
[4.10 U17アジア杯GL第3節 日本 2-3 オーストラリア タイフ]
「神様からの贈り物だと思う」。奇跡的なU-17アジアカップグループリーグ突破とU-17ワールドカップ出場が決まった直後、U-17日本代表の主将FW浅田大翔(横浜FM)はフラッシュインタビューでそう口にした。
日本はグループリーグ最終節でオーストラリアに2-3で逆転負けを喫した。同時キックオフのベトナム対UAEでどちらかが勝利した場合、日本のGL敗退が決定。試合はベトナムの1点リードで進んでいたが後半42分にUAEが追いついてドロー決着。この結果、日本が首位の座を守って準々決勝進出を果たすことができた。
日本の選手たちは試合終了後、後半アディショナルタイムが続いていた他会場の動向を食い入るように確認。首位通過の確定と同時に駆け出し、抱き合い、中には涙も流す選手もいる中で喜びを爆発させた。
これで日本はアジア3連覇への挑戦も続くことになった。主将の浅田は「ここからはPKを含めて一発勝負の戦いになるので、またチームで一丸となる必要がありますし、しっかり回復して次に向けて良い準備をしたいです」と今後の戦いに目を向け、再スタートを切る構えだ。
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