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満田が3アシスト、トップ昇格8年目イヨハはクラブ初弾!! “先発総替え”広島がフィリピン王者倒してACL2白星発進広島が快勝

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広島が快勝
[9.19 ACL2 GL第1節 広島 3-0 カヤ 広島SS]

 サンフレッチェ広島は19日、AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)のグループE第1節でフィリピン王者のカヤ・イロイロに3-0で勝利した。ACL2はアジアサッカー連盟(AFC)による今季のACL再編で設定された大会で、ACLエリートに次ぐ第2層大会。日本勢は広島のみが参加している。

 ミヒャエル・スキッベ監督はターンオーバーを行わない傾向にあるが、今回は先発メンバー11人を総入れ替え。広島はJ1優勝を争う中で連戦が続いており、直近のリーグ戦から中4日、次戦まで中2日という日程を加味して大胆なメンバー変更に打って出た。高校3年生世代のMF中島洋太朗とFW井上愛簾も揃って先発入りし、井上は18歳のバースデーマッチとなった。

 一方のカヤ・イロイロは先発にMF山崎海秀、FW斎藤彰人、FW堀越大蔵、控えにFW駒木秀人と日本人選手4人を登録。監督も日本人で星出悠氏が指揮を執った。

 広島は前半4分にいきなり決定機。中島が井上の落としを受けてスルーパスを出すと、MF柏好文が1対1になってシュートを打つ。しかし枠を捉えられなかった。なお映像では柏の位置がオフサイドポジションのようにも見えたが、ACL2は決勝トーナメントからVARが採用される。

 前半34分にはカヤ・イロイロがチャンスを作る。堀越がカウンターで左サイドからゴールに迫るとカットインから右足を振ったが、GK田中雄大の正面に飛んだ。堀越はフィリピンリーグ得点王とMVPの受賞歴を持ち、昨季のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)では横浜F・マリノスからゴールを奪っている。

 ただ戦力で勝る広島は前半37分、DFイヨハ理ヘンリーがドリブルでペナルティエリア内に侵入すると一度阻まれながらもすぐさま奪い返して攻撃を続行。最後はMF満田誠のクロスをFWドウグラス・ヴィエイラがスライディングシュートで合わせて先制した。

 先制した広島は前半43分、MF中島洋太朗がゴールやや左からのFKで直接ゴールを狙ったが、わずかに枠の上に飛んだ。前半は広島の1点リードで終了した。

 広島は後半からMF茶島雄介とD・ヴィエイラに代えてDF中野就斗とFWゴンサロ・パシエンシアを投入した。すると後半9分、満田の持ち運びからボールを受けたパシエンシアがPA内左から右足を豪快に振り抜き追加点。ポルトガル代表歴を持つパシエンシアは公式戦2戦連発となった。

 カヤは後半14分に駒木を投入し、ピッチに4人の日本人選手が揃う状態に。それでも広島が主導権を握り続けると同15分、柏のクロスに満田が飛び込むとこぼれ球にMF越道草太が反応する。しかしシュートはGKパトリック・デイトに阻まれた。

 後半20分には満田が素早くスローインを行って返しを受けると、左サイドからクロスボールを供給。前線に上がっていたイヨハが頭で合わせて3点差とした。満田はこれが今日3アシスト目。イヨハは2017年にトップ昇格するも翌年から昨年まで他クラブへ期限付き移籍。今季から広島に復帰し、プロ8年目にして待望の広島での公式戦ゴールとなった。

 広島は後半41分、DF細谷航平のパスカットから最後は井上がミドルシュートを放ったが、大きく枠の上に外れてバースデーゴールとはならなかった。ただ最後まで試合を支配し続けてタイムアップを迎え、新大会のACL2初戦を快勝で飾った。

●ACL22024-25特集

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