はまったく違ういろいろなチームが来る。五輪も4年かけて準備するが、まったく同じことだ。我々にとってキリン杯は素晴らしいテストになる。相手をリスペクトしながらも自分たちに自信を持たないといけない。そして2試合、勝ちにいこうと話している。強豪国が勝つとは限らない。チャンピオンズリーグでも第1戦でレアルが負けた。パリSGはマンチェスター・シティより強いと言われていたが、負けてしまった。常に勝ちたいと思う気持ち。それが代表チームにとっては必要不可欠だ。全選手がどのチームにも勝てるという気持ちを持ってほしい。私の経験をもとに選手にも『すべてが可能だ』と話している」

―準決勝の相手がブルガリアに決まったのは、昨日のW杯アジア最終予選の組み合わせ抽選の結果を受けて監督が希望したのか?
田嶋幸三会長「日程については契約したタイミングもそれぞれの国で違う。それぞれの了解を得た中で、私たちのほうでドローをして決めさせていただいた」

―岡崎のレスターでの最近のパフォーマンスについてどう見ているか?
「岡崎はすべてを出し尽くす選手だ。このような人物がチームにいるのはうれしいこと。チームのために彼は犠牲を払う。クリスティアーノ・ロナウドやイブラヒモビッチのようなエゴイスティックな選手ではない。レスターはファンタスティックと呼べる状況だ。欧州ではレスターの話しか出ないほどだ。毎試合彼を見るたびに、チームで本当にすべてを出し尽くしていると思う。前回のA代表では少し疲れていて、最後のほうで彼を代えたが、A代表では違う役割を果たしてもらっている。冗談で『レスターではボランチ、センターバックをやっている』という話をしているが、A代表ではまったく違う役割をしてほしいと思っている。16mの中で仕留める役割をしてほしい。今シーズン、彼はすごく疲労していると思う。キリン杯で疲労を感じたらプレーさせない判断もする。若い選手にも機会を与えたいし、私の目的はこのチームを本大会に連れていくことだ。2年後に選手がどうなっているかも予想しながら戦っていかないといけない。2018年に本大会に行ったときにパフォーマンスが高いのか。もしかしたらキリン杯に23人でなく、25人、26人を呼ぶかもしれない。すでに頭の中でいろいろ準備している。今までにない選手にもチャンスがあるかもしれない。

 岡崎が疲れていれば、違う選手が出るかもしれないが、国際Aマッチ100試合出場のときはみんなの前で『全選手が岡崎のような全力を出し尽くす姿を見せてほしい』と話した。フットボールをやっている全選手に対しても良い模範だと思う。2、3人の選手には『岡崎を見てくれ』と、ただ一言だけ言った。他の説明はしなかった。岡崎のチームがタイトルを獲ってほしいと思っている。21世紀に残る大仕事とは言えないかもしれないが、それに近いものだと思う。団体スポーツとしてすべてが可能だという良い例をレスターが見せてくれている。私たちもW杯本大会に行きたいし、レスターのような野心を持ってやっていきたい。前回のW杯に出た選手は後悔していた。つまりこのチームでは後悔したくないというメッセージだ」

―新しい選手を呼ぶための選考基準は?
「資格があるかどうか、それだけだ。みなさんが想像できないほど私たちはディスカッションを重ねて、霜田にはいつも電話をしてくれと言っている。国内組に関して特にディスカッションしている。霜田がACLのG大阪戦を見に行って、そのレポートが手元に来たが、パフォーマンスが一定に達していない選手がいるという報告だった。それを見た瞬間に霜田に電話してくれと言った。このようにプレーするならA代表には呼べないと。若い選手にも、経験ある選手にも、すべての選手に大きな信頼を抱いている。しかしながらトライも続けている。資格がなければA代表には呼ばない。

 例えば、大久保にも資格があると思う。私は年齢を考慮もしているが、34歳でありながら得点王を取り続けている。彼はA代表にも貢献してくれているし、リーグ戦にも貢献している。そして、大久保以外の若い選手にもトライしたいと私は思っている。私がチャンスを与えて、全員がそれを有効に活用したかは別の話だ。何人かの選手にはチャンスを与えたが、資格のなかった選手もいた。常に全選手を追跡して、いかなるときもチャンスを与えたいと思っている。今は日本サッカーに対して知識が増え、より深く、より正確な情報を伝えている。日本のフットボールに何が必要か完璧に把握している。

 海外組もそうだ。経験ある選手、リーダーの選手とダイレクトに具体的に話している。本田、香川、岡崎、長友であろうが、資格がなければA代表には呼ばないとハッキリ言った。彼らが中心となって見せないといけない。前回の代表戦で香川が何を見せたか。彼ともたくさんの話をした。そうすることによって我々の関係は強くなる。全選手がこうした信頼関係を築く協力をしてほしい。

 日本人のキャラクターを変えたいとも思っている。何人かの選手はもっとキャラクターを発展させてほしい。柴崎岳とも話をした。彼ともコンタクトを常に取っているし、いろいろな話をした。こないだは柴崎岳を見るためだけにカシマに行った。新しい(柴崎)岳を発見できた。しかも頭で得点した。前回、いつ彼が頭で得点したか分からないが、ヘディングで決めたのは驚きだった。そうすることで岳は私にとってあらためて興味深い選手になった。

 全選手に言えるが、(日本人選手は)いい人ばかりだ。しかし、グラウンドではサムライブルーが見たい。サムライは戦う人間だ。個人心理、集団心理を使って、時にはわざとこうやって刺激しないといけない。何人かはそういったことがまだ習慣化されていない。選手が大好きなので、あえてそういうことをする。私の愛情には厳しいことも含まれている。個人も組織も高めるために、あえて厳しく接している。

 何人か例を挙げたが、他の選手もそうだ。柏木陽介だが、日本代表が始まって以来、初めて選手から直接電話が来て、代表監督のオフィスにあえて彼から来ることになった。これもエボリューション(進化)だ。私は常に代表監督室にいるし、選手にも『ドアはいつもオープンにしてある』と言っている。そういったことも(代表チームが)発展していっている証拠だ。試合でなくても、これも仕事だ。私は何をすればいいか把握している。それが成功するかは分からない。フットボールの真実を言えば、それは結果だけだ。結果を得るには準備をしないといけない。スタッフ全員が止まらず、仕事をしている」

(取材・文 西山紘平)

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[練習試合]新戦力候補も躍動!U-19日本代表候補がFW小川2発でG大阪に勝利!(23枚)FW小川航基(磐田)は2ゴールを奪い、エースとしての存在感を見せた

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FW小川航基(磐田)は2ゴールを奪い、エースとしての存在感を見せた
[4.13 練習試合 U-19日本代表候補 2-0 G大阪 G大阪練習場]

 17年U-20W杯を目指すU-19日本代表候補が大阪合宿最終日の13日にトレーニングマッチでガンバ大阪と対戦。FW小川航基(磐田)の2ゴールによって2-0で勝った。

ハリルが描く仮想豪州、仮想サウジ…キリン杯のライバルを分析ハリルが描く仮想豪州、仮想サウジ…キリン杯のライバルを分析

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ハリルが描く仮想豪州、仮想サウジ…キリン杯のライバルを分析
 日本サッカー協会は13日、今年6月に開催されるキリン杯のマッチスケジュールを発表し、6月3日に豊田スタジアムで行われる準決勝の組み合わせは日本対ブルガリア、ボスニア・ヘルツェゴビナ対デンマークに決まった。

 過去15試合のうち14試合が対アジア勢だったハリルジャパンにとって初の欧州勢との対戦。バヒド・ハリルホジッチ監督は記者会見でライバル3か国の印象を語り、9月に開幕するW杯アジア最終予選に向けて「大きなテストになる」と位置付けた。

「この3チームはまったくスタイルが違う」と前置きしたうえで、指揮官にとって母国でもあるボスニア・ヘルツェゴビナについては「FIFAランキングで20位に入っている。個人の能力はかなり高い。何人かの選手はかなりハイレベルだ」と指摘。FWエディン・ジェコやMFミラレム・ピアニッチ(ともにローマ)らタレントを抱え、W杯初出場となった14年ブラジル大会は1勝2敗のグループリーグ敗退に終わったが、「向こうの監督とも話をしたが、トーナメントを勝つために(日本に)来たいと言っていた」と、すでに敵将ともコンタクトを取っているようだ。

 デンマークはブラジルW杯、EURO2016ともに欧州予選で敗退。EURO1992で優勝し、98年フランスW杯では8強入りしている古豪だが、「デンマークのサッカーの歴史上、初めて彼らはシステムを変えた。前回の試合で3-5-2を使っている。驚いたのは、7人か8人が190cm以上の選手だった。特に空中戦はかなり強い」と、そのプレースタイルの変化と圧倒的な高さを警戒した。

 日本が準決勝で対戦するブルガリアもW杯は過去4大会連続、EUROは過去3大会連続で予選敗退。近年は世界の表舞台に立っていないが、「ブルガリアのフットボールも新しくなっている。難しい時期もあったが、今は若手が台頭して、野心を持ったチームに生まれ変わっている」と、世代交代が進んでいる。

 FIFAランキングでは日本の57位に対し、ボスニア・ヘルツェゴビナは20位、デンマークは41位だが、ブルガリアは69位と日本よりも低い。しかし、過去の対戦成績で日本はブルガリアに1分4敗と一度も勝ったことがない。さらにブルガリアは3月25日の国際親善試合でポルトガルを1-0で下しており、「世界の5位か6位に入るチーム相手に素晴らしい試合をした」と、その実力を過小評価すべきではないと強調した。

 そのうえでキリン杯がW杯アジア最終予選のシミュレーションになるかどうかを聞かれたハリルホジッチ監督は「オーストラリアが少しデンマーク、少しブルガリアという形だ」と指摘。サイド攻撃を重視し、FWティム・ケーヒルを筆頭にした空中戦の強さはデンマークに共通する部分があり、「さらにブルガリアのようなアグレッシブさも持っている」と、デンマーク、ブルガリアを仮想オーストラリアと位置付けた。

 さらに「UAE、サウジアラビアは少しテクニックに傾いているチームだと思う」として、「テクニックに優れた非常に質の高いチーム」と評するボスニア・ヘルツェゴビナが仮想UAE、仮想サウジアラビアになると考えているようだ。

「いろんなスタイルを持ったチームを呼びたいと思った。テクニックに偏っているチーム(ボスニア・ヘルツェゴビナ)。デンマークのような空中戦に強いチーム。そしてアグレッシブさを持っているブルガリア」。三者三様の相手だからこそ、さまざまなテストができる。アジア最終予選までの実戦の機会はキリン杯の2試合だけ。指揮官は「彼らは自分たちのスタイルを貫き通すと思う。スタジアムを満員にしようが、相手はプレッシャーに感じないだろう。それが我々にとって良いテストになる。ここで自信を付け、勝つ文化を身に付けないといけない」と力説した。

(取材・文 西山紘平)

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